~トゥレット症候群の新しい治療法の日本での導入を目指して~トゥレット症候群治療推進学会がクラウドファンディング「READYFOR]で希望に繋がるプロジェクト開始

トゥレット症候群治療推進学会は、日本での新しい治療法の導入を目指し海外医師を招聘しシンポジウムと技術セミナーを5/3~4大阪大学にて開催いたします。海外医師招聘の資金調達のためにクラウドファンディングサービス「READYFOR」にて26万円を目指し、プロジェクトをスタートしました。「トゥレット症候群」はチックを主症状とする脳の神経疾患です。症状があまり目立たない人から、自分の意思とは関係なく激しい体の動きや大きな声で日常生活もままならない方もいます。まだ原因や発症のメカニズムの全容は解明されておらず、完治療法も見つかっていません。様々な治療法が世界中で研究開発されていますが、日本では未導入の米国の歯科医師が開発した歯科スプリントによる治療の研究・施術実現のためのプロジェクトです。なお本プロジェクトの募集締め切りは3月26日、一口3000円から支援することが可能です。

トゥレット症候群の日本での治療環境改善を目指すトゥレット症候群治療推進学会は(所在地:神奈川県藤沢市、会長:浅井晃代)は、2016年2月25日よりクラウドファンディングサービス「READYFOR」にて、歯科スプリント治療の日本での導入のためのプロジェクトを開始しました。

海外歯科医師招聘のための資金のうち渡航費をクラウドファンディングで集めます!

日本ではあまり知られていない「トゥレット症候群」の認知度を上げ、正しい理解と支援につなげ皆が暮らしやすい社会になることも目標に掲げております。

 

「トゥレット症候群の新しい治療法の日本での導入を目指して」

https://readyfor.jp/projects/tourette-ncvd

 

 

 

本プロジェクトでは、5月3日 大阪大学中之島センターでトゥレット症候群治療推進学会が第1回学術総会として「歯科用スプリントによるチックと随伴症状の治療」と題して開発者の歯科医師Dr. Anthony B.Simsを米国から招聘し市民公開シンポジウムを開催いたします。

さらに、この新しい治療技術移転として歯科医師向けの技術セミナーを5月4~5日大阪大学歯学部付属病院にて開催いたします。

 

「トゥレット症候群」は、運動チックと音声チックの両方が一年以上続く脳の神経疾患です。症状や経過には個人差がありますが、重症な方は難病とも言えます。また日本でのトゥレット症候群の認知度が低いために奇異な目で見られたり、誤解や偏見などにより社会的障壁がとても大きく患者・家族はとても困っています。

家庭でも自分ではコントロールしがたい動きや声に一日中支配され、本人も家族も辛く疲弊しきっています。大きな動きや大きな声・言葉が自分の意思とは関係なく出現するため、公共の場・学校生活・就労など困難を極めます。

また、チック症状だけでなく、OCD(強迫性障害)、ADHD、怒り発作など様々な随伴症状に苦しんでいる方も多くいらっしゃいます。

現在、トゥレット症候群を含むチック障害の原因は親のしつけやストレスなどの心理的要因ではないとされています。(日本では親のしつけ、過干渉や愛情不足が原因であるといった誤解もいまだに根強くあります)

生物学的要因の関与が示唆されていますが、発症や症状の変動性などのメカニズムの全容は完全には解明されていません。したがって残念ながら完治療法もまだ見つかっていません。

 

現在日本では、主な治療法として

①家族ガイダンスと心理教育

②薬物療法

③CBIT(チックの特徴を理解して適切に対応する方法を身に付ける行動療法のプログラム、日本ではまだあまり普及していません)

④DBS(脳深部刺激療法・外科的治療)

などがあげられますが、なかなか症状の緩和に結びつかない方がいらっしゃるのも事実です。

 

昨年(2015年)トゥレット症候群とチックに関する「第一回世界会議」がロンドンで開催されました。その会場で歯科スプリント(マウスピース)治療を開発された医師と面談する機会を得ました。実際に娘も昨夏この治療のために渡米し診察を受けました。現在もスプリント(マウスピース)装着中ですが、症状の軽減につながっております。

ぜひ日本でもこの治療の導入をと考え、開発者の医師と交渉させていただきましたところ快くお引き受けいただきました。

 

~歯科スプリント治療について~

顎関節を含む歯科的・口腔外科的なアプローチによる治療で、チックなどの運動障害及びOCD(強迫性障害)やADHD(注意欠如多動性障害)などの随伴症状の軽減または消失することが期待されるものです。

まだこの治療に関しては米国でもエビデンスの検証中ではありますが、実際にチック症状が軽減・消失した症例が100例以上あるとのことです。

※詳細な理論や実際の治療法につきましては、学術総会までお待ちください。

http://pntts.net/

 

 

 

一口3000円から支援を受け付けており、シンポジウムの抄録集や開催地大阪にちなんだ美味しい品等のリターンを手に入れることができます。本プロジェクトは3月26日23時〆切であり、目標金額の26万円に達した場合のみ、プロジェクトが成立となります。

https://readyfor.jp/projects/tourette-ncvd

↑こちらのURLから入っていただきリターンを選択していただきます。その後支払い情報の入力、確認作業をしていただきます。応援のコメントもいただければ幸いです。

皆様の温かいご支援はこのプロジェクト成立のみならず、日本ではあまり知られていない病気を知る機会を多くの人に広め、一人一人が暮らしやすい世の中にしていくという素晴らしい社会貢献につながります。

 

 

 

【クラウドファンディングとは】

 

インターネット上で個人や団体、株式会社などがプロジェクトを提案し、不特定多数の方からお金を集める仕組み。2000年代初頭から、欧米を中心に企業・団体・アーティストなどが利用したことで広まり、日本では震災後に活発化。被災地支援や医療問題、製造存続の危機に瀕した製品の継続、海外に渡航し夢を実現したい人に至るまで、あらゆる企画が「共感」によって資金を集め、企画を実現させています。

 

 

【今後の展望】

 

次年度は、日本ではあまり普及していないCBIT(チックの特徴を理解して適切に対応する方法を身に付ける行動療法のプログラム)の専門家を海外から招聘し、直接ご講演ご指導していただく予定です。

さらに、日本では紹介されていないヨーロッパ式の行動療法につきましても検討中です。

 

 

【トゥレット症候群治療推進学会】

 

事務局:〒251-0025 神奈川県藤沢市鵠沼石上1-2-10 Wel-BIZ藤沢602

こまち心理オフィス内

代表者:会長 浅井晃代

設立:2015年10月

Tel:0466-47-8164

URL:http://www.pntts.net/gakkai/

事業内容:トゥレット症候群に関する海外からの新しい治療・対症療法の情報発信。海外からの医師・関係者を招聘し、日本国内の治療研究者との交流を図るとともに研究促進の機会創出



添付画像・資料

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企業情報

企業名 トゥレット症候群治療推進学会
代表者名 浅井 晃代
業種 医療・健康

コラム

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