文科省の指導要領が改定。接客技術の指導が必須に。学校の先生が営業マンの訓練をうける

文科省の指導要領(商業科高校)が改定されたため、宮崎県内の商業高校(全27校)教員で構成される宮崎県高等学校教育研究会商業部会は、全国に先駆けて平成27年7月2日(木曜日)に営業トークのロールプレイ訓練を一斉受講する。

文科省の指導要領が改定。接客技術の指導が必須に。学校の先生が営業マンの訓練をうける

宮崎県内の商業高校(全27校)教員で構成される宮崎県高等学校教育研究会商業部会は、平成27年7月2日(木曜日)に営業トークのロールプレイ訓練を一斉受講する。

消費者に対面販売を行う際に、「どのような振る舞いをすべきか」「「どのような順番で話すべきか」「どのような内容を話すべきか」など、営業の現場で活用されているセールステクニックについて総合的に学ぶ機会となる。

こうした研修が実施されるに至った背景には、文部科学省が制定する高等学校学習指導要領の改定が影響している。平成21年3月9日に公示された商業科の新指導要領によれば、『広告や販売促進などに関する知識と技術を習得させ、企業と消費者間のコミュニケーション活動の意義や役割について理解させるとともに、販売に関連する活動を主体的、創造的に行う能力と態度を育てる』を目標に、「広告と販売促進」という指導項目が新たに加わった。この新指導要領には、『販売活動として人的販売』や『接客の方法』という課題が付与されており、平成25年4月の入学生から段階的に適用することとされている。

すなわち、学校の先生たちは、ビジネスや商売の現場で行われているセールストークや接客方法について生徒たちに指導することが求められることになる。

ところが、学校で教鞭をとる教員自らがセールスや接客を体験する機会は乏しい。そこで、営業トークやマーケティングの専門家を招き、自らが営業マンの役割を演じる「ロールプレイング形式を使ったトレーニング」の導入を教員自らが企画立案した。

企業にとって営業活動の意味、営業マンの役割と種類、人がモノやサービスを買ってしまうメカニズム、購買心理のプロセスのほか、消費者との円滑なコミュニケーションを行う方法、印象のコントロール方法、クロージング技術の磨き方、ヒアリング型セールス技術の解説など、業績を伸ばしている企業が取り入れているノウハウを学ぶとともに、相手に好印象を与える距離の取り方、表情のつくり方、声の出し方、強引な売り込みとスムーズな売り込みの違いなどを体験する。実施場所は、日本教育公務員弘済会宮崎支部教弘会館。
先生たちが本気で頑張っている姿を、ぜひ取材お願いします。

■本記事へのお問い合わせは、
TEL :0986-22-1758(都城商業高等学校)担当:クボまで

団体名 :宮崎県高等学校教育研究部会商業部会
学習指導研究会 マーケティング研究会 
住 所 : 〒885-0053 宮崎県都城市上東町31街区25号
TEL :0986-22―1758
FAX :0986-22―1759

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企業名 株式会社マーケティングトルネード
代表者名 佐藤昌弘
業種 ビジネス・人事サービス

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