USB3.0対応FPGAシステム開発ボード『CX-Card5』を発表

長野県の最先端技術開発ベンチャー企業、プライムシステムズ社は、11月5日、論理回路設計者やシステム開発者向けにUSB3.0対応FPGAシステム開発ボード『Smart-USB Sigma製品ファミリ』の新製品『CX-Card5』の販売を開始しました。

長野県の最先端技術開発ベンチャー企業、プライムシステムズ社は、11月5日、論理回路設計者やシステム開発者向けにUSB3.0対応FPGAシステム開発ボード『Smart-USB Sigma製品ファミリ』の新製品『CX-Card5』の販売を開始しました。

 CX-Card5は、Windows対応のホストPCとUSB3.0でインタフェースし、5Gbpsのデータ転送速度によりデータ収集やFPGA制御、I/O制御を簡単に行うことができます。 FPGAにはアルテラ社の最新FPGA “Cyclone V GX“を採用し、周辺回路に大容量LPDDR2メモリを配置することで、高速性能と低消費電力化を実現しています。

 高速・広帯域のUSB3.0に対応するので、従来のPCI Express Gen1やGen2により実現していたシステムを小型で持ち運び可能な機器として置き換えることができます。 CX-Card5にはFPGA、メモリ、外部接続用高速コネクタが効率よく集積されているので、ユーザ仕様に不足する機能を別途、子基板として付け加えたり、既存システムにUSB3.0インタフェースボードとして接続することで、システム全体の開発期間短縮、開発コストの低減ができます。

 USB3.0機能部分は、製品出荷時にボード上にインストール済みなので、ユーザはUSBプロトコルやデバイス・ドライバ開発を意識せずに、ボード付属のソフトウエアによりボード制御が簡単に行えます。 また、USBプロトコルを専用API化したので、VB.netやVC++、LabVIEWなどのソフトウエア開発環境でユーザオリジナルの制御ソフトウエアを効率よく開発することができます。

 USB2.0では不足するデータ帯域のシステム開発や、JESD204対応の高速AD/DAコンバータと接続した大容量データ収集・計測システム等、ノートPCやタブレットを利用したコンパクトなシステム開発に対応することができます。

【主な特長】
■ USBの専門知識がなくても、USB制御アプリケーションを構築することができる。
(専用デバイス・ドライバ、専用APIを用意し、オープンソースのリファレンスアプリケーションを製品に標準添付)
■ 入出力各9chのトランシーバチャネルを構成可能
■ LVDS入出力を構成可能
■ FPGAのI/O電圧を1.2V~3.3Vの範囲で調整可能
■ 4Gb-LPDDR2メモリ (256M x 32bit)

【適用アプリケーション】
■ SDI画像処理システム
■ 高速AD/DAコンバータ等を利用したデータ収集・生成システム
■ 各種計測制御システム

【価格と供給時期について】
製品名:CX-Card5システム開発ボード
型番: CX-Card5/7D8 (5CGXFC7D7F27C8N搭載モデル)
標準的な価格: 155,000円(税別) 
供給時期: 2014年11月5日


ニュース・リリースのURL
http://www.prime-sys.co.jp/press/contents/pr_cxcard5.htm

企業情報

企業名 有限会社プライムシステムズ
代表者名 内田 正典
業種 その他製造業

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