全世界400万人の日本語学習者のための、国際交流基金オフィシャル日本語コースブック 「『まるごと 日本のことばと文化』初級1 A2」を、6月7日に発売

アジアを中心に、全世界で400万人近くが学んでいる日本語。独立行政法人国際交流基金の調査によれば、学習の動機は「マンガ・アニメ・J-POP 等が好きだから」が、「歴史・文学等への関心」「将来の就職」を上回っており、日本のポップカルチャーが世界的に浸透し、日本語そのものや日本文化への関心が高まっているのがよくわかります。
こういった日本語教育熱に応えるためにも、株式会社三修社は国際交流基金が開発した、成人学習者向け外国語としての日本語コースブック「『まるごと 日本のことばと文化』初級1 A2（かつどう編、りかい編）」を、6月7日に発売します。

■『まるごと 日本のことばと文化』って
1）海外での日本理解を深め、国際相互理解を促進することを目的とした国際交流基金がその考え方に基づいて開発した日本語学習教材です。

本書の各トピックでは、多様な文化背景を持つ人々が日本語で交流する場面を設定しています。学習者はそれぞれの場面で話される自然な会話をたくさん聞くと同時に、写真やイラストを通して日本文化を感じることができます。

2）国際交流基金が2010年に公開した、日本語の教え方、学び方、学習成果の評価の仕方を考えるためのツール「JF日本語教育スタンダード」に準拠した日本語コースブックです。

「相互理解のための日本語」を開発理念とし、「外国語の学習、教授、評価のためのヨーロッパ言語共通参照枠」（CEFR: Common European Framework of Reference for Languages）を参照したJF日本語教育スタンダードに基づくレベル設定（A1～C2）、「日本語で何ができるようになるか」という視点での学習目標設定、異文化理解能力の重視などが特徴です。設定レベルは6つ(A1、A2、B1、B2、C1、C2)あり、レベルごとの教材も開発されていきます（現在、B1までを製作予定）。

■本書（シリーズ）の紹介
『まるごと 日本のことばと文化』初級1 A2 かつどう
http://www.sanshusha.co.jp/np/details.do?goods_id=4097
『まるごと 日本のことばと文化』初級1 A2 りかい
http://www.sanshusha.co.jp/np/details.do?goods_id=4098

編著者：独立行政法人国際交流基金
著者：来嶋洋美 / 柴原智代 / 八田直美 / 今井寿枝 / 木谷直之
発行・発売：株式会社三修社
発売日：2014年6月7日

かつどう：本体予価1,800円（税別）　ISBN978-4-384-05754-6 C0081
りかい　：本体予価1,900円（税別）　ISBN978-4-384-05755-3 C0081

□『まるごと 日本のことばと文化』シリーズ
『まるごと 日本のことばと文化』入門 A1 かつどう　2013年10月1日発売
『まるごと 日本のことばと文化』入門 A1 りかい　2013年10月1日発売
『まるごと 日本のことばと文化』初級1 A2 かつどう　2014年6月7日発売
『まるごと 日本のことばと文化』初級1 A2 りかい　2014年6月7日発売
『まるごと 日本のことばと文化』初級2 A2 かつどう　2014年9月下旬発売予定
『まるごと 日本のことばと文化』初級2 A2 りかい　2014年9月下旬発売予定

■関連サイト
『まるごと　日本のことばと文化』公式ポータルページ　http://marugoto.org/
『まるごと　日本のことばと文化』本の紹介　http://marugotonihongo.jp/introduction/
国際交流基金『JF日本語教育スタンダード』のページ　http://jfstandard.jp/language/ja/render.do
「2012年度　日本語教育機関調査」（国際交流基金）について　http://www.jpf.go.jp/j/japanese/survey/result/survey12.html#report04