「インフラ維持管理の高度化セミナー」を東京本社で緊急開催

株式会社構造計画研究所は、社会インフラにおける老朽化・維持管理問題について、東京大学大学院教授 藤野陽三氏をお招きし、インフラ維持管理の今後のあり方についてご講演いただくとともに、弊社の「点検の精度・客観性・効率の向上」「構造ヘルスモニタリング」に関する最新技術をご紹介するセミナーを開催いたします。

 株式会社構造計画研究所(本社:東京都中野区、代表取締役社長 CEO:服部正太)は、昨今注目されている、橋梁やトンネルなどの社会インフラにおける老朽化・維持管理問題について、東京大学大学院 教授 藤野陽三氏をお招きし、インフラ維持管理の今後のあり方についてご講演いただくとともに、弊社保有の「点検の精度・客観性・効率の向上」・「構造ヘルスモニタリング」に関する最新技術をご紹介するセミナーを緊急開催いたします。

 橋梁やトンネルなど社会インフラの老朽化があらためてクローズアップされ、それらの健全性を確保するための維持管理の重要性が再認識されています。構造計画研究所はこの課題にいち早く着目し、「技術者の知識・経験・感覚」と「最新のIT 技術やシミュレーション技術」を融合させた、情報活用を基盤とする維持管理サイクルの構築支援に数年前より取り込んで参りました。
 これまでの取り組みによる成果をご紹介する場として、東京大学大学院 教授 藤野陽三氏を基調講演にお迎えし「インフラ維持管理の高度化」に関する技術紹介セミナーを緊急開催いたします。

「インフラ維持管理の高度化セミナー」詳細
https://kke.smartseminar.jp/public/seminar/view/763

■ セミナー概要
  日 時:2013 年2 月25 日(月) 10:30 受付/11:00 開始/17:00 終了
  場 所:株式会社構造計画研究所 本所新館B1 レクチャールーム
  東京都中野区中央4-5-3(地下鉄丸ノ内線「新中野」駅(1 番出口)より徒歩1 分)
  参加費:無料 (事前登録制)
  申し込み方法:以下のサイトから直接お申し込みください。
         https://kke.smartseminar.jp/public/seminar/view/763
■ 講演プログラム
 【1】11:00~12:00 基調講演「インフラ維持管理の今後のあり方」
   (講師:東京大学大学院工学系研究科 社会基盤学専攻 教授 藤野 陽三氏)
    ‐ 休憩(60 分)-
 【2】13:00~13:55 セッション1「IT 技術を活用した現場知識の獲得と点検業務の効率化」
   (講師:株式会社構造計画研究所 高幣 玲児)
    ‐ 休憩(15 分)-
 【3】14:10~15:00 セッション2「画像分析技術を用いた目視点検・目視判断支援」
   (講師:株式会社構造計画研究所 佐藤 壮)
    ‐ 休憩(15 分)-
 【4】15:15~17:00 セッション3「センシングデータを活用した構造物の健康診断」
   1. 路線バスを利用した中小橋梁の簡易健康診断
   2. 分布センシングデータ処理ツールSforD による橋梁の健全性評価
   3. データマイニング技術を応用した変状予測と異常検知
   (講師:株式会社構造計画研究所 矢部 明人 / 楊 克倹 / 滝 勇太)

■ 午後のセッション要旨
<セッション1「IT 技術を活用した現場知識の獲得と点検業務の効率化」>
 高度成長時代に建設された膨大な数の構造物の維持管理の必要性が高まる中、いかにコストを掛けずに、安心安全な運用を保証するかが大きな課題となります。この深刻な課題解決には、これまでの延長線上にあるようなツール導入や企業単独での取り組みだけでは不十分です。そこで、日常的な運用の中で維持管理に関する活動を記録し、そこに含まれる知恵や経験を共有する仕組みを構築し解決の糸口を見つけることを提唱いたします。このセッションではその考え方や手法の有効性についてご紹介いたします。

<セッション2「画像分析技術を用いた目視点検・目視判断支援」>
 インフラ設備の点検には、熟練技術者の目視が不可欠です。しかし、現状では、的確な判断の出来る人材は不足しており、判断結果の客観性をどう担保するのかといった問題も出てきています。目視をIT によって支援する仕組みの必要性は年々増しているといえます。画像認識技術の活用によって、目視点検の支援がどこまで出来るようになったのか、今回のセミナーでは、多様な事例をもとにその最前線をご紹介いたします。

<セッション3「センシングデータを活用した構造物の健康診断」>
 近年、構造物の健全度を定量的に調べる手段として構造ヘルスモニタリングが注目されています。一方で、取得された膨大なデータが十分に有効活用されていない現状も続いていると思われます。本セッションでは、まず、現在開発中の路線バスの後輪車軸から得られた加速度データから、通過した中小橋梁の簡易健康診断をする方法、次に実在のPC 橋梁での実測事例を元に、弊社で開発した光ファイバセンサを利用したSforD による橋梁のより精密な健全性評価法、最後に、昨今より重要性が認識されつつある、データマイニングによる構造物の変状予測・異常検知などの適用事例、以上、センシングデータを有効活用する具体的な方法について、3つの事例を紹介いたします。

■ 会社情報( http://www.kke.co.jp
 構造計画研究所は 1956 年に建物の構造設計業務からスタートし、それら人工構築物を取り巻く自然現象(地震、津波、風など)の解析やシミュレーションを行う業務を手がけ、さらにはソフトウェア開発をはじめとする情報通信分野、CAD/CAE などの製造分野、そして人間の意思決定支援分野にまで事業領域を広げてきました。当社は知の循環から生まれる「工学知」を用いてより高い付加価値を提供する知識テクノロジー企業として、また「Professional Design & Engineering Firm」として、組織や社会が抱える課題を解決いたします。現在は、特に「安心・安全ソリューション」「スマートビジネス」「合意形成支援ビジネス」「ビッグデータ」を重点テーマとしてとらえ、高い品質を強く意識したエンジニアリングコンサルティングを展開しています。

※ 構造計画研究所および、構造計画研究所のロゴは、株式会社構造計画研究所の登録商標です。その他、記載されている会社名、製品名などの固有名詞は、各社の商標又は登録商標です。
※ 当社では、お客様やパートナーから発表のご承認をいただいた案件のみを公表させていただいております。ニュースリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。

企業情報

企業名 株式会社構造計画研究所
代表者名 服部 正太
業種 コンピュータ・通信機器

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