セーフネット、ソフトウェアライセンシングおよびエンタイトルメント管理をクラウド上でSaaS事業者向けに提供する業界初のソリューションを発表

Sentinel Cloud Servicesで柔軟なサービスカタログの作成、ライセンス契約のプロビジョニング、ビジネスプロセスの自動化、使用状況の管理と監視、ユーザニーズの変化に対応するサービス提供を実現

2012年5月16日
日本セーフネット株式会社
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セーフネット、ソフトウェアライセンシングおよびエンタイトルメント管理を
 クラウド上でSaaS事業者向けに提供する業界初のソリューションを発表

オンプレミス、ハイブリッドおよびクラウド上のソフトウェアに対応した
     業界初のライセンス管理と収益化ソリューション

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 日本セーフネット株式会社(本社:東京、代表取締役社長:酒匂 潔、
以下セーフネット)は、本日、ソフトウェアライセンス管理とエンタイトル
メント管理をクラウドサービス向けのサービスとして提供する業界初で
唯一のソリューションである「Sentinel Cloud Services」を発表しました。

 米国本社SafeNet Inc.が2011年3月より提供開始した
Sentinel Cloud Servicesは、これまで数多くのSaaSベンダーやPaaSベンダー
に対し、簡単かつ迅速なサービスの構成と管理を提供してきました。
今回、Sentinel Cloud Servicesが機能拡張され、ライセンス管理と収益化
ソリューションをオンプレミス、ハイブリッドおよびクラウドベースすべてに
対し提供できるようなりました。これは、日本市場のISVのお客様からの
要望であったアプリケーションのクラウド移行に際してのライセンス管理と
収益化の課題解決を実現することになります。

 セーフネットでは、今回の機能拡張に伴い、国内向けサービスとして下記の
施策を計画しております。
1. 日本語評価サイトを6月より公開
  実際のユーザ登録、ライセンス発行およびライセンスが付加された
  アプリケーションを使用してSentinel Cloud Servicesのライセンシングが
  体験できます。
2. 日本語化したSentinel Cloud Servicesの提供 (本年度中を予定)
3. 課金、帳票など他サービス提供のベンダーとの連携を進める

サービス提供の背景:
 ソフトウェアベンダーは、クラウドコンピューティングのメリットを
活かすことを目的に、エンドユーザの社内にインストールされている
レガシーソフトウェアをSaaSベースのソリューションに移行する作業に
取り組んでいます。この移行は、運用コストの低減やユーザーエクスペリ
エンスの大幅な改善へとつながりますが、 実際に作業を進めていくと、
オンプレミスのライセンシングモデルからSaaSへの移行は簡単ではないことに
多くのベンダーが気づいています。今回のSentinelソフトウェアライセン管理
および収益化ソリューションの拡張は、ソフトウェアベンダーが直面する
このような課題を解決し、クラウドへのスムーズな移行をサポートすることを
目的とします。

 「Protect Once、Deliver Many、Evolve Often」といったSentinel Cloudの  
設計理念が実現する独自のクロス・ロッキング・コンポーネントは、SaaSの
事前調査をシンプルにするだけでなく、レガシーソリューションのほとんどを
継続して使用することも可能になります。Sentinelは、ベンダーに適切な
タイミングでクラウドへの移行を可能にする唯一のソリューションである
だけでなく、1つのAPI(アプリケーションプログラミングインタフェース)
セットと中央集中型のバックオフィスエンタイトルメント管理システムで、
すべてのソフトウェア製品をサポートできることも特長としています。
ユーザは、新しく登場した柔軟性の高いライセンスを試すことが可能で、
ソフトウェアの提供方法に制限されることもありません。
 Sentinelが提供するクラウドベースのソフトウェア配信は、ISVが
サービスの利用状況を明確に把握できる点も特長です。ISVはカスタマー
インテリジェンスに瞬時にアクセスすることで、ロータッチの販売サイクルを
活性化させ、柔軟なサービスの提供、迅速な提供開始、全体的な
エクスペリエンスの向上を実現できます。

メリット:
 ISVは、Sentinel Cloud Servicesで柔軟なサービスカタログの作成、
契約のプロビジョニング、ビジネスプロセスの自動化、使用状況の管理と
監視、ユーザニーズの変化に対応するサービス提供が可能になります。

 セーフネットのSentinel Cloudソリューションは、オンプレミスだけの
配布モデルから、ハイブリッドまたはSaaSの配布モデルへの移行をサポート
することを目的に設計されています。
・アプリケーションがオンプレミス・インストールかクラウドサービスかに
 関わらず、すべてのアプリケーションで共通のソースコードを使用します。
・クラウドの柔軟性をより活用するため、SaaSユーザのライセンシングニーズに
 対応します。
・オフラインでの動作制御を行います。常時接続でないアプリケーション
 向けに、使用状況データの収集や、「従量制」ビジネスモデルのサポート
 を行います。
・ビジネスメトリックのプロビジョニングと配信を1つの共通運用システムで
 行うことにより、ISVの製品およびサービスポートフォリオ全体で
 ライセンシングとエンタイトルメントに関わるすべての管理タスクを
 合理化します。

 セーフネットの製品管理部門担当バイスプレジデント、Jake Foxは次の
ように述べています。「今回のSentinelポートフォリオの拡張は、
クラウドを導入したものの、オンプレミスモデルからの完全移行の準備が
整っていないISVを対象としたものです。クラウドへの完全移行を阻む
理由は、レガシーの顧客、レガシーのバックエンドシステムやライセンシング
モデルなど、さまざまです。このような課題への対応策として、Sentinel
ポートフォリオのCross-Lockingを拡張しました。これにより、既存の
アーキテクチャとライセンシングモデルに最適なスケジュールに基づいて
業務の一部または全体をクラウドへシームレスに移行できるように、
ISVをサポートします」。

 米調査会社IDCでソフトウェアライセンシング、プロビジョニング、
配布部門のリサーチ担当バイスプレジデント、Amy Konaryは次のように
述べています。「多くのソフトウェアベンダーが、クラウド以前のライセン
シングポリシーに関わる課題に直面しています。オンプレミスでの
インストールの時代やSaaS黎明期には、ユーザ単位や月単位の未熟な
ライセンシング管理とメトリックでも対応できましたが、クラウドサービスの
拡大にもはや対処できません。セーフネットのソリューションは、ソフト
ウェアベンダーの配布モデルへの柔軟な対応や、成長に応じた拡張など、
他社製品にはない特長を備えています。まさに、市場ニーズを的確に
とらえたソリューションです」。

【 SafeNet, Inc.について 】
 1983年設立。情報セキュリティ業界の世界的なトップ企業で、グローバル
企業の最も重要なデータを保護し、信頼を得ています。SafeNetは、お客様の
貴重な情報を、データセンターからクラウドまで、情報ライフサイクル全般
にわたり保護しています。現在、25,000を超える企業や政府機関が
情報セキュリティの保護、リスク管理、コンプライアンス管理、仮想化・
クラウド環境の保護をSafeNetに委ねています。

【 日本セーフネットについて 】
 日本セーフネット株式会社(< http://jp.safenet-inc.com >代表取締役
社長:酒匂 潔、本社:東京都港区)は、米国SafeNet, Inc.の日本法人で、
2001年の設立以来、ネットワークやアプリケーションのセキュリティ製品の
日本国内での販売、マーケティング、サポートを提供しています。

SafeNet、SafeNetロゴはSafeNet, Inc.の登録商標です。その他の商標は
すべて、各所有者の財産です。

企業情報

企業名 日本セーフネット株式会社
代表者名 酒匂潔
業種 コンピュータ・通信機器

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