夏休みの国内旅行に関する調査―旅行に行く時の重視項目とは何か―

パック旅行を利用する時、どういった要素(期間・食事・費用等)が意思決定に影響するのか、コンジョイント分析を用いて調査を実施した。加えて、今年の夏休みに、何を目的として、誰と、どこに行くか、行きたいかの調査を行うことで、今年の夏休みの旅行実態を探る。

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夏休みの国内旅行に関する調査―旅行に行く時の重視項目とは何か―
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[調査背景]
今年の夏休みの旅行動向調査(JTB調べ)によると、国内と海外を合わせた旅行費用の総額は3兆2560億円と、2000年以降で最高となる見通し。人気が復活しつつある国内旅行も2年連続の増加が見込まれている。そこで、今回は国内旅行に焦点を絞り、人々は夏休みの旅行に何を求めてどこへ行こうとしているのか、また、旅行をする際に何を重視しているのかを明らかにする。

[調査]
今回はコンジョイント分析を利用することで、旅行に行く際の重視項目を分析した。
コンジョイント分析とは、価格、性能などを組み合わせたものを評価してもらうことによって、消費者がどの構成要素を重視しているか、どの組み合わせが最も好ましいのかを推定することができる分析手法である。
今回の項目は以下の通り、5つの項目について、13種類の組み合わせパターンから「行きたい」「わからない」「行きたくない」の3択で回答させた。

期間    1泊2日、2泊3日
食事    朝食のみ、朝夕付き
費用    2万円、3万円、4万円、5万円
宿泊施設  旅館、ホテル、ペンション、コンドミニアム
行き先内容 テーマパーク、温泉地、自然(山・海・川など)、各地名所(町並み・寺院などを含む)

[調査結果概要]
パック旅行を選択する際に最も影響を与える要素は、「費用」であり、次いで「宿泊施設」。「行き先内容」よりも「宿泊施設」を重視している結果となった。
費用は、安ければ安いほどよく、宿泊施設は、「ホテル」以外はそのパック旅行を決めるにあたって、マイナスの要因となっている。行き先は、「自然」や「温泉地」といった、人工的ではない場所の人気が圧倒的に高かった。期間はより長く旅ができる「2泊3日」が、食事は「朝夕付き」が好まれる傾向がうかがえる。

人気の組み合わせとして、上位3つは、以下の通りである。
1位:2泊3日、朝夕付き、2万円、ホテル、自然
2位:2泊3日、朝夕付き、2万円、ホテル、温泉地
3位:2泊3日、朝夕付き、3万円、ホテル、自然

併せて、今年の夏休みの国内旅行についての調査も行った。
回答者の6割以上が「癒し」を旅行に行く目的としている。次いで、「好奇心」、「グルメ」。男女別にみると、男性のほうが「グルメ」、女性のほうが「好奇心」が若干高い割合である。
旅行の同行者は「家族」と一緒が最も多い。男女別で差が出たのは、「1人で」で、男性のほうが多い傾向がみられた。
旅行の行き先は、「北海道」が26%と、最も人気が高かった。次いで、「関東」、「沖縄」。男女差がみられた地方として、男性は「北海道」、「東北」、「東海」が、女性は「関東」、「近畿」が若干多い傾向がみられる。

[調査項目]
(1)旅行の目的
(2)旅行の同行者
(3)旅行の行き先
   ?行きたい地方
   ?行きたい場所(自由回答)
   ?そのそ場所に行きたい理由(自由回答)
(4)コンジョイント分析によるパック旅行の評価
   ?パック旅行選択において影響を与える項目(重要度と部分効用値)
   ?人気のあるパック旅行ランキング(全体効用値)



〜【レポートについてのお問い合わせ】〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 
上記調査に関する集計結果および分析を記載した
レポートをダウンロードできます。
興味のある方はぜひ下記サイトをご覧下さい。

 http://www.opi-net.com/opienq/0607summer_travel.html

その他ご質問のある方はぜひ下記までお問い合わせ下さい。
 ?マーケティング・コミュニケーションズ
  Email:support@mctokyo.co.jp
  TEL:03-3222-4250 担当:吉原
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=【会社概要】=====================
株式会社マーケティング・コミュニケーションズ

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企業情報

企業名 ?マーケティング・コミュニケーションズ
代表者名 山口和範、小畑信吾
業種 未選択

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