コンビニエンスストアの利用に関するアンケート ― 最も購入頻度が減少した商品は、『お弁当』 ―

商品別の購入実態を調査するにあたり、POSデータを利用して比較的容易に捕捉出来る年齢や性別といった属性ではなく、ライフスタイル傾向を分析軸に設定することで、より深い消費者理解を試みた。

コンビニエンスストアにおける客単価は、近年減少を続けている。社団法人 日本フランチャイズチェーン協会の調べによれば、昨年2005年度において、客単価が前年度比を上回った月は、 7月(+0.4%)の1回のみであり、他の月は軒並みダウンしている。

客単価の下落要因として、デフレや他競合業態(100円均一を謳う低価格スーパー、既存スーパーの営業時間の延長)による侵食などの要因が考えられるが、商品別の購入量の増減について、ライフスタイル別に消費実態を調査する。
なお、今回調査対象とした商品カテゴリーは、コンビニエンスストアにおける主力商品である以下の日配食品・加工食品に焦点を絞っている。

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≪日配食品≫
・お弁当
・サンドイッチ・惣菜パン
・おにぎり
≪飲料≫
・お茶(緑茶、紅茶、ウーロン茶など)
・炭酸飲料(コーラ、サイダーなど)
・ミネラルウォーター
・コーヒー・コーヒー飲料
≪インスタント食品≫
・カップ麺(カップラーメン、カップ焼きそば)
・カップスープ
≪お菓子≫
・飴、ガム
・チョコレート
・スナック菓子
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[調査]
食事・健康・ショッピングを中心としたライフスタイルに関する38問の質問に対する回答結果から、ライフスタイルを構成する要素を因子分析により導き出し、その因子スコアを用いて6つのグループにクラスター化した。
6つのクラスターグループを分析軸として、コンビニの利用状況(利用頻度、自宅・職場からの距離、利用理由)及び商品購入状況(頻度、頻度の増減傾向、購入頻度の減少理由)を分析した。

≪ライフスタイルを構成する因子≫
安全・健康食生活
外食
イノベーター
体力強化
お洒落
ケミカル健康
不摂生
節約
美容
アットホーム

≪クラスター分析により分類されたグループ≫
無関心パパ
スローフード&ライフ
美容健康マニア
トレンドリーダー
マッスルヤング
ジャンクイーター

≪各クラスターグループの因子スコア≫
http://www.opi-net.com/opienq/convenience/cl.gif

[調査結果概要]
コンビニで購入する機会に変化があったか尋なる質問では、全ての商品に関して減少傾向が見られた。
その中でも最も減少傾向が強い商品は『お弁当』であった。「かなり減った」「減った」「やや減った」と回答した割合が25.3%で、約4人に1人が減少傾向であると答えたことになる。逆に最も減少傾向が弱くとどまった商品は『お茶系飲料』であった。

クラスターグループ別の回答傾向をみると、『安全・健康食生活』『アットホーム』因子の高いスローフード&ライフが全ての商品において、減少傾向が強く示され、『外食』『不摂生』因子の高いジャンクイーターにおいて、減少傾向が弱く示される結果となった。

[レポート目次]
■ライフスタイル分析
(1)主成分分析によるライフスタイル構成要素因子の抽出
(2)クラスター分析によるグルーピング

■コンビニエンスストアの利用状況
(1)利用頻度
(2)コンビニエンスストアまでの距離(自宅から)
(3)コンビニエンスストアまでの距離(勤務先・通学先から)
(4)コンビニエンスストアの利用理由

■商品の購入実態
(1)購入頻度
(2)購入頻度の変化
(3)購入頻度減少の理由

■まとめ
(1)減少傾向と顧客流出傾向から見る商品カテゴリーの特性
(2)特定因子を軸とした各グループの特性分布
(3)グループ別の回答傾向整理

〜【レポートについてのお問い合わせ】〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 
上記調査に関する集計結果および分析を記載した
レポートをダウンロードできます。
興味のある方はぜひ下記サイトをご覧下さい。

http://www.opi-net.com/opienq/0608conveniencestore.html

その他ご質問のある方はぜひ下記までお問い合わせ下さい。
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  TEL:03-3222-4250 担当:吉原
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企業名 ?マーケティング・コミュニケーションズ
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業種 未選択

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