日本の若者がCOP16に対して意見発信

国連気候変動枠組条約 第16回締約国会議(COP16)で、日本からCOP16に参加している大学生を中心とした若者グループが「世界平均気温の上昇を工業化前から摂氏2度以内に抑える」という主張を中心とした声明文を政府高官へ提出した。また、会議場周辺の施設で声明文を届けるためデモンストレーションを行った。

国連気候変動枠組み条約 第16回締約国会議(COP16)で、日本からCOP16に
参加している大学生を中心とした若者グループが「世界平均気温の上昇を工
業化前から摂氏2度以内に抑える」という主張を中心とした声明文を政府高官
へ提出した。また、会議場周辺の施設で声明文のメッセージを届けるための
デモンストレーションを、世界から集まった若者と協力し実施した。

気候変動問題に関心のある日本の若者のNGO「Climate Youth Japan」は、
11月29日〜12月10日の日程でメキシコで開催されているCOP16に9名を派遣
している。Climate Youth Japanは、「世界平均気温の上昇を工業化前から
摂氏2度以内に抑える」ことを次期枠組みの長期的目標に据えることを主張
しており、12月3日、カンクン(メキシコ)の会議施設内で外務省 国際協力
局の山田彰 参事官へ提出した。山田参事官とClimate Youth Japan幹部は約
30分にわたり会談し、山田参事官からはClimate Youth Japanの主張に賛成
するとの回答を得た。

また、12月4日には会議場近くで開催されているKlima Forum(気候フォーラ
ム)で、声明の内容をアピールするためのアクションを世界中から集まった
若者と共に行った。集った若者は日本以外にオーストラリア、アメリカ、メ
キシコ、カナダ、マレーシアなどから約100名。声明の「世界平均気温の上昇
を工業化前から摂氏2度以内に抑える」というメッセージを伝えるため、
「2℃上昇」と書いてある板を参加者が順番に空手風に割るアクションを行っ
た。

Climate Youth JapanはCOP16最終日まで活動を続け、今後も松本龍環境大臣と
の懇談を求めるなど、意見発信を行っていく予定。

【問い合わせ先】
Climate Youth Japan 福島宏希
携帯電話: 998-1085-024(メキシコ国内)
E-mail: hfukushima@eco-2000.net

企業情報

企業名 特定非営利活動法人エコ・リーグ
代表者名 裏野秀和(代表理事)
業種 その他サービス

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