H.264、JPEG2000、iPhone対応強化やMVC対応等 Digital Rapids社、Stream ソフトウェアの次期バージョン3.4の情報を公開(@IBC 2010)

JPEG2000、H.264、MPEG-2エンコーディングの強化から 3Dコンテンツ対応向けSEIメッセージ挿入などの新機能を搭載予定 新ハードウェアファミリー「Flux」ボードとの親和性も向上

日本デジタル・プロセシング・システムズ株式会社
http://www.dpsj.co.jp/news/2010/09/digital_rapidsstream_34ibc_201.html


IBC 2010、アムステルダム(オランダ)、
Digital Rapids社:ブース7.G41

Digital Rapids社は、同社のStream シリーズ・エンコーダ製品に搭載
されるStream ソフトウェア(現バージョン現バージョン3.3)の新バー
ジョン情報を公開しました。Stream 3.4ではJPEG2000やH.264、MPEG-2
エンコーディングの強化、FluxボードにおけるAC3(Dolby Digital)
オーディオのパススルーやソース信号の正確性の向上、3Dコンテンツ
対応向けSEIメッセージ挿入、Apple iPad/ iPhone向けエンコード
機能の更なる強化が含まれます。


Stream 3.4はJPEG2000圧縮フォーマットのエンコードおよびデコード
に対する重要な強化が施されます。YUVカラースペースのJPEG2000フォ
ーマットに対応すべく、JPEG2000素材をルミナンスとクロミナンスに
分割してデコードし、サードパーティ製のJPEG2000ソリューションと
の互換性や柔軟性が向上します。Digital Rapids社の誇るMPEG-2およ
びH.264のエンコード品質、パフォーマンス、追求できる技術的な設定
能力などの強化も含まれます。
 

Digital Rapids社の新たなハードウェア「Flux」をベースとしたエン
コード/ストリーミングソリューションをご使用の方は、デジタルま
たはアナログの不規則性や混乱が生じた入力信号の取扱に関する強化
が施されます。入力されるSDI信号は、エンコードまたはストリーミ
ングのプロセスを中断させることなく HDとSDのソース間で切り替え
られるようにもします。Fluxボードをベースとしたシステムはバー
ジョン3.4でAC3(Dolby Digital)オーディオのパススルーも得られ、
AC3圧縮されたオーディオ入力を、再圧縮なく新たにエンコードされた
ビデオに多重化させることが可能となります。
 

Stream 3.4はDigital Rapids Studio AVC Encoder(別売オプションモ
ジュール)を拡張させ、Frame Packing Arrangement SEIメッセージを
3Dコンテンツ対応のH.264エンコード中に挿入することができるように
なります。3D送出は、既存のテレビインフラとサービスとの互換性を
持たせるため、アナモフィックまたはコンテンツを左目と右目に分け
た表現になります。IBC 2010 Digital Rapids社ブース(7.G41)に訪
れて頂ければ、Stream ソフトウェアの次バージョンで可能となる
Multiview Video Coding(MVC)のプレビューを御覧いただけます。
MVCはBlu-rayの3Dコンテンツで使用される、H.264ビデオ圧縮仕様の拡
張であり、 3D視聴向けに両目ともフル解像度でエンコード可能になり
ます。
 

バージョン3.4におけるその他の新機能としては、Apple iPad/
iPhone向けのABR(アダプティブ・ビットレート)エンコードの強化や
マイナーな機能追加、改良が含まれます。
 

Darren Gallipeau(Digital Rapids プロダクトマネージャ)

「バージョン3.4はStream ソフトウェアの今年で3度目の重要なアッ
プグレードで、パワフルな新機能追加とワークフローの改良の両方が
含まれています。Stream 3.4におけるエンコード能力と入力信号のハ
ンドリングへの強化と拡張によって、我々の推すマルチフォーマット
エンコード品質や柔軟性、効率、信頼性を更に向上させるでしょう。」
 

Stream ソフトウェアには2種類のグレードが有ります。ベーシックな
機能を持つStream LEと、ワークフローの自動化やインテグレーション、
フォーマット対応など高度な機能を持つStream FEです。ソフトウェ
アの機能比較表は、DPSJ Webサイトの「購入前の疑問を解決|技術情
報」(http://www.dpsj.co.jp/faqs/tech/index.html)に用意され
次第掲載されます。バージョン3.4のアップデートは、今年の第4半期
にダウンロード可能となる予定で、現在バージョン3.0以上且つソフト
ウェアメンテナンス有効期間内の方がアップグレード対象となります。
バージョン3.0未満の方は有償アップグレードを購入いただく必要があ
ります。


Digital Rapids Corporationについて

 − Digital Rapidsはビデオインジェスト、エンコーディング、メ
ディア変換、保護、ストリーミング、および配信のためのプロフェッ
ショナルなハードウェアおよび ソフトウェアソリューションの開発に
おけるリーディング開発企業です。Digital Rapidsは個々のアプリケ
ーションから事業規模、地球規模のワークフローまでを包括するソリュ
ーションを提供し、進化を続けるデジタルメディア市場に おいて、
顧客の生産性と彼らのコンテンツの価値を最大化することを助けます。

Digital Rapids製品は新旧のポストプロダクション、放送、公共機関、
およびメディア配信企業にシームレスに統合され、メディアの生産量
と品質を劇的に向上させ、トータルコストを削減します。

世界のビデオエンコーダおよびトランスコーダ市場における顧客価値
を高めた功績から、Digital Rapids社は2008 Frost & Sullivan賞を
受賞。

Digital Rapids Corporation(www.digital-rapids.com)はカナダ
オンタリオに本社を置き、米国、英国、オーストラリア、アルゼンチ
ンおよび香港にセールスオフィスを持ちます。

各社の社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。

以上


■日本デジタル・プロセシング・システムズ株式会社とは?

日本デジタル・プロセシング・システムズ株式会社はデジタル映像の
制作・配信・管理に関わる機器とソフトウェアの販売、及びソリュー
ション提供を専門に行う会社です。

動画エンコードに関するプロフェッショナル企業として、エンコード
関連機器や動画編集システム、合成及びVFX関連のソフトウェアなど、
海外の最新機器やソフトウェアを日本に紹介・販売しています。
 
【本件に関するお問い合わせ】
 ■会社名 日本デジタル・プロセシング・システムズ株式会社
 ■担当者 木村(きむら)
 ■TEL 03-6746-0231
 ■FAX 03-6746-0232
 ■Email kuninaka@dpsj.co.jp

企業情報

企業名 日本デジタル・プロセシング・システムズ株式会社
代表者名 難波田 哲史
業種 商社・流通業

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