海外レンタカーに関するアンケート調査実施　−利用意向は8割以上　旅の自由度拡大が魅力に−

　旅行会社のパッケージツアーを利用するだけでなく、自分で航空券やホテル等の観光素材を手配して旅するのが当たり前となる中、注目度が上昇しているのが海外レンタカーです。とはいえ、海外でのレンタカーは一度使ったらやみつきになるファンが多い一方で、安全面に対する懸念から二の足を踏む人も少なくないのが実情のよう。そこで、海外個人旅行を好む人が多いアップルワールドの利用者・閲覧者を対象にアンケート調査を実施。レンタカーの利用状況やどんな楽しみ方をしているのか探ってみました。

　まず、海外旅行先でレンタカーを利用したことがある人は64.3％となりました。6割の女性に比べ、男性は7割と10ポイント高く、特に60歳以上の男性で9割とずば抜けて多いのが特徴です。海外駐在や出張で世界を飛び回るビジネスマンが増えており、特に男性にとって海外でのレンタカーが身近な存在になっていることが分かります。一方、旅慣れた女性が多いと言われる30代では、男性に比べ女性の利用経験率が上回ったのも、海外旅行市場の特性を反映していると言えそうです。

　利用したことのある海外旅行先は、ハワイが28.2％でトップ。ハワイ、グアム・サイパンは国際免許証ではなく日本の免許証だけで運転できるため、利用経験の少ない20代女性でもチャレンジしやすいようです。2位はアメリカ本土の22.2％、3位ヨーロッパの16.2％、4位グアム・サイパンの13％、5位　オーストラリア・ニュージーランドの12％と続きました。海外旅行者全体でみると圧倒的に多いアジアがレンタカーに限れば5％と少ないのもポイントで、道路状況や営業所の少なさなども課題となっているようです。また、レンタカーを利用した目的、理由は『移動手段として必要だった』(38.4％)という現実派が　最も多い一方、『自分のペースで楽しめる』(24.9％)といった旅の自由度の広がりが決め手となっている様子も。『ドライブを楽しみたかった』という運転そのものを目的にする人も2割以上いました。

　なお、利用した経験がない人の理由は『海外での運転が不安』(34.5％)、『万が一の事故が不安』(27％)が圧倒的多数を占めました。安全面で躊躇する人が少なくない現状が如実に示されています。その一方で、今後の利用意向を尋ねた設問では『機会があれば利用したい』『積極的に利用したい』という人が82.3％に上っており、実際の運転の様子や気を付けておくこと、万が一の際の対応、保険などについての情報が十分に伝わることで、これまで以上に利用者が増える可能性がありそうです。

　アップルワールドでは今後も海外旅行をテーマに、旬の話題に即した様々なアンケートを実施し、海外　旅行を取り巻く課題を浮き彫りにできるような情報提供に努めてまいります。


＜調査概要＞

調査名：海外でのレンタカー利用

調査期間：2010年6月16日(水)から6月29日(火)

調査方法：アップルワールドが運営するサイト『アップルワールド.com』でアンケート調査を実施

有効回答：20代から60代以上まで213件(男性116件、女性97件)の回答が寄せられた。


＜会社概要＞

■会社設立
　　1991年12月

■所在地
　　東京都豊島区西池袋1−11−1　メトロポリタンプラザ12階
　　
■ホームページ
　　『海外ホテルクチコミ・予約サイト　アップルワールド.com( http://appleworld.com )』

■代表者
　　代表取締役社長　竹中　公道

■資本金
　　2億円

■登録
　　観光庁長官登録旅行業　第1576号

■加盟団体
　　社団法人日本旅行業協会(JATA)正会員・ボンド会員

■事業内容
　　海外ホテルの予約・手配・料金比較サイトの運営、ホテルクーポン販売
　　海外ホテル・旅行関連情報サービス
　　海外長期滞在事業
　　国内ホテル・旅館の予約・手配サイトの運営

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社アップルワールド　 担当：武原(たけはら)、落越(おちこし)
電話番号：03-3980-7892　　メールアドレス：press@post.appleworld.com

《関連URL》
http://appleworld.com/apl/enquete/1179476_196475.html