シトリックスとワイズ、画期的なゼロクライアントWyse Xenithで、企業のオフィスワーカーのデスクトップ仮想化導入を加速

ワイズテクノロジーは、サンフランシスコで開催されたCitrix Synergy 2010のプラチナスポンサーとして、広範囲にわたる製品群と共に、新製品であるWyse Xenithを展示しました。

Wyse Technology(本社:米国サンノゼ、以下、ワイズテクノロジー)は、Citrix Systems, Inc.(NASDAQ: CTXS、以下、シトリックス)と共同開発した、Citrix HDX テクノロジーを用いた業界初のゼロクライアントであるWyse Xenith(ワイズ ゼニス)を米国で開催されたCitrix Synergy 2010にて発表しました。

ワイズテクノロジーは、サンフランシスコで開催されたCitrix Synergy 2010のプラチナスポンサーとして、シンクライアント、ゼロクライアントおよび仮想化ソフトウェアなど広範囲にわたる製品群と共に、新製品であるWyse Xenithを展示しました。Wyse Xenithは、2010年5月12日のDay One Keynoteの一部としてシトリックスのCEOであるMark Templetonによってデモンストレーションが行われました。

Wyse Xenithは 、オフィスワーカーのデスクトップコンピューティングのユーザー体験と効率性が大幅に向上するワイズテクノロジーの新しいゼロクライアントです。また、Wyse Xenithは、シトリックス対応製品認定プログラムCitrix Readyで認定された最初のゼロクライアントとなります。ユーザーがCitrix XenDesktopを標準装備している場合、この画期的なクライアントソリューションは音声、データ、ビデオおよびフラッシュなどオフィスワーカーに対するユーザー体験を向上し、管理タスクの削減によりTCOを低減し、セキュリティリスクの解消および電力コストを削減します。Wyse Xenithは今後提供される最新のCitrix HDX機能に常に対応し、最高のパフォーマンスを提供し続けます。

この画期的なイノベーションは、従来のクライアントデバイスに関連する管理およびセキュリティの問題を完全に解消して、高品位のHDXユーザー体験を保証し、デスクトップ仮想化が主流になるための障壁を取り除き導入を容易にします。現在世界の多くの企業では、主流のテクノロジーとして仮想デスクトップの導入を進めており、セキュリティの向上、デスクトップ管理の簡素化およびユーザーの利便性向上を目指しています。XenDesktopのユーザーは、汎用性の高いCitrix Receiverソフトウェアクライアントにより、PC、Mac、ノートパソコン、タブレットPCおよびスマートフォンなど広範囲にわたるデバイスで仮想デスクトップに柔軟にアクセスすることができます。ただし、オフィスワーカーに対しては、多くの企業では低コストで、耐久性に優れ、保守が容易なシンクライアントデバイスを採用する傾向にあります。

Citrix HDXを備えた新しいWyse Xenithゼロクライアントは、シンクライアントの概念を全く新しいレベルに変えていきます。この革新的な技術は、端末の構成や管理が不要であり、マルウェアに対するアタックサーフェイスを持たず、端末の設定なしにXenDesktopに接続し、数秒でWindowsデスクトップを起動します。ITの意思決定者はエンドポイントの簡素化、セキュリティおよびエンドユーザーのパフォーマンスのすべてを実現することが可能です。

ワイズテクノロジー CEO、Tarkan Maner
デスクトップ仮想化やクラウドコンピューティングは、これまでのPCハードウェアモデルを時代遅れのものにしてしまうでしょう。Wyse Xenithゼロクライアントおよび高速対応で劣化のないCitrix HDX-fluentゼロクライアントの導入により、PCコンピューティングに関して制限のない、高パフォーマンスの仮想コンピューティングの長所を提供することが実現しました。


シトリックス CEO、Mark Templeton氏
デスクトップ仮想化は、従来のデスクトップ管理と比べて、桁違いなほど簡単に、より柔軟かつ、よりセキュアにユーザーの業務を支援する新しい手法をお客様に提供します。オフィスワーカー向けに仮想デスクトップソリューション導入する際に、Citrix XenDesktopと新しいWyse Xenithゼロクライアントのコンビネーションは、より高いパフォーマンスと価値を提供することでしょう。


Wyse Xenithゼロクライアントの特長:
・ゼロコンフィグレーション
OSが存在しないため、Wyse Xenithは初回使用時の設定がゼロ、且つ最新のOSのパッチで更新を行う必要は一切ありません。

・ゼロ遅延
OSが存在しないため、ブート時間は非常に高速で、ユーザーはデスクトップへのアクセスに長時間待つことはありません。

・ゼロウィルス
マルウェアは、OSおよびアプリケーションを攻撃するように作成されています。XenithにはOSがないため、マルウェアのからの攻撃からも安心です。

・ユーザーエクスペリエンスにおけるゼロ劣化
Wyse Xenithには、Citrix HDXに対するネイティブサポートがあり、ユーザーが自分の仮想デスクトップにアクセスするたびに高品位のユーザーエクスペリエンスを体感することができます。

・Citrix HDXでのシンプルなPlug-n-Display
箱から取り出したあと、Wyse Xenithは追加設定せずにXenDesktopで動作し、HDXエクスペリエンスを提供します。これはすべてネイティブで行われるため、Wyse Xenithの新しいエンジンテクノロジーを通しての設定は不要です。

販売時期について:
Wyse Xenithゼロクライアントは、米国にて2010年6月より販売開始予定です。


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Wyse Technologyについて
ワイズテクノロジーは(米国カリフォルニア州サンノゼ)1981年設立以来、ホストコンピュータ時代のダム端末から現代のシンクライアント端末まで、一貫してクライアント端末の製造と販売を行ってきた世界のシンクライアント市場のリーディングカンパニーです。現在は、シンクライアントを単純な表示装置(ハードウェア)として取り扱うのではなく、搭載されるOSや独自開発のソフトウェアにより、強力なソリューションであるシンコンピューティングとクライアント仮想化のグローバルリーダーとしてビジネス展開をしております。

Citrix Systems, Incについて
Citrix Systems, Inc.(NASDAQ:CTXS)は、全世界の23万以上の組織に仮想化、ネットワーク、SaaS(Software-as-a-Service)の技術を提供しているリーディングプロバイダーです。Citrix Delivery Center、Citrix Cloud Center(C3)、Citrix Online Servicesの製品ファミリーは、数百万のユーザーのコンピューティングを大幅に簡素化し、ロケーションやデバイスに関係なく、あらゆるユーザーにオンデマンドサービスとしてのアプリケーションを提供します。シトリックスは、インターネットの世界的大手企業や、Fortune Global 500企業の99パーセント、さらには世界中の多数の中小企業やプロシューマーを顧客に持ち、世界100カ国以上にわたる1万社以上の企業との間にパートナー関係を構築しています。シトリックスは1989年に設立され、2009年度の年間売上高は16億1,000万ドルでした。

■ 会社概要:
会社名: ワイズテクノロジー株式会社
住所: 〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-7-1
有楽町電気ビルヂィング 南館10階
日本法人代表: 松浦 淳
設立: 2005年8月10日
資本金:1,000万円
URL: www.wyse.co.jp

【本件に関するお問い合わせ先】
mkt_jp@wyse.com

《関連URL》
http://www.wyse.co.jp/about/news/pr/2010/0520.asp
http://www.wyse.com/products/hardware/zeroclients/Xenith/index.asp

企業情報

企業名 ワイズテクノロジー株式会社
代表者名 --
業種 未選択

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