イーソルのリアルタイムOSベースシステム開発スイート「eBinder」と、キャッツの状態遷移表CASEツール「ZIPC」が連携。組込みソフトウェア開発の効率化と品質向上を実現

イーソル株式会社とキャッツ株式会社は、イーソルのリアルタイムOSベースシステム開発スイート「eBinder」と、キャッツの拡張階層化状態遷移表設計ツール「ZIPC」の連携が実現したことを発表します。「eBinder」と「ZIPC」の連携により、ソフトウェア開発の効率化と品質の向上を図る事ができます。

                               2010年5月10日
報道関係者各位
                               キャッツ株式会社
                               イーソル株式会社

 イーソルのリアルタイムOSベースシステム開発スイート「eBinder」と、
     キャッツの状態遷移表CASEツール「ZIPC」が連携。
     組込みソフトウェア開発の効率化と品質向上を実現

   〜ESEC2010にてデモ展示決定!設計から実装、
                デバッグまでシームレスに開発!〜

キャッツ株式会社(本社:神奈川県新横浜、代表取締役社長:清成友晴、以下
「キャッツ」)とイーソル株式会社(本社:東京都中野区、代表取締役社長:
澤田勉、以下「イーソル」)は、イーソルのリアルタイムOSベースシステム
開発スイート「eBinder」と、キャッツの拡張階層化状態遷移表設計ツール
「ZIPC」の連携が実現したことを発表します。「eBinder」と「ZIPC」の連携
により、設計から実装、デバッグまでシームレスな開発が可能となり、ソフト
ウェア開発の効率化と品質の向上を図る事ができます。

昨今、自動車の電子化や、地上波デジタルTVなど家電の情報機器化などに
よって、車載システムや家電に用いられるソフトウェア(組込みソフト
ウェア)は、より膨大かつ複雑になってきています。そのため、開発の工数が
増加するだけでなく、不具合が発生した場合の対応コストも大きな負担と
なっています。今回の連携によって「eBinder」が持つ強力なコードベースの
デバッグ・解析機能に「ZIPC」のモデルベースの解析機能が加わり、モデル
上で動きの概要を俯瞰して不具合の発生箇所の“あたり”をつけてから、
コードの細部を調査することが可能になります。リアルタイムシステム開発
に特化した「eBinder」では、タスク単位、モジュール単位でのデバッグ・
解析ができます。両ツールのデバッグ・解析技術の協調により、効率よく
不具合を発見、修正することが可能になり、品質の確保と効率化の両方を
実現できます。

連携機能はZIPCのオプションとして2010年7月にリリースを予定して
います。オプションは1ライセンス14.7万円、年間20社での導入を目標
とします。

なお、5月12日(水)より東京ビッグサイトで開催される第13回組込み
システム開発技術展(ESEC2010)のキャッツブースにて、デモ展示を
行います。
▽ ESEC展示詳細:http://www.zipc.com/event/esec/2010/


■ 本リリースに関するお問い合わせ先
キャッツ株式会社 ソフトウェア事業部 営業部 中島
  TEL:045-473-2816 / FAX:045-473-2673
  E-Mail:info@zipc.com  URL:http://www.zipc.com/
イーソル株式会社 エンベデッドプロダクツ事業部マーケティング部 村上
  TEL:03-5302-1360 / FAX:03-5302-1361
  E-Mail:ep-inq@esol.co.jp  URL:http://www.esol.co.jp/embedded/

* eBinderはイーソル株式会社の登録商標です。
* ZIPCはキャッツ株式会社の登録商標です。
* 記載された社名および製品名は各社の商標または登録商標です。



<製品概要>

【eBinderについて】
eBinderは、T-Kernel、μITRONをコアとするシステム向けの開発スイート
です。従来のT-Kernel/μITRONソフトウェア開発に不足していた、優れた
開発環境を提供します。リアルタイムOSを使ったシステム開発のために
ゼロから設計された開発ツール・機能群を使うことで、リアルタイムシステム
特有の問題を容易に解決でき、リアルタイムOSを最大限に活用できます。
eBinderには、システムのコンフィギュレーション、ビルド、デバッグから
検証までの一連のソフトウェア開発工程カバーする、C/C++コンパイラを含む
開発ツール群が含まれます。eBinderは、イーソルのT-Kernel/μITRON
ベースソフトウェアプラットフォーム「eCROS」の一要素として提供され
ます。
▽ 「eBinder」詳細:http://www.esol.co.jp/embedded/ebinder.html


【ZIPCについて】
キャッツ株式会社の「ZIPC」は、状態遷移表設計を用いた組込み向けCASE
ツールです。
状態遷移表エディタで設計・シミュレーションすることによって、仕様の
モレ抜けを防ぎます。「ZIPC」はコード自動生成機能も備えており、作成
した設計書(状態遷移表)から、MISRA-C準拠の信頼性の高いCソースコード
を生成可能です。
▽ 「ZIPC」詳細:http://www.zipc.com/product/zipc/index.html



<会社概要>

【イーソル株式会社について】
イーソル株式会社は「Inside Solution」をブランドスローガンに、1975年
の創業以来、組込みソフトウェア業界、および流通・物流業界で実績を
重ねて参りました。「ユビキタス社会を内側から支える技術者集団」と
して、お客様の満足を第一に、開発、販売からサポートまで一貫した
サービス、そしてトータルソリューションを提供しております。弊社は
創業直後より30年以上にわたって、高信頼かつ高性能の組込みOS・
開発環境・各種ミドルウェアを自社開発、販売し、デジタルカメラなどの
情報家電製品から車載情報機器や人工衛星システムにいたるまで、数多く
の組込みシステムに採用いただいています。さらに、顧客様のシステムに
特化した組込みアプリケーション開発やコンサルテーションも創業時より
行っており、これら様々な規模のシステム開発実績による技術とノウハウ
の蓄積を背景としたサービスは、多くの顧客企業様より高いご信頼をいた
だいております。また、組込み技術の応用市場としての流通・物流業界に
おいても、指定伝票発行用車載プリンタ、耐環境ハンディターミナル、
冷凍庫ハンディターミナルなどの製品企画および販売を行い、高い評価を
いただいております。
▽ eSOLホームページ:http://www.esol.co.jp/


【キャッツ株式会社について】
キャッツ株式会社は、リアルタイム制御・組み込み系分野において日本最初の
CASE(Computer Aided Software Engineering)ツールとして「拡張階層化
状態遷移表設計手法」を支援する同社のフラッグシップCASEツール「ZIPC」
を世界に先駆けて1990年に世の中に送り出して以来、日本国内における
CASEツールベンダーとしてリアルタイム制御・組み込み向けの数々のCASE
ツールを提供しております。
キャッツのツールはJEITA/JASAの調査結果にて日本国内のシェア/効果が
あった技術・ツールとしてNo1の実績を持ち、数多くの一般企業をはじめ、
大学・先端研究機関との協調により最先端技術を取り入れソフトウェア&
システム開発ソリューションを提供する事業を行っております。
▽ キャッツ株式会社:http://www.zipc.com/product/zipc/index.html

企業情報

企業名 イーソル株式会社
代表者名 長谷川 勝敏
業種 コンピュータ・通信機器

コラム

    イーソル株式会社の
    関連プレスリリース

    イーソル株式会社の
    関連プレスリリースをもっと見る

    • クリックして、タイトル・URLをコピーします
    • facebook
    • line
    • このエントリーをはてなブックマークに追加

    プレスリリース詳細検索

    キーワード

    配信日(期間)

    年  月  日 〜 年  月 

    カテゴリ

    業界(ジャンル)

    地域