岡山県初! カーボンオフセット「ホワイト証書」が完成しました。
岡山県環境保全事業団(本部:岡山市内尾)と備前みどりのまほろば協議会(事務局:備前市役所)は、岡山県初となるカーボンオフセット証書「ホワイト証書」の取組を始めます。
■趣旨文
このたび、㈶岡山県環境保全事業団(本部:岡山市内尾)と備前みどりのまほろば協議会(事務局:備前市役所)は、県内初となるカーボンオフセット証書「ホワイト証書」の取組を始めます。この取組は、環境学習センター「アスエコ」が今年夏(7/20-9/20)に取り組んだ“省エネサマーチャレンジコンテスト!”において、市民が電気使用量を減らしたことにより削減されたCO2を、県内外の企業・団体がCO2価値として買い取り、その資金はコンテストに参加された市民の中から優秀な成績を収めた方へ賞金として贈られます。
このホワイト証書は、1口0.1kg-CO2を最低10口から協賛企業がご購入いただくものであり、10口を購入することによって、1トンのCO2を削減したことにつながります。
■役割分担とスキーム図
それぞれの主体と役割について下記に明記し、スキーム図及び証書デザインを示します。
■意義
国内のカーボンオフセットにおける取組は、経済産業省や環境省がそれぞれの取組として、国内CDMやオフセット・クレジット(J-VER)制度などを展開しており、非常に流動的な状況となっています。一方で、グリーン電力証書の市場規模はすでに10億円を超えるなど、先駆的なカーボンオフセット証書の取り組みもございます。
このたびのホワイト証書は、認証者が当財団及び協議会であり、ボランタリー(京都クレジットには算入されません)な取り組みとして位置づけられます。しかしながら、県内企業にとっては、国内CDMやグリーン電力証書についてはまだまだ遠い存在であり、まずは身近なところからの取組が必要だと考えます。さらに、海外からの排出権購入ではなく、県内住民の省エネによるCO2価値への経済的貢献は、地域内の省エネの取組をより一層進めるものとして、価値があると考えます。このように、県内の取組を加速させるため、現段階ではボランタリーであっても、カーボンオフセットの取組みを進めることとなりました。
■ホワイト証書の名前の由来
ホワイト証書は、2004年にイタリアで始まった制度です。NEDOの海外レポート(2005 年度 No.4
イタリアにおける新エネルギー等実態調査)では、以下のように記載されています。
「(イタリアでは)電力とガス供給者が消費者のために効果的な省エネルギーを実施する設備設置プロジェクトを立案し、実行して実際に省エネ結果を出させねばならないことを義務付けている。またプロジェクトは電力とガス供給者自身が直接(またはグループ会社を通して)実施しても良いが、エネルギー・サービス会社ESCO(Energy Sevices Companies)を介して実施しても良い。さもなければ、“エネルギー効率証書”別名“ホワイト証書”を購入して省エネルギー義務を果たしても良いと謳っている。」
このように、イタリア発祥のホワイト証書は、その後欧州の複数の国、アメリカの州レベルに広がっており、一般的な言葉として流布しています。今回は、その言葉を引用して、ホワイト証書と名付けました。
■販売先企業・団体(実績)
10/1から販売を開始しましたが、下記の企業・団体様にいずれも1トンご購入いただきました。
・DOWA IPクリエイション株式会社(岡山市)
・新見ライオンズクラブ(新見市)
・Carbon to Forests(東京都)
■今後の予定
今後は、毎年の省エネサマーチャレンジコンテスト!の取組だけでなく、様々なCO2削減に関する既存及び新規プロジェクトにおいて、ホワイト証書の活用を考えています。
■広報担当連絡先 備前グリーンエネルギー株式会社
〒709-0224 備前市吉永町吉永中885 電話:0869-84-9500 FAX:0869-84-2332
info01 @bizen-greenenergy.co.jp 井筒、松本
■主催団体概要
・財団法人 岡山県環境保全事業団
〒701-0212 岡山県岡山市南区内尾665-1
TEL:086-298-2122(代) / FAX:086-298-2496
・備前みどりのまほろば協議会
〒705-8602 岡山県備前市東片上126 備前市役所環境課内
TEL:0869-64-1822 / FAX:0869-64-3845 担当:大西
このたび、㈶岡山県環境保全事業団(本部:岡山市内尾)と備前みどりのまほろば協議会(事務局:備前市役所)は、県内初となるカーボンオフセット証書「ホワイト証書」の取組を始めます。この取組は、環境学習センター「アスエコ」が今年夏(7/20-9/20)に取り組んだ“省エネサマーチャレンジコンテスト!”において、市民が電気使用量を減らしたことにより削減されたCO2を、県内外の企業・団体がCO2価値として買い取り、その資金はコンテストに参加された市民の中から優秀な成績を収めた方へ賞金として贈られます。
このホワイト証書は、1口0.1kg-CO2を最低10口から協賛企業がご購入いただくものであり、10口を購入することによって、1トンのCO2を削減したことにつながります。
■役割分担とスキーム図
それぞれの主体と役割について下記に明記し、スキーム図及び証書デザインを示します。
■意義
国内のカーボンオフセットにおける取組は、経済産業省や環境省がそれぞれの取組として、国内CDMやオフセット・クレジット(J-VER)制度などを展開しており、非常に流動的な状況となっています。一方で、グリーン電力証書の市場規模はすでに10億円を超えるなど、先駆的なカーボンオフセット証書の取り組みもございます。
このたびのホワイト証書は、認証者が当財団及び協議会であり、ボランタリー(京都クレジットには算入されません)な取り組みとして位置づけられます。しかしながら、県内企業にとっては、国内CDMやグリーン電力証書についてはまだまだ遠い存在であり、まずは身近なところからの取組が必要だと考えます。さらに、海外からの排出権購入ではなく、県内住民の省エネによるCO2価値への経済的貢献は、地域内の省エネの取組をより一層進めるものとして、価値があると考えます。このように、県内の取組を加速させるため、現段階ではボランタリーであっても、カーボンオフセットの取組みを進めることとなりました。
■ホワイト証書の名前の由来
ホワイト証書は、2004年にイタリアで始まった制度です。NEDOの海外レポート(2005 年度 No.4
イタリアにおける新エネルギー等実態調査)では、以下のように記載されています。
「(イタリアでは)電力とガス供給者が消費者のために効果的な省エネルギーを実施する設備設置プロジェクトを立案し、実行して実際に省エネ結果を出させねばならないことを義務付けている。またプロジェクトは電力とガス供給者自身が直接(またはグループ会社を通して)実施しても良いが、エネルギー・サービス会社ESCO(Energy Sevices Companies)を介して実施しても良い。さもなければ、“エネルギー効率証書”別名“ホワイト証書”を購入して省エネルギー義務を果たしても良いと謳っている。」
このように、イタリア発祥のホワイト証書は、その後欧州の複数の国、アメリカの州レベルに広がっており、一般的な言葉として流布しています。今回は、その言葉を引用して、ホワイト証書と名付けました。
■販売先企業・団体(実績)
10/1から販売を開始しましたが、下記の企業・団体様にいずれも1トンご購入いただきました。
・DOWA IPクリエイション株式会社(岡山市)
・新見ライオンズクラブ(新見市)
・Carbon to Forests(東京都)
■今後の予定
今後は、毎年の省エネサマーチャレンジコンテスト!の取組だけでなく、様々なCO2削減に関する既存及び新規プロジェクトにおいて、ホワイト証書の活用を考えています。
■広報担当連絡先 備前グリーンエネルギー株式会社
〒709-0224 備前市吉永町吉永中885 電話:0869-84-9500 FAX:0869-84-2332
info01 @bizen-greenenergy.co.jp 井筒、松本
■主催団体概要
・財団法人 岡山県環境保全事業団
〒701-0212 岡山県岡山市南区内尾665-1
TEL:086-298-2122(代) / FAX:086-298-2496
・備前みどりのまほろば協議会
〒705-8602 岡山県備前市東片上126 備前市役所環境課内
TEL:0869-64-1822 / FAX:0869-64-3845 担当:大西
企業情報
企業名 | 株式会社sonraku |
---|---|
代表者名 | 井筒 耕平 |
業種 | その他サービス |
コラム
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