ピースマインド、「セクハラ・パワハラホットライン 」サービスを提供開始 − 企業リスクが高まっているハラスメント問題の解決に特化した専用相談窓口を開設、サービスをより強化 −

株式会社ピースマインドは、ハラスメントに関する専門知識をもった相談員が対応する専用相談窓口「セクハラ・パワハラホットライン」サービスの提供を2009年10月1日より開始いたしました。

メンタルヘルスサービスを提供する株式会社ピースマインド(本社:東京都中央区、代表取締役社長:荻原 国啓、以下ピースマインド)は、ハラスメントに関する専門知識をもった相談員が対応する専用相談窓口「セクハラ・パワハラホットライン」サービスの提供を2009年10月1日より開始いたしました。従来からピースマインドEAP(従業員支援プログラム)でご提供していたカウンセリングサービス(対面・電話・オンライン)においても、さまざまハラスメント問題に対応しておりましたが、相談テーマとして需要が急速に高まっていること、また企業側の対策と責任も強く求められている社会的背景を受け、より専門的でスピーディな対応ができるよう体制を整備いたしました。このサービスを新たな機能として付加することによって、よりお客様のニーズに沿ったEAPサービスをご提供することを目指します。

昨今の経済環境の悪化に伴い、雇用の流動化、成果主義や競争の激化、過重労働といった職場環境にもさまざまな歪みが生じ、労働者の不安やストレスがさまざまな形で顕在化しています※注。セクハラ・パワハラの問題もその一つで、平成20年度に都道府県労働局に寄せられた男女雇用機会均等法に関する相談の約半数はセクハラに関するものであり、また、民事上の個別労働紛争については、「いじめ・嫌がらせ件数」が「解雇」や「労働条件の引き下げ」についで多く、過去5年で約2倍に達しています。関連の訴訟問題も増加し、企業責任が強く問われるようになりました。このような流れを受け、各法改正も進んでいます。平成18年に成立した男女雇用機会均等法関連改正法では、事業主の対応について、「事後措置」ではなく「予防措置」を要求しています。また労災認定基準も10年ぶりに改正され、パワハラについての項目が新たに追加されるなど、各ハラスメント問題に対する社会的な監視の目も高まりつつあります。問題が発生した場合の企業内の影響も大きく、職場の士気や生産性の低下、人材流出につながるなど、訴訟リスクにとどまらないその波及損失ははかりしれず、企業にとってこれらハラスメント問題に特化した対策をとることは、重要なリスクマネジメントの一環といえます。

しかしながら、体制が整備されている企業は多くはなく、仕組みがあったとしても実効性が低かったり、形骸化しているケースも散見されます。また、問題の特性上、体制を内製化させると問題解決の徹底がなされにくいという指摘もあり、第三者機関にその役割を求められるケースが増えてきました。このようなニーズを受け、ピースマインドでは、これまでご提供していたEAPサービスをさらに強化する形で、ハラスメント問題の解決に特化した専門チームを組み、新サービスとしてご提供を開始いたしました。相談者個人へのサポートはもちろん、問題発生毎に企業・団体へ即時報告を行い、問題を共有し、専門機関として組織へのスピーディな解決支援も行ってまいります。

今後もピースマインドでは、組織や個人のメンタルヘルス対策をトータルにサポートしてきた実績とノウハウを活かし、組織が抱える課題解決の支援に寄与していくと共に、より信頼性の高い良質なサービスの開発・提供に努めてまいります。


※注
強い不安や悩み、ストレスが「ある」と回答した労働者は約6割に達している。(厚生労働省「労働者健康状況調査」平成19年度)
精神疾患による労災申請が身体的疾患の申請を初めて上回った。(厚生労働省「脳・心臓疾患及び精神障害に係る労災補償状況」平成19年度)





− セクハラパワハラホットライン サービス概要 −

【名称】
セクハラ・パワハラホットライン

【対象者】
契約企業・団体の従業員、および契約・派遣従業員等 ※対象範囲はご契約時に決定

【対応者】
臨床および組織コンサルテーションの知識・経験を有し、かつセクハラ・パワハラに関する専門の研修を受けた専門相談員

【内容】
<サービスの流れ>
1)組織内の各種ハラスメントのご相談を、専用のフリーダイヤルにて受付
・受付時に氏名と所属部署を確認、匿名での利用も可能
・受付時間は、月から金の12:00-19:00
2)弊社担当者から契約企業・団体のご担当者へ第一報(開示は、ご利用者の承諾の範囲内)
3)契約企業・団体への四半期毎定期報告時に文書化して報告

<サポート内容>
■ 個人へのサポート
・相談員が心理的サポートを行うとともに、個人でできる改善方法などをアドバイス
・必要に応じ、対面カウンセリングとの連携や医療機関のご紹介等の情報提供
■ 組織へのサポート
・弊社担当者から企業・団体のご担当者へ相談内容を即時報告
・担当コンサルタントやセクハラ・パワハラ専門スタッフから、組織における対応上のポイントやその解決方法についてアドバイス
 
<サービス導入のメリット>
1. 通報窓口として機能することによって、各ハラスメント問題の発生抑止が期待できる
2. 企業・団体が早期の段階で問題を把握することによって、組織としてのリスクを軽減できる
3. 感情的な問題が伴いやすい各ハラスメント問題に対し、心理の専門家がまずそれらを吸収し緩和させることによって、問題の客観的かつ合理的な整理が行える
4. 心理の専門家が介入することによって、必要時に対面カウンセリングや医療機関へつなぐ等、相談者の状態に応じた適切な対応を早期に行うことができ、メンタル不調やうつ病発症等の予防につながる
5. 第三者機関が受けることによって、プライバシーや客観性が担保され、相談者が利用しやすい

【提供開始】
2009年10月1日(木)

【料金】
<初期導入費>
200,000円

<基本料金>
対象人数/年間料金
0−500人   200,000円       1001−5000人  400,000円      
501−1000人  300,000円       5001人以上   応相談 

<オプショナルサービス>
管理職対象の基本的ハラスメントの知識とサービス内容についてのガイダンス
60分  50,000円 

<教育研修(管理職対象)>
管理職対象のコミュニケーションやリスク管理についての教育研修
120分  250,000円

※全て税別
※ピースマインドEAPを既に導入いただいている企業・団体様には優待価格が適用されます






■ 株式会社ピースマインド 会社概要

<本社所在地>
東京都中央区八重洲2-2-1 住友生命八重洲ビル4F

<代表取締役社長>
荻原 国啓

<資本金>
90,250,000円

<事業内容>
メンタルヘルスに関するコンサルティングやEAP(従業員支援プログラム)サービスを中心に、取引企業・団体数300、サービス提供対象人数130万人、カウンセリング件数年間2万件以上の実績を有する業界のパイオニア企業。個人および組織の問題解決と新たな価値の創造を目指し、日本で先進的にEAPとカウンセリング事業を展開している。主要都市駅前・ホテルでのカウンセリングルームの直営展開、カウンセリングの新しい形であるオンラインカウンセリングサービスの開発、世界最大手EAPプロバイダーとの業務提携による海外在住者向け支援サービスの提供、WEBを活用した本格的EAPサービスの開発など、これまでになかった新しいサービスを積極的に開発・展開し、日本におけるメンタルヘルスサービスの新しい概念・価値を生み出し続けている。臨床心理士、精神保健福祉士、シニア産業カウンセラー等、200名以上に及ぶ国内最大規模のカウンセラーネットワークをはじめ、医師、産業保健専門職等のメンタルヘルスの専門家および人事に関するコンサルタント等の多彩な専門家が相互に協力を図り、幅広い分野の問題解決のサポートを行っている。




【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社ピースマインド
コーポレートコミュニケーション室 広報担当:多恵(タエ)
TEL:03-3242-5777   
FAX:03-3242-5775
E-mail:press@peacemind.com


《関連URL》
http://www.peacemind-eap.com/
http://www.peacemind.co.jp/

企業情報

企業名 ピースマインド株式会社
代表者名 荻原 英人
業種 ビジネス・人事サービス

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