チャーター便の利用に関するアンケート調査実施　7割が国際チャーター便利用意向、魅力は飛行時間の短縮や行き先の広がり

　定期路線のない国・地域にも最短コースで訪れることのできる直行チャーター便。人気の高まりを受け、ゴールデンウイークや夏休みの旅行シーズンを中心に国際線チャーター便を強化する航空会社、そして宿泊や観光と組み合わせたツアーとして売り出す旅行会社が増えています。旅行者はこのチャーター便に対し、どのような期待を抱き、実際の利用状況はどうなっているのでしょうか。海外個人旅行を好む人が多いアップルワールドの利用者・閲覧者の意向を把握することで実態を探ろうと考えました。
　
　アンケート結果では、国際チャーター便を利用して海外旅行に出かけたことのある人は22.8％でした。定期便と異なって出発日が限られるにもかかわらず、すでに4分の1に利用経験があることになり、着実に普及しつつある様子がうかがえます。

　行き先は東アジアが35.4％でトップ。東南アジアも20.3％に上り、アジア方面で過半数を占めました。また、東欧が10.1％と3位に入っているのもポイント。中欧の7.6％を加えると2割近くに上ることになります。通常、乗り継ぎ便で14時間から18時間程度かかるところ、チャーターによる直行便を使って11時間から13時間に短縮したことで人気が高まりました。クロアチアなど近年ブームになっている国も、きっかけはチャーター便の就航でした。

　また、出発空港で最も多かったのは、羽田空港の36.9％。海外都市への直行便が少ない地方都市からの需要を反映し、羽田、成田、関空、中部の主要4空港を除いた【その他の空港】との回答も27.7％に達しました。

　今後、国際チャーター便を利用して海外旅行に行ってみたいかどうか聞いたところ、【いずれ利用したい】と回答した人が7割。【今年中に利用したい】との積極派も1割に上りました。理由としては、【飛行時間が短く、目的地までの時間を短縮できる】からが37.7％でトップ。【直行便が就航していない国・地域に行ける】が27.1％、【地元空港から出発できる】が16.5％と続きました。

　なお、昨年末に包括旅行チャーターのルールが改正されたことで、国際チャーター便の座席のみの販売が拡大される見込みがあることにより購入してみたいかどうかについても聞いたところ、【一般の運賃と同程度なら】と答えた人がが89.8％と圧倒的多数。【高くても購入する価値がある】とまで考える人はごく少数派でした。

　アップルワールドでは今後も海外旅行をテーマに、旬の話題に即した様々なアンケートを実施し、海外旅行を取り巻く課題を浮き彫りにできるような情報提供に努めてまいります。


＜調査概要＞
・調査名
　　チャーター便の利用について
・調査期間
　　2009年4月1日から4月7日
・調査方法
　　アップルワールドが運営するサイト　アップルワールド.com( http://appleworld.com )でアンケート調査を実施
・有効回答
　　20代から60代以上まで255件(男性112件、女性143件)の回答が寄せられた。


＜会社概要＞
・社名
　　株式会社アップルワールド
・設立
　　1993年12月
・所在地
　　東京都豊島区西池袋1-11-1　メトロポリタンプラザ12階
・代表者
　　代表取締役社長　 竹中　公道
・資本金
　　2億円
・登録
　　観光庁長官登録旅行業　第1576号
・加盟団体
　　社団法人日本旅行業協会（JATA）正会員・ボンド保証会員
・事業内容
　　海外ホテルのクチコミ・予約サイト　アップルワールド.comの運営、ホテルクーポン販売、海外ホテル・旅行関連
　　情報サービス、海外航空券の予約・手配、海外長期滞在事業


【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社アップルワールド
担当：小栗(おぐり)、武原(たけはら)、落越(おちこし)
東京都豊島区西池袋1-11-1　メトロポリタンプラザ12階
電話番号：03-3980-7386　メールアドレス：press@post.appleworld.com



《関連URL》
http://appleworld.com/apl/enquete/1177525_160810.html
http://appleworld.com/apl/enquete/index.html
http://appleworld.com/apl/index.html