中西製作所、超省人化・高効率化を実現する2030年の「未来の給食センター」イメージ動画を公開
株式会社中西製作所(東証スタンダード・5941、本社: 大阪市生野区、代表取締役社長:中西一真)は、深刻化する労働力不足への対応と生産性向上を目的に、超省人化・高効率化を実現した2030年の「未来の給食センター」を描いたイメージ動画を公開しました。
動画URL:https://youtu.be/Hnen3Xx6kRw
現場の課題解決に直結する現実的な未来の提示
給食調理の現場は、調理員の高齢化や採用難により、恒常的な人手不足という構造的な課題に直面しています。本動画はこの課題を乗り越え、事業継続性を確保するための具体的なソリューション構想を示す内容となっています。
描かれている機器群は遠い未来の非現実的な構想ではなく、現存する当社機器の技術的進化を想定したロードマップに基づいています。
・上処理工程 ウォータージェットスライサー
高圧水流で野菜をカットする切裁機です。
現行のスライサーでは食材をカットする際切裁方法に合わせて刃を付け替えていますが、水流でのカットであれば付け替え作業が発生しません。水流でカットすることで異物混入のリスクも低減します。
・煮炊き調理 連続式釜調理ロボット
手作業で行っている釜の攪拌・調理作業を自動化します。
現在は大きな釜で調理を行い、杓子を使って人手でクラスごとに計量・配缶を行っていますが、このロボットは最初からクラス分ごとに分けた状態で攪拌・調理作業を行うため、計量等の作業は必要ありません。また、調理・配缶が終了した釜から自動で洗浄作業を行います。
・焼物調理 SVロースター
過熱水蒸気による調理で美味しさとヘルシーさを両立することができる連続式オーブン・SVロースターです。SVロースターの前後をAMR(自律走行搬送ロボット)によって食材を自動搬送し、さらにロボットアームによって自動投入・取り出しする作業を自動化します。
・洗浄 無人カゴごと洗浄システム
給食センターから返却された食器やトレイの洗浄作業を全自動化します。
コンテナに入っている食器カゴやトレイカゴの取り出しも自動で行い、現在は手作業で行っているカゴに入った食器やトレイの枚数を数える作業もセンサーを用いて自動カウントします。
洗浄の終わった食器カゴは自動搬送され、コンテナに自動収納されます。
中西製作所が目指す次のステップ
本動画は、当社がこれから開発・製品化を進めていくことを構想している未来の姿を映し出しています。
当社は、長年培ってきた給食センター設計・厨房機器開発のノウハウを活かし、このCG動画で描かれた未来を現実にすべく、技術開発と製品構想を加速してまいります。社会インフラとしての学校給食の品質と安全性を守り、子どもたちの「食」を支え続ける社会の実現に貢献してまいります。
株式会社中西製作所について(https://www.nakanishi.co.jp/)
戦後復興期にミルク給食用のアルミ食器などの調理器具を販売する事業から始まり、今日では大量調理機器を製造・販売する会社として、全国の給食センターや給食室の「設計」「施工」「開設支援」を行っています。2022年4月には、国内では貴重な「社員の子どもの学校給食費を会社が支給する制度」を導入し、少子化対策や次世代育成といった社会的課題の解決へも積極的に取り組んでいます。
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企業情報
| 企業名 | 株式会社中西製作所 |
|---|---|
| 代表者名 | 中西 一真 |
| 業種 | その他製造業 |
コラム
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