インターネットリサーチ業界 主要8社で40%を占める

インタラクティブ・マーケティング&リサーチ研究会は、「インターネットリサーチ業界調査(参入企業調査)」の第2回目を実施しました。

 インタラクティブ・マーケティングおよびインターネットリサーチに関する調査
研究を行っているインタラクティブ・マーケティング&リサーチ研究会(略称:
IMRJ、東京都渋谷区、会長 平石郁生)は、IMRJの前身であるインターネットリ
サーチ研究会(IRJ)として2002年に実施した「インターネットリサーチ業界調査
(参入企業調査)」の第2回目を実施しました。
 本調査は、Web上で公開されている情報の検索および各種メディアに掲載されて
いる情報をもとに、第1回調査で確認された参入企業が現在もインターネットリサー
チ事業を行っているかの追跡調査および新たに参入した企業の調査を行うという
方法で実施しました。その結果、2005年10月時点で確認されたインターネットリ
サーチ事業運営企業数は計111社、その内、自社パネルを有する企業数は97社でし
た。また、業態別の分類では、インターネットリサーチ専業(中心):15社、従
来型リサーチおよびコンサルティング系:59社、オプトインメール系:5社、その
他の事業メイン系:32社となっており、インターネットリサーチ専業企業は少な
いという実態が浮かび上がりました。一方、インターネットリサーチ専業企業を
中心とした主要8社により市場全体の約40%のシェアを占めており、インターネッ
トリサーチ専業企業による寡占化が進んでいることも確認されました。
 また、参入企業を資本金別に分類すると、1億円以上の企業は計111社中46社、
3,000万円未満の企業は計40社となっており、2極化傾向が伺えました。主な資金
の出し手は、ベンチャーキャピタルや新興市場に上場しているネット系ベンチャー
企業となっています。
 インターネットリサーチ市場は、2004年度で約240億円と推定され、2007年時
点では、約500億円市場へと成長することが期待されています。その成長市場を
狙って、ヤフージャパンによるインフォプラントの株式の過半数取得、楽天によ
るサイバーブレインズの買収やマクロミルによる同業で海外調査に強いAIPの買
収等、業界再編とも言える動きが活発化しています。
 IMRJでは引き続き、インターネットリサーチを含めたインタラクティブ・マー
ケティング関連業界動向に関する調査研究活動を行い、その結果を広く社会に発
信して参ります。

【IMRJ(インタラクティブ・マーケティング&リサーチ研究会)】について
IMRJは2002年2月、インターネットリサーチに関する諸問題および可能性の調査
研究を行うことにより業界の健全な発展を支援することを目的として、株式会社
インタースコープ創業者の平石郁生と株式会社インフォプラント創業者の大谷真
樹が発起人となり、IRJ(インターネットリサーチ研究会)として設立されまし
た。その後3年間の活動を経てインターネットリサーチの普及を確認し、2005年
7月、活動テーマをインタラクティブ・マーケティング全体に広げるため、IMRJ
へとリニュアルするに至りました。

IMRJ http://www.imrj.jp/

事務局:
〒150-0012 東京都渋谷区広尾1-1-39 恵比寿プライムスクエアタワー20F
株式会社ラソナ内
報道関係者からのお問い合わせ: info@imrj.jp 担当:松本

企業情報

企業名 ヤフーバリューインサイト株式会社
代表者名 田部 信
業種 未選択

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