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受賞作品は製品化の可能性!新潟県燕市の老舗カトラリーメーカーが「若monoデザインコンペティション燕」に参加、8月1日から10月31日までデザインを募集

燕三条は江戸時代の和釘づくりから始まり、鎚起(ついき)銅器や金属洋食器、金属ハウスウェアなどに至るまで連綿と続く”ものづくりのまち”です。次代を担う若者の創造力にあふれたアイデアを一つでも多くカタチにすべく、燕物産株式会社もコンペティションへ協力。「これからの暮らしに寄り添う、カトラリーのかたち」を求めます。

 

燕物産株式会社(本社:新潟県燕市、代表取締役社長:捧 吉右衛門)は、燕市が主催する「若monoデザインコンペティション燕」に協力企業の一社として参加いたします。本コンペティションは、ものづくり企業と学生・若手デザイナーとのマッチングを目的とするもの。募集期間は2025年8月1日(金)〜10月31日(金)で、「デザイン部門」「アイデア部門」の2部門を設定。エントリー時点で39歳以下の個人やグループが応募できます。

 

▼ 「若monoデザインコンペティション燕」開催概要(燕市公式ウェブサイト):https://www.city.tsubame.niigata.jp/soshiki/sangyo_shinko/2/kougyou/52/12629.html

 

 

■ものづくりのまちならではのコンペティションを通じて、カトラリーのデザインを募集

燕物産が製造するカトラリーは、お客さまの「食」に生涯寄り添うものです。箸文化の日本でも、赤ちゃんが人生で初めて口にする道具はスプーン。そして年齢を重ねるにつれ、再び箸からスプーンへと戻っていくこともあります。ライフスタイルの変化に合わせ、使うカトラリーは移り変わっていくのです。

 

一方で、カトラリーに対する世の中の関心はまだ十分とはいえず、付加価値が伝わりきっていないのが現状です。そのため、価格だけが選択の基準になってしまうという課題を抱えています。確かに安価なカトラリーでも食事はできますが、最高級のカトラリーには職人のこだわりや想(おも)いが込められており、その違いは大きいと考えています。

 

手仕事の積み重ねが、日常を豊かにする一本のカトラリーになる

 

そこで、カトラリーについて意識を深めてもらうきっかけを作ろうと考え、燕市が主催する「若monoデザインコンペティション燕」に、協力企業として参加することを決定しました。本コンペティションは、高度な技術を持つ市内のものづくり企業と、革新性やデザイン性などにおいて秀でた視点を持つ学生や若手デザイナーとのマッチングを図り、付加価値の高い新製品の開発を目指すものです。

10回目となる今回は、当社を含む市内の協力企業4社がそれぞれテーマや素材、ターゲット等のデザイン条件を提示。「デザイン部門」と「アイデア部門」の2部門を設け、新たな製品デザインを広く募集します。

 

■「これからの暮らしに寄り添う、カトラリーのかたち」がテーマ。受賞作品は製品化を目指す

燕物産が掲げるテーマは「これからの暮らしに寄り添う、カトラリーのかたち」です。素材はステンレスとし、ターゲットはアッパーミドル以上を想定。業務用・家庭用ともに可とします。デザイン部門の大賞受賞作品については、製品化に向けた取り組みへご協力いただく予定です。また、企業賞受賞作品についても、各企業とデザイナーとの間で製品化等の検討を行うため、製造・加工可能な範囲を想定したデザインを希望します。

 

「新たに次の100年も愛される洋食器を目指す」開発プロジェクトが当社でも始動。第1号の【Ten】
同上プロジェクト 第2号の【Stilla】

 

 

<「若monoデザインコンペティション燕」詳細>

募集期間:2025年8月1日(金)~2025年10月31日(金)必着

応募資格(次の条件をすべて満たす必要があります):

(1)39歳以下の個人やグループ ※エントリー時点で対象年齢の方。グループの場合はメンバー全員が対象年齢であること

(2)受賞後、代表者が表彰式に出席可能であること ※主催者の費用負担はありません

(3)受賞後、協力企業からの依頼による業務遂行が可能であること

応募費用:無料 ※作品の制作や提出に伴う実費等は応募者負担

 

審査基準:

(1)テーマ性 協力企業の募集テーマに沿ったデザインであるか。

(2)審美性 造形的に美しいか。

(3)新規性・革新性 優れたアイデアが盛り込まれており、既存類似品との差別化が図られているか。

(4)市場性 市場ニーズやトレンドを反映しているか。

(5)商品化の可能性 商品化に向け実現の可能性があるか。

 

賞と賞金:

(1)デザイン部門

・大賞(賞金30万円)

・企業賞(協力企業各社が、個別にデザイナーと継続して協議を進めたいという作品を選定。賞金などはありませんが、各企業で製品化などについて検討を行います)

(2)アイデア部門

・大賞(賞品として、協力企業の製品)

 

審査方法:応募フォーム入力事項および作品シートに基づく書類審査

・デザイン部門 審査委員会により大賞を選定。併せて協力企業により企業賞を選定

・アイデア部門 協力企業により大賞を選定

 

スケジュール(予定):

8月1日 作品募集開始

10月31日 作品募集締め切り

12月 【アイデア部門】協力企業による審査を実施し、大賞を選定

2月 【デザイン部門】審査委員会による審査を実施し、大賞を選定。併せて協力企業による審査を実施し、企業賞を選定

3月下旬 結果発表・表彰

審査結果について、表彰式を設けて結果発表および表彰を行います。その際、大賞を受賞したデザイナーには、受賞作品のプレゼンテーションを行っていただきます。

 

▼ 募集要項:https://www.city.tsubame.niigata.jp/material/files/group/15/bosyuu_vol10.pdf

 

提供する参考情報:

▼ スプーンの製造工程:https://youtu.be/1WGDIxAYDwk

▼ フォークの製造工程:https://youtu.be/xDTY37aGyx8

(※いずれの動画も、コンペティションの参加者に視聴を推奨しています)

一枚の金属板から、カトラリーの形が生まれる瞬間

 

燕物産株式会社について

創業1751年。新潟県燕市にて金物商「捧吉右衛門商店」からスタート。

114年前に洋食文化の到来とあわせて、国産のカトラリー製造を開始。金属洋食器専門メーカーに転身し代々続けてまいりました。洋食が一般化する前の文明開化の時代から100年、職人が守り続けてきたカトラリー“月桂樹(げっけいじゅ)”が代表商品です。

 

私たちが製造するカトラリーは、誰もが知り、必ず使う生活必需品。赤ちゃんの一口目から生涯寄り添うカトラリーを創る“匙(さじ)屋に徹す”を企業理念に、自社ブランドだけでなく、OEMまで幅広く対応しています。主に、ホテル・レストランをはじめプロ市場向けに製造販売。近年は、ギフト、ノベルティー、コラボ企画などさらに業務範囲を拡大しています。これからもお客さまの食に生涯寄り添い続けます。

 

左)専務取締役 捧開維(11代目) 右)代表取締役社長 捧吉右衛門(10代目)

 

本社:〒959-1276 新潟県燕市小池3501番地

代表者:代表取締役社長 10代目 捧吉右衛門

設立:1944年1月(創業1751年)

電話番号:0256-63-6511

URL:https://www.tbcljp.com/

事業内容:金属洋食器の製造・販売、医療・理化学用品の製造・販売



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企業情報

企業名 燕物産株式会社
代表者名 捧 吉右衛門
業種 その他製造業

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