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戦後80年企画・春日明夫コレクション 子どもの時代 ―戦前・戦中・戦後 子どもをめぐる昭和の暮らしと文化展

戦後80年の年に「子どもの暮らし」と「平和」について考える展覧会。造形教育やキッズデザイン研究者の春日明夫氏のコレクションから、戦前・戦中・戦後の子どもにまつわるすごろく・絵本・雑誌・玩具・教科書・教材・文具・生活用品などを展示します。

2025年8月

報道関係者各位

(公財)せたがや文化財団

世田谷文化生活情報センター 生活工房

 

「ヘアカラー展 なぜ染める、なぜ染まる。」を開催

【入場無料/8月19日(水)~12月28日(日)】

https://www.setagaya-ldc.net/program/615

 

 世田谷文化生活情報センター「生活工房」では、来たる8月19日より、展覧会「戦後80年企画・春日明夫コレクション 子どもの時代 ―戦前・戦中・戦後 子どもをめぐる昭和の暮らしと文化展」を開催する運びとなりました。

 

監修者の春日明夫氏(芸術学博士、東京造形大学名誉教授)は、日本における造形教育、子どもをめぐるデザイン研究の第一人者であり、造形教育の題材として世界中の玩具や関連資料を収集し、そのコレクションは6,000点を超えます。本展はその中から戦前~戦中~戦後に製作された双六(すごろく)・絵本・雑誌・玩具・文具・生活用品などを展示します。

 

大正モダニズムの影響から洗練された図案や意匠が生まれた戦前、戦中の軍部の権力と統制、戦後の連合国軍の占領下時代とそして高度経済成長期。それぞれの時代の社会情勢や教育、世相や流行が、子どもたちの暮らしには色濃く反映されています。特に戦時統制下は、当時の作者たちが制約や抑圧の中でぎりぎりの工夫をしながら創造、表現した苦悩がうかがえるものも多々あります。また、アートやデザインの影響力がプロパガンダ(戦意高揚)に利用されていた事実を伝えてくれます。そして戦後は一変して、世界の友好と平和、科学技術の進歩、マンガやアニメの正義の味方、ヒーローやヒロインなどがモチーフとなり、終戦直後の無彩色な社会が鮮やかに色彩を取り戻していく様が、展示資料には映し出されています。

 

おばあちゃんやおじいちゃん、お母さんやお父さんが子どもだった時代、そしてあなた自身の子どもの時代。昭和を生きぬいた、かつての子どもたちの可愛らしく楽しい、哀しくも美しい遊びや学びの道具から「戦争と平和」、「令和の子どもたちの未来」について考えてみませんか。

 

*世田谷区は、核兵器の廃絶と世界に平和の輪を広げていくことを誓い、戦後40年の日にあたる1985年(昭和60年)8月15日に、国の内外に向けて『平和都市宣言』を行いました。 

 

 

春日明夫
1953年東京生まれ。東京造形大学名誉教授。芸術学博士、教育学修士。専門分野はキッズデザインなど、子どもをめぐるデザインや造形活動。主な研究内容は、造形教育学の視点からの創作玩具研究、民族・民芸の造形比較文化、ワークショップ活動。その研究の一環として世界の玩具や遊具、関係資料を収集している。

 


【春日明夫コレクションの関連展示】 

昭和のくらし博物館

こども部屋でみる「戦争と子どもたち」

2025年8月1日(金)~2026年3月29日(日) 金土日祝のみ開館

 

 

【基本情報】

会期: 2025年 8月19日(水)~12月28日(日) 

時間:9:00-21:00

会場:生活工房ギャラリー

時間:9:00~21:00

休館日:月曜休み(祝休日は除く)11月9日(日)は休室

入場料:無料

 

 

主催:公益財団法人せたがや文化財団 生活工房 

企画制作:春日明夫、せたがや未来の平和館(世田谷区立平和資料館)、昭和のくらし博物館、造形教育センター

後援:世田谷区、世田谷区教育委員会



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企業情報

企業名 公益財団法人せたがや文化財団 生活工房
代表者名 生活工房
業種 国・自治体・公共機関

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