大分の野生植物を未来に残したい、貴重な学術資料のデジタル・アーカイブ化に向けて、初めてのクラウドファンディングに挑戦します。
「おおいたの野生植物を未来へつなぐプロジェクト」は、大分の野生植物を未来に残すための初めてのクラウドファンディングに挑戦し、貴重な学術資料のデジタル・アーカイブ化に向けた資金調達を、2024年8月13日(火)より大分県のクラウドファンディングサイト「Sandwich」にて開始しました。
<プロジェクト概要>
プロジェクト名:消えゆく大分の貴重な野生植物、未来に残すための写真展を参加費無料で開催したい!
期間:2024年8月13日(火)~10月20日(日)
URL:https://camp-fire.jp/projects/779287/view
目標金額:900,000円
リターン一例(返礼品):
・植物の写真入りお礼のメッセージカード
・おおいたの野生植物を未来へつなぐプロジェクトのホームページへのお名前掲載
・大分の野生植物を紹介した、植物学者 荒金正憲の著書、「季節を彩る」の中から、四季折々の植物のポストカード 他
< プロジェクトの背景>
◆絶滅の危機にある大分の野生植物
大分県には、大分の植生を支える様々な野生植物が生息していますが、その中には今、絶滅の危機に晒されている植物も少なくありません。それらの記録は、野生植物を長年にわたって観察し続けた「大分県を代表する植物学者・荒金正憲(別府大学短期大学部・名誉教授)」によって約11万枚の膨大なスライドフィルムに残されています。そして、この貴重な記録も、もはや経時劣化は避けられない状況です。
◆「おおいたの野生植物を未来へつなぐプロジェクト」
「おおいたの野生植物を未来へつなぐプロジェクト」は、大分県の野生植物の貴重な記録を保存・普及することを目的としたプロジェクトです。植物学者・荒金正憲による約11万枚のスライドフィルムの社会的かつ学術的な貴重性は、誰もが認めるところではありましたが、大分県には博物館がないこともあり、保存や活用に向けての具体的な動きは遅々として進んでいませんでした。
「大分の野生植物の美しさ、豊かさを未来にちゃんと受け継いでいきたい!」、そんな想いから、私たちは自らプロジェクトを立ち上げ、11万枚に及ぶ膨大なスライドフィルムをデジタル・アーカイブ化することで、大分の野生植物の記録を次の世代へ繋ぐことを目指し、活動を始めました。
◆写真展の開催からスライドフィルムをデジタル・アーカイブ化への道
まず、多くの方々が「大分県の野生植物」の素晴らしさに気づき、植物たちが生き続けられる環境づくりの意識を共有できる場が必要と考え、第一弾として、スライドフィルムを写真に現像し、無料で閲覧できる写真展を開催する企画を立ち上げました。 大分県では全国でも珍しい「サイエンスフェス」という大きな科学イベントが毎年開催されています。この大分県最大級の科学イベントで「おおいた野生植物写真展」を参加費無料で開催することができれば、大分県内外の多くの方々に「大分県の野生植物」の現状と未来について知って頂くことができます。今回のクラウドファンディングの目標金額は、この写真展開催に必要な資金です。
【写真展概要】
・名称:おおいた野生植物写真展
・開催日時:2024年9月21日(土)10時から17時
・場所:(J:COM)ホルトホール大分 1階特設会場(サイエンスフェスin大分2024内)
・主催:おおいたの野生植物を未来へつなぐプロジェクト
(代表:松藤隆行 ※株式会社青葉企画)
ホルトホール大分みらい事業共同体
・展示点数 約50点(A2サイズ写真パネル)予定
【サイエンスフェスin大分2024概要】
Instagram https://www.instagram.com/sciencefes_oita/
Facebook https://www.facebook.com/sciencefes2019?locale=ja_JP
このクラウドファンディングが成功した次に私たちが目指す挑戦は、植物学者・荒金正憲が残したスライドフィルムをデジタル・アーカイブ化することで、大分の野生植物の記録を次の世代へ繋ぐことです。デジタル・アーカイブ化したコンテンツの更なる有効活用(アプリ化、デジタル植物誌、デジタル植物園など)を模索し、大分の野生植物への接点を世界に拡げることで、大分の野生植物の美しさ、豊かさ、そしてその儚さまでをも、未来にちゃんと受け継いて行く活動に、全力で挑戦します。
<植物学者 荒金正憲>

1925年、大分県生まれ。別府大学短期大学部名誉教授。元大分県植物研究会会長。別府生物友の会名誉会長。長年大分県の植物研究に携わり、植物の調査研究などを通して国や県の環境自然保護行政の推進に貢献した。自然保護に関する講演やシンポジウム、植物の同定や学術調査などの諸活動にも精力的に取り組み、自然保護思想の普及啓発に努めている。「新版大分県植物誌」(1989)、「大分県レッドデータブック」(2001)の編纂においても中心的な役割を果たし、「新版大分県植物誌」は発刊まで10数年に及ぶ大事業であった。
[主な著書]
豊の国大分の植物誌(2003)、豊の国大分の植物誌増補(2006)、APG分類体系による大分県高等植物目録(共著、2011)、APGIII分類体系による大分の維管束植物標本資料一覧(2016)、大分の湿原植生とフロラ(2018)、大分の海岸植生とフロラ(2019)、大分の里山での植生とフロラ(2020)、大分の奥山での植生とフロラ(2021)、大分の野生植物写生画集一覧(2022)、季節を彩る(2023)
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【本件に関するお問い合わせ】
団体名:おおいたの野生植物を未来へつなぐプロジェクト
担当者名:松藤隆行
E-Mail:oita.wild.plants@gmail.com
URL:https://oitawildplants.studio.site/
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企業情報
| 企業名 | おおいたの野生植物を未来へつなぐプロジェクト |
|---|---|
| 代表者名 | 松藤隆行 |
| 業種 | その他非製造業 |









