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台湾のデジタル発展省がSPORTEC2024に出展、スポーツテクノロジー分野における台湾と日本の交流・協力を促す

台湾のデジタル発展省、通称「MODA(Ministry of Digital Affairs/數位發展部)」は、スポーツテクノロジー分野における台湾と日本の交流・協力を促し、双方の相互理解をさらに拡大・促進することを目的にSPORTEC2024に台湾パビリオンを出展いたします。この出展は今年で2回目を迎え、昨年に引き続き、台湾企業と日本企業のさらなる連携やマッチングの機会創出を求めるものです。

台湾のデジタル発展省、通称「MODA(Ministry of Digital Affairs/數位發展部)」は、スポーツテクノロジー分野における台湾と日本の交流・協力を促し、双方の相互理解をさらに拡大・促進することを目的にSPORTEC2024に台湾パビリオンを出展いたします。この出展は今年で2回目を迎え、昨年に引き続き、台湾企業と日本企業の更なる連携やマッチングの機会創出を求めるものです。

 

台湾は2023年春、近年EUで議論されているデータガバナンス法(DGA)に基づいた「Sports Data Altruism (スポーツデータ利他主義)」をスタートさせました。これは、政府に対する国民の信頼を通じて収集したデータを公益性の高い研究のため活用することで、国内に新たな産業イノベーションを起こすことを目的としています。データは個人情報の持ち主の了承を得て収集され、データの持ち主の許可を得て名前や住所などの個人情報と結びつかない状態で提供され、公共の福祉のために活用されます。この「Sports Data Altruism」はアジアでは初の取り組みで、昨年のSPORTEC2023で初めて日本国内に紹介されました。

 

現在MODAはスポーツデータが1,928,925件、フィットネスデータが663,741件、生理学的データが614,884件を収集、公開しており、50の企業が健康・スポーツに関する公共の福祉のためにこのデータを活用したサービスを提供しています。

MODAが提供するデータ一覧(一部)

 

・野球、バドミントン、ワークアウトなどの体力データ
・ウォーキング、ハイキング、登山などのデータ
・e-bike、自転車のアクティビティデータ
・Spinning RPMの心拍数と回転数の相関関係

・高齢者の体力スコア規範

 

今回台湾パビリオンでは、こうした公益性の高いデータ活用を行う台湾企業の中から10社が出展し、データ活用の事例や提携モデルを紹介、日本企業とのコラボレーションを目指します。
台湾国民は日本人と体格が似ているため、日本国内で入手が難しいスポーツデータを利用することで、開発期間を短縮できるなど、様々な可能性を模索できます。

 

●スポーツ、ヘルスケア分野のサービスやウェアラブル端末の開発者、または開発企業の方

●フィットネスに関するアプリ開発をお考えの企業・個人の方

●ゲーム開発において人間のモーションデータの取得を検討されている企業・個人の方

●スマートリング・スマートウォッチなどモーションデータを活用するハードを開発・研究している方

●スポーツに関する研究を行っている大学や研究機関

 

【データ利他主義(Data Altruism)とは】

近年EUで議論されているデータガバナンス法(DGA)に示された言葉で、組織または個人が公益のためにデータ提供することを指す。台湾では、この思想を取り入れた「Sports Data Altruism(スポーツデータ利他主義)」をスタート、政府に対する国民の信頼を通じて収集したデータを、公益性の高い研究のために貢献し、それを民間企業が利用することで、国内に新たな産業イノベーションを起こすことを目的とし活動している。

 

【數位發展部とは】

台湾では2022年7月、デジタル発展省「數位發展部」通称MODAを発足。「全国民のデジタル・レジリエンス」を理念に社会の融和、産業の変革、対応の強靭性など三つの面から関連の基礎を築いていく考えを示している。英語名はMinistry of Digital Affairsであり、略称を「MODA」としている。

 

【SPORTEC2024とは】

2009年から開催されている、世界中のスポーツ関係企業・団体が最新製品・技術・サービスを発表する、日本最大のスポーツ・健康産業に関する総合展示会。

 

1.スポーツをもっとファッショナブルにカッコよく

2.スポーツパフォーマンスをもっと効果的に

3.スポーツのできる環境を整備しスポーツを日常に

 

を掲げ、スポーツのできる環境整備とスポーツ人口の増加を促し、産業の発展に貢献することを目的に、アフターコロナに向けたスポーツ産業の未来を示し、日本の成長産業の一つとして出展社と来場者のビジネス拡大と最新情報発信の絶好の機会となるよう、スポーツ・健康産業発展のプラットフォームとして規模を拡大して盛大に開催している。

 

【参加企業一覧】

・志合訊息股份有限公司

https://www.whiizu.com/

志合訊息股份有限公司(Whiizu)は、デジタルメディアおよびマーケティングソリューションを提供する企業です。主にコンテンツの制作と配信、デジタル広告、ソーシャルメディアの管理などを手掛けています。

 

・愛吠的狗娛樂股份有限公司

https://www.barkingdog.ai/

愛吠的狗娛樂股份有限公司(Barking Dog)は、AIを活用したエンターテインメントコンテンツの制作と提供を行っている企業です。ゲーム開発やインタラクティブなエクスペリエンスの創出に注力しています。

 

・世大福智科技股份有限公司

https://www.seda-gtech.com.tw/whiztoys

世大福智科技股份有限公司(SEDA-G Tech)は、知育玩具および教育関連のデジタルツールの開発と販売を行う企業です。子供向けのインタラクティブな学習体験を提供しています。

 

・宇康醫電股份有限公司

https://www.ucaremedi.com/

宇康醫電股份有限公司(Ucaremedi)は、医療機器およびヘルスケアソリューションの開発と提供を行う企業です。特にリモートモニタリングシステムや健康管理アプリに強みがあります。

 

・神寶醫資股份有限公司

https://www.shennonacorp.com/

神寶醫資股份有限公司(Shennona)は、医療情報システムの開発と統合を行う企業です。病院やクリニック向けの電子カルテシステムや医療データ分析ツールを提供しています。

 

・聿承科技有限公司

http://www.2pi.studio/

聿承科技有限公司(2Pi Studio)は、クリエイティブテクノロジーの開発を行っている企業です。主にインタラクティブなデジタル体験やバーチャルリアリティ(VR)のコンテンツ制作に注力しています。

 

・觸覺科技有限公司

https://www.facebook.com/tactileglobal?locale=zh_TW

觸覺科技有限公司(Tactile Global)は、触覚技術の研究と製品開発を行う企業です。触覚フィードバックデバイスやインタラクティブシステムの開発に力を入れています。

 

・矽響先創科技股份有限公司

https://www.dbio-tech.com/

矽響先創科技股份有限公司(DBIO Tech)は、バイオテクノロジーとデジタルヘルスの融合を目指す企業です。遺伝子解析やデジタルヘルスプラットフォームの開発を行っています。

 

・快樂島股份有限公司

www.galerdo.net

快樂島股份有限公司(Galerdo)は、教育およびエンターテインメントに特化したデジタルコンテンツを提供する企業です。子供向けの教育アプリやゲームの開発を行っています。

 

・虹映科技股份有限公司

www.joiiup.com

虹映科技股份有限公司(Joiiup)は、映像技術およびメディアソリューションの提供を行う企業です。主に映像制作、配信プラットフォームの開発、VR/ARコンテンツの制作に注力しています。

 

【SPORTEC2024 パビリオンについて】
2024/7/16火-7/18木 
10:00~17:00

東京ビッグサイト東展示棟



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企業情報

企業名 MODA (Ministry of Digital Affairs/數位發展部)
代表者名 陳 珈后
業種 国・自治体・公共機関

コラム

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