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ゲットイット、ITハードウェア業界として国内初(※1)となるサステナビリティ・リンク・ローンを、三菱UFJ銀行をアレンジャーとしたシンジケーション方式で組成

株式会社ゲットイットは、2024年3月15日、サーバー、及びネットワーク機器の第三者保守・ITADを通じた「CO2削減貢献量」を達成目標として、シンジケーション方式でのサステナビリティ・リンク・ローンを組成しました。

株式会社ゲットイット(本社:東京都中央区、代表取締役:廣田優輝)は、株式会社三菱UFJ銀行(取締役頭取執行役員:半沢淳一)と2024年3月15日(金)にサステナビリティ・リンク・ローン(以下、SLL)契約を締結し、総額10億円の資金を調達しました。国内のITハードウェア業者向けでは、初の案件(※1)となります。

【本ローンの概要】

契約締結日 2024年3月15日
アレンジャー 株式会社三菱UFJ銀行
組成金額 10億円
資金使途 運転資金
貸出人 株式会社三菱UFJ銀行、株式会社三井住友銀行、株式会社みずほ銀行
期間 3年間のコミットメントライン契約

SLLは、企業の事業戦略に基づきサステナビリティに関連する目標(サステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット=SPT)を設定し、その達成度次第で貸付条件が連動する仕組みのローンで、ゲットイットのサステナビリティに関する取り組みの更なる強化を目的としたものです。

本ローンは単独での融資ではなく、三菱UFJ銀行をアレンジャーとして、三行がシンジケートを組んでの融資となります。当社の「企業活動に不可欠なITハードウェアの運用をサステナブルなものに変える」というビジネスモデルと、ゲットイット社の経営状態(22年度の売上高成長率118%など)が評価された形となります。
 

【KPI】サーバー、及びネットワーク機器の第三者保守(※2)・ITAD(※3)を通じた「CO2削減貢献量」

 

当社は、顧客が抱えるITハードウェアに関する課題を解決するサービスとして、第三者保守・ITAD・修理・データ消去・販売・レンタルなどのサービスをワンストップで提供、ITハードウェアのライフサイクルを持続可能にする「Sustainable Computing ®」の実現を通じ、循環型社会への移行への貢献を目指しています。

中期経営計画のマテリアリティ(重要課題)として、第三者保守、ITADを通したIT機器のリユース・リサイクル台数を定めています。第三者保守においては「リユース品の使用による、新品の原材料調達・廃棄の抑制」、ITADにおいては「機器のリユース・リサイクルによる鉱物資源の新規採掘抑制」により、CO2の排出削減に貢献しています。

第三者保守のCO2削減イメージ(出展※4)
鉱物資源の新規採掘抑制によるCO2削減イメージ

ITハードウェアの導入からリサイクルまで、サステナビリティ向上を目指すSustainable Computing® 

企業のサーキュラーエコノミーへの対応が広がる一方で、エンタープライズ企業におけるITインフラは産業廃棄物として処分する割合がいまだ75%を超えています。私たちはこの現状に対し、以下の三つの施策を中心に企業をサポートし、ITハードウェアにおける循環型経済の形成に努めています。
 

◆「ユーザーが望む限り長く使えるよう、サポートされる」=第三者保守

◆「使い終わったら次の製品に生まれ変わる」=ITAD

◆「紛争や環境汚染のない、持続可能な形で社会に提供される」=グリーンIT


ゲットイットの第三者保守の概要についてはこちら(https://www.get-it.ne.jp/eosl/、導入事例についてはこちら(https://www.get-it.ne.jp/interview_third-party_toyota/をご参照ください。またITADの概要はこちら(https://www.get-it.ne.jp/itad/、導入事例についてはこちら(https://www.get-it.ne.jp/interview_itad_pal-system/をご参照ください。

第三者機関による評価

本ローンは、日本国内における主要な格付会社の一社である株式会社格付投資情報センター(R&I ※5)によって「サステナビリティ・リンク・ローン原則」に適合していることが確認されました。


 

※1  環境省グリーンファイナンスポータルより当社調べ(2024年3月15日時点)

https://greenfinanceportal.env.go.jp/loan/issuance_data/issuance_list.html

 

※2  第三者保守 

第三者保守とは、サーバーやストレージ・ネットワーク機器など、ハードウェアの安定稼働をIT機器メーカーに依拠せず、独立企業がサポートする保守サービスのことです。インフラ部門が抱える2つの課題「EOSLを起因とした更改ではなく、企業側の希望時期に行う更改」「コスト削減」を解決するという側面から採用が増えています。ゲットイットではSier、メーカー、エンドユーザーまで幅広く、1800社以上の導入実績があります。

 

※3  ITAD  

「Information Technology Asset Disposition」 = ITAD(アイタッド)とは、企業で不要または使用されなくなったIT資産であるITハードウェアを、安全かつ責任をもって、再利用またはリサイクルするプロセスです。ゲットイットは情報セキュリティ面での施策に注力し、第三者機関(データ適正消去実行証明協議会:ADEC)における「消去プロセス認証」の最高レート、★★★を取得しています。またITADの年間契約者には、CO2排出量レポート「グリーンサイクルレポート」を発行いたします。

 

※4【検証してみた】第三者保守は環境に優しいのか?

https://www.get-it.ne.jp/green-it_240227/
 

※5  株式会社格付投資情報センター ホームページ

https://www.r-i.co.jp/rating/esg/sustainabilityfinance/index.html


株式会社ゲットイット

都内2,000㎡倉庫(勝どきZETTA)の豊富な在庫量と、マルチベンダー対応の技術力で、企業の抱えるITの「困った」を解決。サーバー・ネットワーク機器等ITハードウェアの専門家として、レガシーシステム運用に必要なEOSL保守(第三者保守)から、検証環境構築のための機器レンタル、情報機器処分(ITAD)に伴うデータ消去や買取りサービス、コスト削減のリユース販売まで、1社1社のオーダーに応える形で様々なハードウェア関連サービスを提供。株式会社ゲットイットは、持続可能な社会発展へ向けた「SDGs」への関心の高まりを受け、「使えるものは、長く使う」「使い終わったものは、次につなげる」の2点を掲げ、保守による機器の長寿命化や機器のリユース・リサイクルにより、ITハードウェアの持続可能な運用のための総合サービス「Sustainable Computing ®」を展開しています。

社名  :株式会社ゲットイット
URL  :https://www.get-it.ne.jp
所在地 :東京都中央区築地3-7-10 JS築地ビル4F
代表者 :廣田 優輝
設立  :2001年4月
事業内容:ITハードウェアサービス:第三者保守、EOSL保守、販売、買取り、修理、レンタル、移設、構築、データ消去 等

 

※Sustainable Computing ®(サステナブルコンピューティング®)とは、「使えるものは、長く使おう」「使い終わったものは、次につなげよう」をコンセプトにゲットイットが考案した「ITハードウェアの持続可能な運用のための総合サービス」の名称です。
 



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企業情報

企業名 株式会社ゲットイット
代表者名 廣田 優輝
業種 商社・流通業

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