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岩手県「安家川」をカワシンジュガイが生息する日本屈指の【夢の清流」に!

過日より岩手県安家川をカワシンジュガイが生息する日本屈指の夢の清流に!クラウドファンディングプロジェクトがスタートしました。

主催:特定非営利活動法人 ウォーターズ・リバイタルプロジェクト 

   https://rbjapan.org/  https://kawariva.com/

協賛:岩手県下閉伊郡岩泉町

協力:岩手県立博物館 渡辺修二 主任専門学芸員

 

「カワシンジュガイ」(絶滅危惧種)の生息調査にぜひご協力ください!!

かって安家川は、ヤマメやイワナに代表される渓流つりのメッカでしたが、今は、当時の魚影は見られなくなりました。そして、かつて豊富に生息していた「カワシンジュガイ」も今、 絶滅の危機に瀕しています。(環境省レッドリスト 絶滅危惧IB類) 

 

この川の生態系が変わってしまう前に、この危機を何とか乗り越えたい!

-カワシンジュガイの生態-

「カワシンジュガイ」は、春先に卵から孵化した幼生が約2カ月もの間、ヤマメのエラだけに寄生して成長し、ある程度大きくなると稚貝になって川底で生活します。

 

川底の「カワシンジュガイ」は川の中の有機物を生物たちが摂取しやすくする働きをします。この「カワシンジュガイ」の働きにより、川魚の女王ヤマメなどの魚影が濃くなり、自然・生物の多様性に富んだ究極の清流が蘇るのです。

 

「カワシンジュガイ」の生息条件はとてもデリケートで、ヤマメと同様 水温20℃以下のきれいな川でしか生きていけません。また人間の寿命をはるかに超える、なんと!100年以上生きる長寿生物で知られていますが、継代的に子孫を残していくには、この宿主であるヤマメが同じ川に豊富に生息していることが条件となります。

 

寄生するヤマメがいなければ、カワシンジュガイも絶滅の危機に瀕します。カワシンジュガイが絶滅すると川の生態系も大きく変わることが考えられます。

 

その前にカワシンジュガイの生息状況を徹底的に調べ、保護し、往年の素晴らしい安家川に戻し、次世代に継承していきたいと考えます。

 

私たちの目的は、この安家川を「カワシンジュガイ」の稚貝が生育できる川に保全し、かつての理想の清流(カワシンジュガイの宝庫)に再生することにあります。そのためにまずは、どこに、どれだけ、どのような個体群が生息しているかを把握する必要があります。この活動を岩手県立博物館 主任専門学芸員 渡辺修二様のご協力により進めていこうと考えております。

 

渡辺修二

岩手県立博物館 主任専門学芸員 博士(農学)

  

 皆様、是非私たちの活動をサポートしてください。

 

最近の別の調査から、稚貝が見つからない、大型の老齢な個体しかいない個体群が多く存在することもわかってきました。これは、老齢な個体は長寿なために生き残ってはいるけども稚貝が増えず、世代交代が上手くいっていないことを示しています。はからずも私たち人間社会で直面している超高齢化社会の問題を連想させます。このように長寿命で魚への寄生を必要とする複雑なメカニズムで生き抜くカワシンジュガイにおいて、その世代交代が停まってしまう理由も調査を進めながら同時に深掘りしたく思っています。

 

皆様、是非私たちの活動をサポートしてください。

 

https://readyfor.jp/projects/127366ぜひ、ご覧いただき、この拡散にご協力いただきたく、どうぞよろしくお願いいたします。



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企業情報

企業名 ウォーターズ・リバイタルプロジェクト
代表者名 水谷 要
業種 その他サービス

コラム

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