「あみきをほどく 家庭用編み機の展覧会」
生誕100年!家庭用編み機の歩みを様々な視点から紹介する展覧会
2023年10月
報道関係者各位
(公財)せたがや文化財団
世田谷文化生活情報センター 生活工房
「あみきをほどく 家庭用編み機の展覧会」を開催
【入場無料/10月31日(火)~2024年1月21日(日)】
https://www.setagaya-ldc.net/program580
世田谷文化生活情報センター「生活工房」では、来たる10月31日より、展覧会「あみきをほどく 家庭用編み機の展覧会」を開催する運びとなりました。
〽母さんは 夜なべをして 手袋編んでくれた
──『かあさんの歌』(作詞・作曲:窪田聡)。1956年7月10日発行の『うたごえ新聞』で発表
完成までに多くの時間がかかる手編みは、手芸のなかでもとくに人の想いがこもるモノとして語られてきました。母親が夜なべした手袋は、その典型です。これに対して、戦後に普及した「家庭用編み機」(家庭機)は、誰でも早く簡単に、きれいに編めることが目指されたプロダクトです。
家庭機は、1950年代後半から60年代にかけて流行しました。最盛期には年間100万台が生産されており、花嫁道具としても売り出されています。ミシンと並ぶ定番の家庭用品であり、またニット製品を量産するための仕事道具でもありました。しかし既製服が一般化すると、編み物は「作るもの」から「買うもの」へ、「家事」から「趣味」へとシフトしていきます。やがて家庭機は、徐々にその姿を消していきました。
本展では各時代の家庭機や編み物、雑誌等の資料を糸口に、この家庭用品を中心に編成された「暮らし」と「編むこと」の関わりを辿ります。あわせて現在も家庭機を使用するニッターの作品も紹介。1923年に萩原まさが考案してはや100年、長らく忘れられてきた家庭用編み機の可能性を再考します。
【基本情報】
あみきをほどく 家庭用編み機の展覧会
https://www.setagaya-ldc.net/program/580/
会期:2023年10月31日(火)~2024年1月21日(日)9:00~21:00 月曜休み(祝日除く)※11月5日(日)は設備点検、12月29日(金)~1月3日(水)は年末年始のため休室
会場:生活工房(三軒茶屋・キャロットタワー3階)
154-0004 東京都世田谷区太子堂4-1-1
TEL:03-5432-1543
料金:入場無料
交通案内:東急田園都市線・世田谷線「三軒茶屋駅」直結
東急・小田急バス「三軒茶屋」停留所そば
※展覧会の会期などが急遽変更や中止となる場合がございます。お出かけの前に最新情報を生活工房HPでご確認ください。
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企業情報
企業名 | 公益財団法人せたがや文化財団 生活工房 |
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代表者名 | 生活工房 |
業種 | 国・自治体・公共機関 |
コラム
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