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メタバース空間を活用した子どもたちの国際交流についての実証実験を実施 ― カンボジアの日本人学校生と徳島県内の小学生がメタバース上で国際交流―

株式会社steAm(代表取締役社長:中島さち子)は、子どもたちの国際交流やインクルーシブな学びを多角的に推進しています。この度、その中でもメタバース空間を活用した国際交流実証実験の第一歩として、2023年2月22日(水)、3月6日(月)の2日にわたり、京都市と大日本印刷株式会社(DNP)(代表取締役社長:北島義斉)が開発・運営するメタバース空間「京都館PLUS X」(渋谷区立宮下公園のメタバース空間)を活用し、徳島県上板町立高志小学校とカンボジアプノンペン日本人学校の交流を企画・実施しました。

 株式会社steAm(代表取締役社長:中島さち子)は、子どもたちの国際交流やインクルーシブな学びを多角的に推進しています。

 この度、その中でもメタバース空間を活用した国際交流実証実験の第一歩として、2023年2月22日(水)、3月6日(月)の2日にわたり、京都市と大日本印刷株式会社(DNP)(代表取締役社長:北島義斉)が開発・運営するメタバース空間「京都館PLUS X」(渋谷区立宮下公園のメタバース空間)を活用し、徳島県上板町立高志小学校とカンボジアプノンペン日本人学校の交流を企画・実施しました。

■本実証実験の実施概要と主な流れ

○実施日時 : 

2023年2月22日(水)日本時間14:00~15:00/カンボジア時間 12:00~13:00

2023年3月  6日(月)日本時間10:30~11:00/カンボジア時間   8:30~  9:00

○実施校 : 

徳島県上板町立高志小学校(校長:中川斉史)6年生 児童18名

カンボジアプノンペン日本人学校生(校長:村上洋司) 児童4名

○実施内容 : それぞれの地元を紹介するポスターを描いてプレゼンテーションを実施

(1)実施前:事前に双方の児童が、それぞれの思いで地元を紹介するポスターを製作

(2)実証当日:

【1日目】

・双方でメタバース空間「京都館PLUS X」内の実証空間に接続。

・京都市より京都館PLUS Xや京都について紹介。

・両国の児童がそれぞれ10分程度、ポスターを使って日本語で地元を紹介。

【2日目】

・ボイスチャット機能を活用して、お互いのプレゼンテーションに関する質問や感想などで交流、お互いのことを知る。

 

  実際に体験した子どもたちからは、アバター同士の距離次第で声が聞こえない・聞こえるといった臨場感を味わえた、離れている都道府県や国との交流ができ、身近に感じられた、アバターだとリアル映像よりも話しやすいといった感想が上がりました。

 

■本実証実験の背景と概要

 学校教育では、GIGAスクール構想の推進などによってICT教材の需要が高まるとともに、学習者が主体的に学ぶ「アクティブラーニング」が注目されています。また、最先端技術を活用して自分たちなりの発信や表現を行う応用力も今後より重要になると考えられております。今回は、ICT端末を用いて、ウェブ上で動くメタバース空間を活用し、主体的・対話的な、国際交流や国を超えた学び合いについて検証しました。

 利用者は自身の分身となるキャラクター(アバター)を選んで、同時に参加しているユーザーと音声で会話できるほか、同じ空間内でプレゼンテーションポスターや動画を見ることもできます。互いに動いて自分たちの意思で、メタバース「空間」を旅して関わり合うことができる点、アバターになることで自分自身の普段の性格や特性を超えて関わり合うことができる点などにより、時には音楽や芸能を交えた新しい形の国際文化交流ができることが期待されています。

 

■今後の展開

 今回の交流以降も、両校とともに他の連携校などとメタバース空間上での国際交流を模索し、ポスターや動画などを用いた自分たちの地域・文化紹介やPR、SDGsなども絡めた課題解決や探究のあり方を探っていきます。「先端技術」「交流」「学び」等が一体となった新たな学習経験のあり方を学校の先生方とご一緒に模索していきます。

 また、国際交流をはじめ、障がいのある方などとのインクルーシブな出会い等を、メタバース空間などを活用して創出する学びのあり方を模索していきます。

 当社代表の中島さち子は、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマとする2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)において、テーマ事業「いのちを高める」のプロデューサーを務めており、「遊び・学び・音楽・スポーツなどを通じ、生きる喜びや楽しさを感じ、共にいのちが高まる共創の場を創出する」<いのちを高める>テーマ事業の一環として、こうした国を超えた文化交流を推進していきます。DNPは、本テーマ事業の協賛企業でもあり、今回実証実験に関わった二校は、当社が普段からEdTechツール導入や探究・STEAMなどにおいて支援している学校です。大阪・関西万博を契機にさまざまな国際交流・インクルーシブな交流が生まれ、STEAM共創などを通じ、多様な一人一人のいのちが輝き、高め合える未来社会を構築していけるよう、今後もこうした実証実験やさまざまな活動を推進してまいります。

 



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企業情報

企業名 株式会社 steAm
代表者名 中島さち子
業種 教育

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