NPO法人SDGsHelloWorkのクラウドファンディングが1週間を切りました。300万円の高額プロジェクト、日本社会の多文化共生への関心が問われます。

２０２３年１月２３日、日弁連は「技能実習制度の廃止とあるべき外国人労働者受入れ制度」と題したシンポジウムを開催しました。

弁護士及び与野党議員、ジャーナリスト、労働組合、活動家、そして現場の管理組合経営者というメンバーでした。

合意事項としては、債務奴隷型の状況にある技能実習制度の廃止若しくは全面的な制度設計の変更、及び、特定技能制度をいかに人権に配慮した制度にするか、という点です。ただし、法改正には時間がかかるという共通見解のもと、認識の共有にとどまったのは残念でした。もちろん根本解決は法改正にあり批判するものではありません。

その中で、一人、現場の管理組合経営者の発言が際立っていました。特定技能外国人の家族帯同は法的に認められていませんが、そうであれば、と、男女ともに特定技能就労資格で招き入れ、北海道で実際に家庭を築かせているのです。

法が変わるまで待つのではなく、現行法の中で進行する人権侵害をいかに、いま縮減するか。まさにNPO法人SDGsHelloWorkの活動と通底します。

特定技能外国人の転職の自由は実際には制限されています。だからこそ、そこに特化したインターネットジョブマッチングシステムを構築し、法改正を待たずに人権侵害を止めていかなければなりません。

NPO法人SDGsHelloWorkは、資金調達と並行して賛同者を求めています。クラウドファンディングを行うことで、世論喚起、問題提起を行っています。

多文化共生は実際にはかなり困難な道のりです。

https://camp-fire.jp/projects/view/628713

金額と人数をどこまで伸ばせるか、NPO法人SDGsHelloWorkのクラウドファンディング及び今後の展開に是非ご注目ください。

【特定非営利活動法人SDGsHelloWorkについて】

本社：〒102-0074　東京都千代田区九段南1-5-6りそな九段ビル5階　KSフロア

代表者：代表理事　岸本貴久

URL：https://sdgs-hellowork.com

事業内容：寄付型伴走支援付インターネットジョブマッチングシステムの構築・管理・運営