2008年度グッドデザイン賞 江戸の知恵から生まれたエコ住宅が受賞

太陽光発電や高断熱などを使わず、江戸の知恵を今に活かしてつくられた新しいエコ住宅"江戸Styleの家"が2008年度グッドデザイン賞(戸建住宅部門)を受賞しました。

「江戸Styleの家をつくる会」のデザインディレクター:有限会社光設計(東京都世田谷区、代表:栗原 守)では、木造戸建住宅「江戸Styleの家」が、財団法人日本産業デザイン振興会主催の2008年度グッドデザイン賞(戸建住宅部門)を受賞いたしました。

エコ住宅というと太陽光発電や高断熱など最新の技術を使って提案されているものがほとんどですが、「江戸Styleの家」は江戸の古き良き自立循環型生活の知恵をヒントに、雨・緑などを有効に利用して楽しみながらのエコロジーを目指した住まいです。雨水を2tのタンクに貯めて屋根冷却用の散水やトイレの流し水、お風呂の浴槽、庭の散水… そして高さ4mのゴーヤの緑のカーテンに散水して涼しい空気を室内に取り込む… など雨水をこれほど多用に楽しく使いまわした例は業界でも稀です。また都会の小さな住まいでも、江戸の畳空間を応用した、障子の開閉で狭くも広くも使える「続き間」の知恵を取り入れることで、狭さを感じさせずに快適に暮らす(小さく住む)という古くて新しいデザインコンセプトを提案。木や土など地球に還る自然素材を使う事とあわせ、なるべく機械に頼らずCO2削減を目指し地球とうまく付き合ってゆこうという住宅です。

受賞の理由として審査委員からは「緑、水、風をきめ細かく活用し、パッシブで快適な暮らしを営むことと、小さいながらも狭さに縛られない空間づくりの提案がなされている。地味だが身近なところでの確かさを集積し、楽しみながらデザインしている様子が伝わる。」と設計のコンセプトおよびデザインが高く評価されました。

江戸Styleの家をつくる会では、当時世界で最も進んでいた江戸の自立循環型社会に学び、エコと粋(デザイン)、そして生活を楽しむことの両立を目指した家づくりに取り組んでまいります。

【連絡先】
江戸Styleの家をつくる会
U R L : http://www.edo-style.com/
メール:watanabe@ootuki.co.jp
江戸Styleの家をつくる会事務局
株式会社 大槻ホーム
東京都世田谷区成城3-2-12
担当者:渡邊紳也
T E L : 03-3417-7738
U R L : http://www.ootsukihome.com/
http://blog.livedoor.jp/madorijyuku/
http://www.asbestos-net.biz/

企業情報

企業名 株式会社大槻ホーム
代表者名 大槻明彦
業種 未選択

コラム

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