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退職代行サービス利用者を対象とした退職代行に関する意識調査の実施

退職ラボでは、半年以内に退職代行を利用したことのある人を対象にアンケートを行ったところ、100名の方から回答をいただいた。退職代行利用者の多くは、男性で関東や関西に住まわれている方を中心に全国各地でサービス利用が見られた。退職代行のサービ料金は3万円以下で利用している方がほとんどで、トラブルが起きた方もほとんど見られず、大半の方がサービス利用に満足しているという結果が得られた。

退職ノウハウを発信している退職ラボ(本社:埼玉県さいたま市、代表取締役社長:高橋 清輔)は、クラウドソーシングサイト上で、半年以内に退職代行サービスを利用したことのある人を対象に「退職代行サービス」についてアンケートを実施し、100名から回答を得ました。

以下、概要をご報告いたします。

アンケート調査結果の概要

アンケート調査結果の概要は、以下の通り。

利用者の多くは男性、関東地方または関西地方の人が多く見られた。利用者の5割以上は、労働組合が運営する退職代行を利用した。利用時のトラブルは、ほとんど起きていない。利用者のサービス利用料金は、ほぼ3万円以下。利用者の多くは、退職代行に満足~やや満足している。

実際にアンケート調査結果の詳細について、みていきましょう。

アンケート調査結果の詳細

半年以内に退職代行を利用した人のアンケート調査結果の詳細は、以下の2部構成にて報告いたします。

アンケート回答者の属性利用した退職代行について

アンケート回答者の属性からそれぞれの内容について、報告いたします。

アンケート回答者の属性

今回のアンケート調査に協力していただいた方の男女割合は、以下の通りです。

アンケート回答者の男女割合

男性が62%、女性が38%と男性が大半を占めていました。
男性利用者が多いのは、事前予想していた通りの結果となりました。
今後は、女性利用者がもっと増えてくるかも知れませんね。

続いて、アンケート調査にご協力いただいた方の年齢別の割合は以下の通りとなります。

アンケート回答者の年齢割合

20代が59%、30代が38%、40代が3%と20代の利用者が大半を占めていました。
10代利用者が確認されなかったことと、事前予想していた以上に30代利用者が多い結果に、年齢別の利用者層を細分化する必要性と母数をもう少し増やす必要があると感じました。

続いて、アンケート調査にご協力いただいた方の居住地域の割合は以下の通りとなります。

アンケート回答者の居住地域

北海道・東北地方が9%、関東地方が33%、中部地方が11%、関西地方が22%、中国地方が15%、四国地方が3%、九州・沖縄地方が7%と関東地方の利用者が多く、次いで関西地方の利用者が多く見られました。
全国的に利用者が見られたため、母数を増やし都道府県別でアンケート調査を実施していく必要があると感じました。

続いて、アンケート調査にご協力いただいた方の居住地域の割合は以下の通りとなります。

アンケート回答者の利用した退職代行業者について

今回のアンケート調査に協力していただいた方が利用した退職代行業者の運営団体の割合は、以下の通りです。

退職代行サービス利用者が利用した業者の運営団体

労働組合系が52%、一般企業が31%、弁護士事務所が14%、その他が3%と労働組合系のサービス利用が大半を占めていました。以前よりも労働組合の退職代行サービスが認知されてきていることが要因と言えるでしょう。

続いて、退職代行利用時のトラブルの有無についてのアンケート結果は、通りとなります。

退職代行サービス利用者のトラブルの有無

トラブルは起きていない98%、起きたが2%とサービス利用者ほとんどの方がトラブルは起きていないと回答されていました。しかし、2%の人がトラブルの発生を回答されているため、業者選びの重要性や退職代行業界の透明化が今後の課題と言えるでしょう。

続いて、退職代行利用時のサービス料金区分についてのアンケート結果は、通りとなります。

退職代行サービス利用者のサービス利用にかかった費用

3万円以下が96%、10万円以下が3%、10万円以上が1%とサービス利用者ほとんどの方が3万円以下でサービス利用していると回答されていました。弁護士による退職代行の中でも一般的に知られていないものや専門分野以外の弁護士の方がお手伝い程度で退職代行サービスを提供している可能性も考えられますね。

続いて、退職代行利用の満足度についてのアンケート結果は、通りとなります。

退職代行サービス利用者の満足度

満足が42%、やや満足が37%、普通が16%、やや不満が3%、不満が2%とサービス利用者の79%の方が満足またはやや満足と回答されていました。利用者の置かれた環境や状況はさまざまですが、「辛い職場をやめられた」、「引き留めを受けていたけど、すぐに退職できた」などと、利用して良かったと感じている方の肯定的な意見が見られました。

一方で、普通~不満と回答した人が21%いた事については、サービス利用の期待値が高すぎてしまったことが挙げられます。「思ったよりも返信が遅く不安だった」、「退職金の回収費用が別途必要になり、予想以上に高額になった」など、事前の期待値とサービス提供後の現実のギャップに落胆された意見が見られました。

退職代行利用者のアンケートを実施してみて、予想以上の反響をいただき、嬉しくもさまざまな課題点も見え、今後も定点観測的にアンケート調査を実施していく必要性を感じました。

アンケート調査の概要

退職ラボでは、2022年4月に退職代行サービス利用者に対して、意識調査アンケートを実施しました。
アンケートの概要は以下のとおりです。

アンケート調査の概要

調査時期:2022年3月15日~2022年4月15日
調査対象:半年以内に退職代行サービスを利用したことがある人
調査方法:クラウドソーシングサイトにてアンケートを実施
調査項目:選択式 5問、記述式 2問、所要時間 5分程度
調査目的:退職代行サービス利用者の意識調査
調査本数:全国各地の男女100人
調査責任者:退職ラボ 高橋清輔



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企業情報

企業名 ユーアンドアイ
代表者名 高橋 清輔
業種 ビジネス・人事サービス

コラム

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