三重県産の廃棄野菜と米粉を使ったグルテンフリーなワッフルクッキー『ベジッフル』が販売開始。コンセプトは美味しく食べて減らそう STOP食品ロス！

食品関連

この度、三重県松阪市を拠点に活動するNPO法人Mブリッジエシカル推進チームでは、エシカル推進事業の１つ「食品ロス削減と意識啓発」として、地域企業や高校から提供いただいた廃棄食材を使用した無添加でグルテンフリーなワッフルクッキーを開発し販売を始めた。

＜背景＞

　三重県松阪市を拠点に活動するNPO法人Mブリッジエシカル推進チームでは、2012年のチーム発足以来、ガイドブックや地域情報誌の作成、ツアーの実施、講師など様々なエシカル推進を行ってきました。2020年からは、独立行政法人地球環境基金助成より「エシカル消費の啓発活動事業～消費者にできる身近な SDGｓとして伝え広げる～」と題し、食品ロス削減プロジェクト・オンライン講座開設プロジェクト・オンラインエシカル商品レビュー会を実施。その中の１つ、食品ロス削減プロジェクトにおいて、産学民が連携し、地域の廃棄食材を使った商品を開発し販売を開始しましたのでご報告させて頂きます。

＜概要＞

　三重県松阪市内にある「JAみえなか」さんでは毎月50～100㎏の野菜が廃棄されていたり、三重県立明野高校で育てるお米「結びの神」は年間100～150Kgの規格外の小米も大半が捨てられてきたりしました。そこで、こうしたこれまで廃棄されてきた地元食材を活用しつつ、家族が安心して食べられる商品が作れないかと子育て中のママたちが立ち上がりました。

　試行錯誤し、ようやく、栄養価の高い地元の季節の廃棄野菜を使いつつ、安心安と食育という観点から、アレルギー特定原材料7品目を除いた無添加でグルテンフリーなものに仕上げました。

　商品名の「ベジッフル」は、ベジタブル（野菜）×ワッフルから名付けました。商品タグのトレードマークである『V』のマークは、米粉の提供先である明野高校の生徒が考案。

　商品のコンセプトは、「美味しく食べてSTOP食品ロス」。単に、美味しいのに廃棄野菜でできているということを知っていただき、商品を通して、食品ロスについて考える機会になってほしいと考えました。また、孤食が増える現代で、忙しい朝や帰宅後、どこかの時間で家族が集い食べてながら談笑してほしいという想いから、朝ごはんや手軽なおやつ代わる商品にし、家族でコミュニケーションを図る機会に繋げたいと願って作りました。

　しっかりとした歯ごたえの中にあるサクッと感はやみつきな食感。ぜひ、忙しい朝の食卓やおやつにご活用ください。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

季節の廃棄野菜と規格外のお米を使った

無添加でグルテンフリーなワッフルクッキー『Vegefful-ベジッフル』

サイト）https://ethical-m.jimdofree.com/vege-series/

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

＜特長＞

★1：地域の廃棄野菜を地域で使い切る

これまで廃棄されてきた地元の栄養価の高い季節野菜を使用。地域で使い切ることで、フードマイレージにも配慮。

★2：安心安全

アレルギー特定原材料7品目を除いた、無添加でグルテンフリーな商品

★3：食育