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【病院・看護学校対象】採用ミスマッチをなくすことをテーマに12/9日(木)「オンライン総括報告会」を実施。参考となる2021年度の転職意識調査もあわせて発表

■12/9(木)オンライン総括報告会 「育てる看護師像と求める看護師像ミスマッチをなくすには」をテーマに、看護に携わる関係者がそれぞれの立場から現状や思いを共有する初の試み。コロナ禍に配慮し、オンライン開催を予定。 ・記者が見たコロナ禍の医療現場 ・看護師に求めるもの・看護師育成の現場 ・今後の採用・就職環境について ■転職意識調査概要 ・転職活動経験者は全体の45%、年代別では25歳以降で急上昇 ・「他分野・他領域への関心」と「労働条件への不満」が2大理由でも実際の転職目的は自身のキャリア ・新卒入職後3年以内で84%が転職を検討。中途入職は「入職6ヶ月~1年」が最多数 ・20~30代「よい転職先が見つからなかった」、40~50代「面倒になった」で転職断念の理由は二極化

 

株式会社文化放送キャリアパートナーズ(本社:東京都港区、社長:平田眞人)は、全国の病院・看護学校の進路指導担当者と病院の看護師採用担当者を対象に2021年12月9日(木)「オンライン総括報告会」を実施いたします。参考資料として今年度実施した「看護師転職意識調査(2021年)」の結果を報告いたします。こちらは3/24-6/21に実施し、256件の回答を得ました。概要は以下の通りです。


◆転職活動経験者は全体の45%、年代別では25歳以降で急上昇

看護師の全年代で、実際に転職には至らずとも「活動をして転職したことがある」45%と「活動はしたが転職しなかった」9%を合わせると、活動経験のある看護師は54%と半数以上となった。

実際に転職経験のある看護師に聞いた結果は年代別に見ると、25~29歳で45.9%と急上昇し、35歳~39歳(69.6%)とピークを迎える。その後の50代前半でも58.3%の看護師に活動経験がある。30代で7割の看護師が転職を経験しているという結果になった。


◆「他分野・他領域への関心」と「労働条件への不満」が2大理由でも実際の転職目的は自身のキャリア

 

回答者全体としては、1位「他分野・他領域への関心」41.6%、2位「労働条件への不満労働条件への不満(労働時間夜勤・勤務シフト・休日等)」40.1%、3位「スキルアップ・キャリアアップ」26.3%、4位「職場の人間関係が合わない」24.8%という結果となり、大きく分けると「他分野の関心やスキルアップ」「条件・待遇への不満」、「人間関係」の3点が多数を占めることが明らかになった。これらは年代に関わらず転職理由の上位理由にランクインしている。実際に活動して転職した層と、活動をしたが転職しなかった層を比較すると、「他分野・他領域への関心」や「スキルアップ・キャリアアップ」に関する原因を抱えている層は、最終的に転職を遂行している。一方、労働条件や環境・働き方への不満については、結果として転職せずにとどまっているようだ。

 

■[年代別]転職を考えたきっかけ(複数回答) 


また、各年代別に不満因子を確認すると「スキルアップ・キャリアアップ」「条件・待遇への不満」、「人間関係」以外の理由では、他の年代と比較して下記の比率が高くなっている。20歳代「メンタル面での不調」、30歳代「体力的に負担を感じるようになった」「メンタル面での不調」、40歳代「スキルアップ・キャリアアップ」「看護職そのものが合わない」、50歳代「上司と合わない」「倒産・業績悪化・解雇」「看護感や業務内容のミスマッチ」、60歳代以上「土日に休みたい」、「ライフスタイルの変化(結婚・出産・育児・介護等)による働き方の見直し」。


◆新卒入職後3年以内で84%が転職を検討。中途入職は「入職6ヶ月~1年」が最多数

新卒入職後、わずか「1年以内(3ヶ月~6ヶ月と6ヶ月~1年の合計)」で38%、1年~3年で46%が転職を検討。新卒入職後3年以内で84%が転職を考えていることが明らかになった。一般に新卒で3年以内と言われる転職は、看護職も多職種と同様だと見て取れる。また、中途入職者については、10.2%が1年以内に転職を検討している。


◆転職までに要した時間は活動開始後「1ヶ月以内」が41%、「3ヶ月以内」で77%が終了
 

実際に転職活動を行った層に聞いたものが上記結果となっている。転職活動開始後は1ヶ月で、41.2%が活動を終了している。3ヶ月で77.2%、半年で95.6%と続くので、それ以上時間をかけている層は転職活動に積極的ではなく「いいところがあれば」「チャンスが「あれば」といった消極的な動きであることが読み取れる。


◆20~30代「よい転職先が見つからなかった」、40~50代「面倒になった」で転職断念の理由は二極化
 

■活動したが転職しなかった理由(複数回答)

「活動はしたが転職しなかった」対象者への調査結果、「よい転職先が見つからなかったから」と「転職するのが面倒になったから」がそれぞれ約6割の結果となった。年代別に見ると20代は「よい転職先が見つからなかったから」の比率が高く、40~50代は「転職するのが面倒になったから」の比率が高かった。


◆情報源として転職経験者は3割以上が人材紹介を併用

1位「転職情報サイト(スマホ)」、2位「興味のある病院のホームページ」は転職経験者・未経験者ともに共通。注目に値するのは転職経験者の33.2%が「人材紹介会社」を活用しており、多忙な看護師の情報源として同時に活用されている。一方、転職未経験者での「人材紹介会社」は2割を切っており、「友人や知人からの紹介」が3位で38.7%となっている。


◆転職経験者・転職活動経験者の9割以上は人材紹介に登録、実際に利用したのは6割

転職経験者と転職活動経験者では、人材紹介を「登録をして利用したことがある」が62.45%。結果として利用はしていないが「登録をしたことがある」層と合わせると約86.45%という結果となった。一方、転職経験がない層は人材紹介を「知らなかった」が36.1%となった。

 

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■調査概要
調査名 :「文化放送ナースナビ人材バンク 看護師転職意識調査(2021年)」
調査対象 :文化放送ナースナビ既卒会員
調査期間 :開始:2021/3/24 ~ 終了:2021/6/21
調査方法 :WEBアンケート
有効回答数:256件

 

※調査結果は、端数四捨五入の関係で合計が100%にならない場合があります。
※n=30以下は参考値としております。

 

■本件に関するお問い合わせ先
企業名:株式会社文化放送キャリアパートナーズ 「文化放送ナースナビ人材バンク」編集部
担当者:門司
Email:sjk@careerpartners.co.jp
URL:https://www.careerpartners.co.jp/hospital/
 



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企業情報

企業名 株式会社文化放送キャリアパートナーズ
代表者名 平田眞人
業種 ビジネス・人事サービス

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