【ニュース】アリオン、Wi-Fi CERTIFIED HaLow™認証ラボとして世界初の認定
第三者認証試験、品質検証、およびコンサルティングの総合的な第三者検証ソリューションを提供するアリオン株式会社(東京都 品川区、代表取締役社長:中山英明 以下「アリオン」 )のグループ本社であるAllion Labs Inc.(本社台湾・台北市、CEO : Summer Chien)が、無線LAN標準化団体であるWi-Fi Alliance(以下WFA)より、2021年11月4日、世界初のWi-Fi CERTIFIED HaLow™認証試験機関としての認定を受けました。本認定により、Wi-Fi CERTIFIED HaLow™関連認証プログラムおよびコンサルティングの提供を開始いたします。
Wi-Fi CERTIFIED HaLow™認証プログラムはIEEE 802.11ahテクノロジーをベースに準拠しています。Wi-Fi HaLow™は、従来のWi-Fi規格に比較して、サブ1GHzの周波数帯で長距離通信が実現でき、低消費電力に対応することで、スマート農業、スマートビル、スマートシティなど多様な環境で使われているIoTにおける利用が期待されます。
主な特徴は以下となります。
1. サブ1GHz
2.4/5GHz/6GHz帯を使う従来のWi-Fiとは異なり、サブ1GHzの周波数帯で長距離通信の実現が可能です。
2. Orthogonal Frequency Division Multiplexing (OFDM) 変調方式を採用
変調方式にはOFDMを採用することで、マルチキャリア(複数のキャリア)によって高速化を実現でき、相互の干渉を最少にします。
3. 伝送距離が長く、広いエリアをカバーすることが可能
現行規格より伝送距離は1kmまで届かせることができるほか、複数の端末が接続できることや安定した通信速度などの特徴があり、IoTの通信システムとして様々な分野で活用が期待されます。
4. 低消費電力
Traffic Indication Map (TIM) と Target Wake Time (TWT)モードを利用し、スリープ時間とウェイクアップ機能を調整し、IoT関連デバイスのバッテリー寿命を大幅に向上させることができます。
5. WPA3に対応
Wi-Fi HaLow™には最新のWi-Fiセキュリティ(WPA3)に対応し、SAEハンドシェイクによる個人ユーザーに優れた保護機能を提供します。また、WPA3接続でPMF(保護管理フレーム)を使用することで管理フレームを保護し、Enhanced Openを通じてオープンネットワークの安全性を強化します。
Wi-Fi HaLow™の認証を取得するために必須の試験項目が以下です。

2004 年から無線検証の分野で実績を重ねてきたアリオンは、Wi-Fi Alliance公認の試験機関として、Wi-Fi認証試験や無線デバイスに関する潜在リスクの検出・製品の安全性向上をお手伝いしています。
Wi-Fi CERTIFIED HaLow™認証についてご興味をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせください。
アリオン株式会社 お問い合わせ窓口:service@allion.co.jp
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企業情報
| 企業名 | アリオン株式会社 |
|---|---|
| 代表者名 | 中山 英明 |
| 業種 | コンピュータ・通信機器 |
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