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介護施設の経営支援と高齢者の足の健康のために。 地域産業デジタル化支援事業で介護施設と高齢者をサポートするモデルを創出し全国展開へ。

ヘルスケアDX*1,2の実現を目指すBCC 株式会社(以下当社)は、経済産業省 令和3年度 地域新成長産業創出促進事業費補助金「地域産業デジタル化支援事業」に5月に採択され、ついに事業を始動しましたのでお知らせします。デジタル化の支援には株式会社早稲田エルダリーヘルス事業団のデジタル製品、歩行解析システム「AYUMI EYE」を用います。介護施設への導入からサポートまで一貫したモデル体制を構築する事で、介護現場の業務効率化と高齢者の機能訓練の促進を目指します。 一般社団法人i-RooBO Network Forumが主体となり、共に地域のデジタル化を支援し高生産・高付加価値を創出します。当社は介護レクリエーションで培った介護施設や関連企業とのネットワークを活かし、「AYUMI EYE」の効能を介護現場に実感いただけるよう、ビジネスモデルの実証や展示会でのPRを行い、各地への展開を目指します。

 この度、BCC 株式会社(本社:大阪市西区、代表取締役社長:伊藤 一彦、以下当社)は経済産業省 令和3年度 地域新成長産業創出促進事業費補助金「地域産業デジタル化支援事業」に一般社団法人i-RooBO Network Forum(所在地:大阪市住之江区、会長:坂本 俊雄)とともに採択されました。5月に採択されて以降、関係者で協議を進めついに事業が始動しましたのでお知らせします。

 当社は介護レクリエーションで培った全国の介護施設や関連企業とのネットワークを活かして、地域経済牽引企業のデジタル化支援を行い、モデルケースの創出・構築を目指します。

 本事業では「関西ヘルスケアDXプロジェクトーICT・介護ロボット導入促進-(以下関西ヘルスケアDXプロジェクト)」と題して、高齢者の自立支援に取組む介護施設に介護ロボットなどのデジタル製品を組合わせたシステムを導入・支援することで経営をサポートします。地域経済牽引企業のデジタル化支援には、株式会社早稲田エルダリーヘルス事業団(所在地:東京都港区、代表取締役社長:高嶺 信彦)の歩行評解析システム「AYUMI EYE」を用います。当社は「AYUMI EYE」のもつ性能・効果などを世に発信することで、経営支援・高齢者支援につなげるためにセミナーや展示会などでも広く周知します。

 

 この関西ヘルスケアDXプロジェクトは、「①介護現場の人手不足・②業務フローが煩雑かつ複雑なため、業務効率化を望む。」といった介護現場の主な課題背景から生まれました。このような現状を把握した上で、デジタル製品は定量・再現性が見込まれ、デジタル製品に代替することで施設サービスの質の向上、および業務効率化にもつながると考えます。

 「AYUMI EYE」は、産学連携で生まれた、歩き方の見える化解析システムです。測定は数分で終了し、結果(指標)は即座に点数化されます。指標はわかりやすく専門性を必要としないため、利用者のモチベーションの向上と施設スタッフの負担軽減につながります。また指標に基づくため、利用者と施設スタッフのコミュニケーションが円滑となる他、一律の指標が施設スタッフ間の溝を埋め、共通認識で利用者をサポートすることにつながります。これによる継続的な取組みは、利用者の介護度の維持・改善、介護施設の個別機能訓練加算の獲得となり循環的なサポート体制の構築が可能です。

 しかしこのようなサポート体制の構築には、導入先となる介護現場とのネットワークが必要不可欠です。当社は、これまで介護レクリエーションをテーマに、「介護レク広場(介護レクリエーションのコンテンツ無料提供Webサイト)」や3万人以上の資格取得者を有する「レクリエーション介護士」の資格制度を運営してきました。介護レク広場では、毎日の現場レクに役立つコンテンツ提供を行った結果、現在全国5万人以上が会員となり、うち85%(2021年5月末時点)が介護関係者です。そのため、介護関係者との接点の機会を提供することが可能です。レクリエーション介護士は、介護や高齢者に対する基礎知識を学び、自分の趣味や特技を活かした介護レクリエーションを提供できる人材です。資格取得後は施設などで代行レクリエーションをする「介護レクサポーター」として活躍の機会を提供しています。このように当社は、介護レクリエーションの普及と介護・高齢者支援人材とのネットワークを構築しています。

 このことから関西ヘルスケアDXプロジェクトでは、一般社団法人i-RooBO Network Forum・株式会社早稲田エルダリーヘルス事業団・当社のそれぞれの立場・知見のもと、介護施設の業務効率化と高齢者の機能訓練の向上の支援をしていきます。

引続き当社は、介護レクリエーションを通じて、高齢者と介護に携わる方々の双方に、一つでも多くの笑顔が生まれる取組みを行います。そして、シニアプラットフォームとIT企業のネットワークを生かしてヘルスケアDXの推進につながる事業を実施していきます。

 

*1:ヘルスケアDXとは、ヘルスケア分野において、デジタル技術を生かして、個人・自治体・医療機関・介護施設・企業等をデータでつなぐことで新しい価値を提供する仕組みを作り、個人の健康状態に合わせた予防や治療等による健康寿命の延伸を実現する社会に変革していくことです。

*2:DX:Digital Transformation(デジタルトランスフォーメーション)とは、企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立することです。(参考:経済産業省「デジタルトランスフォーメーションを推進するためのガイドライン(DX推進ガイドライン)Ver. 1.0」(2018年12月))

 

■地域産業デジタル化支援事業 概要

・採択事業名:関西ヘルスケアDXプロジェクト-ICT・介護ロボット導入促進-

・申請主体者:一般社団法人i-RooBO Network Forum

・実証事業者:BCC株式会社

・地域経済牽引企業:株式会社早稲田エルダリーヘルス事業団

デジタル化支援製品:「AYUMI EYE」(https://ayumieye.com/

・URL: https://www.meti.go.jp/information/publicoffer/kobo/2021/k210205004.html

 

■一般社団法人i-RooBO Network Forum 概要

・会長:坂本 俊雄(株式会社ブリッジ・ソリューション代表取締役)

・所在地:大阪市住之江区南港北2-1-10 ATCビル ITM棟3F D-1

・事業内容:「技術」「人材」「情報」などが集まるロボット開発のシンクタンク。「不便の解消」「利便性の追求」「快適性の向上」など、世の中の “あったらいいな”。そうした課題解消を、ロボットなど先端テクノロジーを活用した製品・サービスで実現することを目的に運営

・ホームページ:https://iroobo.jp/

 

■株式会社早稲田エルダリーヘルス事業団 概要

・代表取締役社長:高嶺 信彦

・所在地:東京都港区高輪4-24-58

・事業内容:1.「早稲田イーライフ」通所介護・介護予防通所介護事業所の運営、及び代理店展開2.介護予防プログラムの普及3.特定高齢者向け介護予防事業受託4.介護予防コンサルティング・介護予防効果の評価・分析

・ホームページ: https://waseda-e-life.co.jp/

 

■BCC株式会社 概要

・代表取締役社長:伊藤 一彦

・所在地:大阪市西区京町堀1-8-5 明星ビル12F(大阪本社)

・事業内容:シニアプラットフォームを活用し、IT企業とのネットワークを生かした「ヘルスケアDX」を実現するため、以下2つの事業をおこなっています。

1)ヘルスケアビジネス事業 2)IT営業アウトソーシング事業

・資本金: 1.6億円

・ホームページ:https://www.e-bcc.jp/

 

当プレスリリースに関するお問い合わせ先

担当:BCC株式会社(06-6443-7878)

 



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企業情報

企業名 BCC株式会社
代表者名 伊藤 一彦
業種 その他サービス

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