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オンラインセミナー:ワールドワークとその歴史(講師ドーン・メンケン博士):ミンデル「対立の心理学(仮題)」復刊記念:9月4日(土)午前9時~午前10:30

1995年に執筆された名著「Sitting in the Fire」は主にワールドワークの概念を紹介するものです。16章のうち10章の抄訳が2001年に「紛争の心理学」として日本に紹介されました。その後絶版となっていましたが、今年の冬頃に、16章すべてを翻訳した完全版の『対立の心理学(仮題)』として、英治出版より復刊します。 このオンラインセミナーは10月のミンデル博士による出版記念セミナーに先立って、 ミンデルと共にプロセスワークの創設期を牽引したドーン・メンケン博士にワールドワークの発展の歴史や、印象的だったエピソードを語ってもらう貴重な機会となります。http://ptix.at/nr3S7r 2021年9月4日(土) 午前9時~午前10時30分(日本時間) 参加費:5000円(税込5500円)

オンラインセミナー:ワールドワークとその歴史(講師ドーン・メンケン博士):ミンデル「対立の心理学(仮題)」復刊記念

 

詳細

申し込みURL:http://ptix.at/nr3S7r

2021年9月4日(土) 午前9時~午前10時30分(日本時間)
講師:ドーン・メンケン
形式:オンライン(zoom)
参加費:
一般 5000円(税込5500円)
10月ミンデルセミナー申込者割引 3000円(税込3300円)
主催:バランスト・グロース・コンサルティング㈱
協賛:組織開発コーチ協会
協賛:(社)日本プロセスワークセンター

1995年に執筆された名著「Sitting in the Fire」は主にワールドワークの概念を紹介するものです。16章のうち10章の抄訳が2001年に「紛争の心理学」として日本に紹介されました。その後絶版となり長く復刊が待ち望まれてきました。そしていよいよ今年の冬頃に、16章すべてを翻訳した完全版の『対立の心理学(仮題)』として、英治出版より復刊します。

このセミナーは10月のミンデル博士による出版記念セミナーに先立って、
ミンデルと共にプロセスワークの創設期を牽引したドーン・メンケン博士にワールドワークの発展の歴史や、印象的だったエピソードを語ってもらう貴重な機会となります。

ドーン・メンケン博士は、ミンデル夫妻のいるポートランドにあるプロセスワーク研究所のシニアファカルティであり、人気・実力共にある講師です。3〜4年に1回、世界のどこかで開催される国際イベント「ワールドワーク」は、世界各国から500名超の人々が集まり、世界中で起きいている問題について、ワールドワークの手法を使って対話するものです。テーマは経済格差、人種問題、ジェンダー、環境問題、内紛、歴史に渡ります。出版記念のタイトルは「sitting in the fire(炎の渦中に座す)」という意味ですが、まさにドーンは炎の渦中を何度も生き延びて磨かれた、ファシリテーターとしてのbeingを持っています。彼女の語りやあり様も、今回のセミナーから受け取れる素晴らしい機会となるでしょう。

「ワールドワークは、市の、都市の、そして世界の住民としてのあなたに影響を及ぼします。エルダーシップはコミュニティーの川を開放し、それが再び流れるようにします。あなたがエルダーになれば、あなたは中から変わります。ランクの自覚があれば、他者との関係が深まります。あなたの仲間や街はあなたがやってくるのを歓迎するでしょう。論点や問題は単に解決されるだけではありません。問題があることは、コミュティー形成への道のりなのです。対立をどのように扱うかによって、そのコミュニティーの歴史(未来)が決まることに気づくでしょう。」
「対立の心理学(仮称)」第16章より

【当日のアジェンダ】
・ドーン博士の紹介
・ワールドワークの歴史や印象的なエピソード
・QA
・ワールドワークの応用と未来への可能性

(アジェンダ内容の詳細は変わる可能性があります)

【ミンデル本人によるワールドワーク解説動画】
以下の約30分の解説動画の中でも、書籍「Sitting in the Fire」がワールドワークを学ぶための最重要文献として紹介されています(29分37秒)
 


【原著タイトルSitting in the Fireの意味】
原著タイトルを直訳すると「火の中に座る」となります。いったい何を意味しているのでしょうか。
まず大前提としてワールドワークは対立を扱います。
個人同士:親子の対立、夫婦の対立など
組織間:営業部と製造部の対立、親会社と小会社の対立など。
より大きなくくりでの対立:日本と韓国の対立、白人と黒人の対立など。

よくある解決策は以下です。
・第3者が「まあまあ、仲良くしましょうよ」となだめ、対立を無かったことにする
・強者が弱者を抑え込む
・折衷案をお互いに飲む
・論理的に考え抜き適切な解決策を選択する
・裁判所などの権力を持つ調停機関に依頼する

ワールドワークは上記のいずれとも異なる対立への向き合い方です。
そこには必ずワールドワークを実践するファシリテーターが必要です。

ワークにおいては論理だけではなく、感情面も含めて対立をいったん露わにさせます。
場合によっては対立する両陣営から怒号が飛び交うこともあります。
その真っ只中にいるファシリテーターはまさに「火の中に座る」ことになります。

それから後どうするのか?それはこのセミナーに参加して頂いたり、今年の秋に復刊される書籍を読んでいたければご理解いただけることでしょう。

ひとつだけこの時点でお伝えするとなると、原著の副題が簡潔で良いかもしれません。

「Large group transformation using conflict and diversity」
「対立と多様性を活用して、大きなグループの変容を引き起こす」

【各章からの主要なメッセージの抜粋】
「現在に至るまで、心理学、物理学、社会変革、そして政治学は、分断された分野であった。しかし、ワールドワークが発展するにつれて、心理学は個人ワークを越えて、社会意識と社会変革の領域に拡がりつつある。」(第1章)

「ワールドワーカーが構造的な問題について言及しなくても、ひとたび感情の問題が取り扱われると、従業員と上司は共に、ほんの数時間のうちにゼロから彼らの組織を立て直すことができたのである。」(第1章)

「大変驚くべき状況や、自分とはまったく違う人々と直面しなければならないので、はじめはただ驚き、絶望し、ショックを受けるだけかもしれない。けれども、このワークに自分を沈め、そして自分自身が引き裂かれることに身を委ねると、何かが起こることがある。そのとき、きわめて困難な状況そのものが、素晴らしい教師になりうることを認識し始めるだろう。」(第2章)

「紛争の渦中にとどまることができるエルダーに自分を変容させるのである。そのような自己変容なしでは、私たちはグループの緊張に関する自覚の低さから、世界の諸問題を永続させてしまうだろう。」(第2章)

「ひとたび従業員が怒りを表現すると、経営者の感情は変化し、再び希望が芽生え、驚くような速さで構造的な変化が合意された」(第2章)

「ワールドワークの目的は、ランクを超越することではなく、ランクを自覚し、それを建設的に活用することである。」(第3章)

「人間関係や集団における力の問題を探究するには、ファシリテーターは未知なるものに従わなければならない。プロセスがどこへ導くかは決して予測することができない。
未知なるものに従うことが、持続するコミュニティを育む。(第4章)」

【講師プロフィール】
ドーン・メンケン
プロセスワークの創設者の1人であり、米国プロセスワーク研究所のシニアファカルティ。
世界中で活躍する多くのプロセスワーカーを輩出し、導き手となってきている。
ワールドワークが始まった当初より、大会の運営を担いリーダーとして牽引してきた。
子育てにプロセスワークを応用して書いたペアレンティングに関する書籍は、
amazonの注目書籍にノミネートされている。他に、世界の若者向けリーダーシッププログラムの開催や、
政治家に向けたプロセスワークのリーダーシッププログラムを主催したりなど活躍の場を広げている。

http://www.dawnmenken.com/index.html

【留意点】
・通訳がつきます

 

【お問い合わせ】

https://www.balancedgrowth.co.jp/contact



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企業情報

企業名 バランスト・グロース・コンサルティング株式会社
代表者名 松田栄一
業種 ビジネス・人事サービス

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