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江戸時代中後期の文人、上田秋成最晩年の傑作『春雨物語』。写本でのみ伝わったこの作品に未知の自筆稿本出現! 死の1ヶ月前まで推敲を重ねた営為は何を意味するのか。

『天理図書館所蔵 春雨物語 ― 羽倉本・天理冊子本・西荘本―』
天理大学附属天理図書館 編/大橋正叔 解題
B5判上製・カバー装・650頁・定価 38,500円(本体35,000 円+税)

上田秋成『春雨物語』の新出羽倉本(自筆)を高精細カラー版で掲載し、これまで影印(写真版)が未刊行であった天理冊子本(自筆)および本文完備の西荘本を収録(モノクロ網目版)、解題と羽倉本翻刻を付して刊行。

文学・歴史関連の学術出版を手掛ける、株式会社八木書店出版部(所在地:東京都千代田区神田小川町3-8、代表取締役:八木乾二)は、上田秋成晩年の傑作『春雨物語』の新出自筆本と二つの写本を収めた『天理図書館所蔵 春雨物語 ―羽倉本・天理冊子本・西荘本―』を、2021年5月20日より販売開始いたしました。

 

■『天理図書館所蔵 春雨物語 ―羽倉本・天理冊子本・西荘本―』詳細サイト

https://catalogue.books-yagi.co.jp/books/view/2233

 

■本書の概要

天理図書館では、上田秋成自筆稿本『春雨物語』を新たに収蔵。

秋成は文化6年(1809)6月27日、76歳で門人の荷田(羽倉)信美家にて没した。この稿本は、その羽倉家に代々伝わった秋成関係資料のうちの一つで、本文6篇より成る。巻頭に「序」を掲げ、巻尾に亡くなる1ヶ月前の、文化6年5月の年記を有する奥書がある。これまで未知の自筆稿本であり、『春雨物語』における本文の改稿や推敲過程を考える上で重要資料となる。併せて、影印未刊行であった天理冊子本および本文完備の西荘本を収録し、解題と羽倉本翻刻を付す。

 

■3つの特長

1:新出の羽倉本を高精細カラー版で掲載

高精細画像により、秋成の筆遣いや生々しい推敲の跡を読み取ることが可能。貼紙訂正の下の文字も参考図版として掲出。

 

2:これまで写真版が刊行されていない重要写本、天理冊子本・西荘本を併載

天理冊子本は秋成草稿の断簡集積、西荘本は文化五年本と称されるうちの一本で本文十話完備。秋成の推敲過程を研究するための新たな基礎資料となる。

 

3:解題と羽倉本翻刻を収録

詳細な書誌解題と新出本の翻刻で、本文の判読がより利便になる。

 

■参考

【上田秋成とは】江戸時代中後期の文人、享保19年(1734)-文化6年(1809)。大阪で生まれ、商家の養子として育つ。長じて、蕪村・几董などの俳人や木村蒹葭堂・大田南畝などの文人と交遊を深め、代表作『雨月物語』『春雨物語』の執筆のみならず、国学・和歌など幅広い分野で活躍した。

 

【春雨物語とは】全10編を収める短編小説集。文化5年(1808)に成稿を見たが、以後も死に至るまで改稿を重ねた。著者晩年の歴史観・文学観・宗教観等々、秋成世界の全てが凝縮された傑作。刊本ではなく写本により伝えられ、その本文校訂は今なお学界の大きな研究課題となっている。

 

【株式会社八木書店について】

本社:〒101-0052 東京都千代田区神田小川町3-8

代表者:代表取締役 八木乾二

設立:1934年1月

Tel:03-3291-2969

Fax:03-3291-6300

URL:https://catalogue.books-yagi.co.jp/

事業内容:歴史・文学を中心とした学術書出版



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企業名 株式会社 八木書店出版部
代表者名 八木乾二
業種 新聞・出版・放送

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