神戸元町商店街にて骨格推定AI技術を用いた通行量測定の実証実験の実施 ~通行する人の検知・人数・方向ごとの解析が可能に~

株式会社NTTデータ関西は、神戸元町商店街にて、骨格推定AI技術を用いた通行量の測定を行う実証実験を2021年1月より実施しています。従来、通行量の測定については、測定員による計測を行っていましたが、予め人員確保が必要であり、かつ、様々なエリアを柔軟に測定する事ができず、現状の把握が課題となっています。また、従来のAI技術を活用したサービスでは、インターネットを介して映像を提供する事が多く、個人情報保護の観点より懸念があります。本実験では、既設カメラの映像より本技術を用いて、人の検知を行い、通行量を通行時間・通行方向毎に分類して集計しました。その結果、現地での測定員が不要になる事が分かり、今後の活性化に向けて分析・活用の基礎となる通行量データをはじめとした空間内の人数情報をタイムリーに取得できる事を確認しています。 また、インターネットを介さずに通行量データを取得でき、取得した映像についても保存を行う事や、外部へ連携する事がないので、個人情報の保護や情報漏洩の防止が可能になります。

【背景】
従来、商店街における通行量の測定は、測定員による計測を行っていますが、元町商店街は、全長1.2km・約300の店舗からなる大きい商店街であるため、予め人員の確保が必要であり、かつ、様々なエリアを柔軟に測定することができていませんでした。

NTTデータ関西の骨格推定AI技術を用いて、カメラ映像に基づく通行量の測定を機械的に行い、防犯活動やコロナウイルス感染症対策、商店街の活性化などの基礎情報として活用することを目的としています。

 

【実証実験の概要】

本実験では、元町商店街の既設カメラ映像より通行量の測定を行いました。

期間:  2021年1月

場所:  神戸元町商店街

測定員による人数測定がカメラ測定に置き換わることで、測定員の稼働が、人数測定および測定結果分析の合計約10時間から、測定結果分析のみの2時間に削減できることを確認できました。 AIによる判別結果に基づき、人の通行量に加えて今後は、特定エリアの人の滞留量なども計測し把握する事により、商店街の共有エリアや店舗内などの現状把握に加え、エリアや空間の有効活用、更にコロナウイルス感染症対策における密の回避など、様々な活用が期待されます。

 

【骨格推定AI技術の概要】

NTTデータ関西にて開発を進めている技術であり、AIが人物の骨格を認識することで、人流の計測や人数集計、行動の検知ができるサービスです。本実験のように通行量の調査ができるほか、居室内の人数集計による密対策や通行量の調査、来店人数の集計、空席情報のデータ化、行動の検知など、あらゆるシーンでの実用化を進めています。

 

【今後について】

NTTデータ関西は本検証におけるベースの機能である「人の流量、エリアの滞留量・満空情報」など、映像内の人数情報の検出を可能にする製品を計画し、人数情報に基づく防犯・防疫対策やマーケティングなどによりスマートシティをはじめ地域の活性化に貢献します。また、様々な企業や団体の抱えるデジタルトランスフォーメーション(DX)への課題を解決するために、NTTデ-タ関西の様々な技術やIoTを組み合わせてDXの実現に貢献していきます。



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企業情報

企業名 株式会社NTTデータ関西
代表者名 古田 正雄
業種 その他サービス

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