欧州のデータセンター市場、2024年末に147億2,200万ユーロ到達見込み

株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「データセンターの欧州市場:2021~2025年」 (Tariff Consultancy Ltd.) の販売を5月18日より開始いたしました。

データセンタースペースの70%を占めるFLAP+Dの主要5カ国(ドイツ、英国、オランダ、フランス、アイルランド)の市場が継続的に成長しています(17カ国の合計360万㎡のデータセンタースペースのうち、250万㎡以上のデータセンタースペースを占める)。

 

今後の投資のホットスポットとして注目される国 - 英国、ドイツ、オランダ、フランスの中核市場のほか、スイス、ポーランド、アイルランドなど、大規模な新規投資が行われている国もあります。欧州のデータセンター市場では、施設の新設がブームとなっており、2021年以降、12カ国で70以上のプロジェクトが進行中で、総面積は85万1,000㎡に達し、スウェーデンの10%以下からアイルランドの100%以上まで増加しています。

 

欧州のデータセンターの収益は、2020年末時点で17カ国全体で100億6,300万ユーロ、2024年末には147億2,200万ユーロとなり、同期間中に46%増加すると予測されています。

 

欧州のパブリッククラウドの売上高は、2020年末時点で17カ国全体で534億4,000万ユーロ、2024年末には817億2,600万ユーロとなり、同期間中に53%増加すると予測されています。  

 

各データセンター市場は、パブリッククラウドサービスの増加にもかかわらず成長を続けており、両サービスがほぼ補完関係にあることを示唆しています。データセンター事業者は、クラウドサービスが主要な顧客セグメントになりつつあり、収益の30%を占めていると報告しています。欧州では、ハイブリッドクラウド戦略を推進する企業が増えており、データセンターを経由して相互に接続し、クラウドとコロケーションサービスを組み合わせて利用することで、クラウド事業者とデータセンター事業者の両方に高い収益をもたらしています。

 

データセンターの現状では、ヨーロッパ、特にCyrusOne、QTS、ServerChoice、Iron Mountain、Vantage Data Centersといった米国のデータセンターへの新規投資が注目されています。これらの新規参入企業は、ベルリン、フランクフルト、ミラノ、ワルシャワ、チューリッヒにキャンパス型データセンターを展開しており、Vantage Data Centersはその一例です。

 

 

 

【 当レポートの詳細目次 】

https://www.gii.co.jp/report/taco986070-data-centre-europe.html

 

ご購入検討用にレポートサンプルのご提供なども行っております(無料)。

 

【本件に関するお問合せは下記まで】

販売代理店 株式会社グローバルインフォメーション

Tel:044-952-0102

e-mail:jp-info@gii.co.jp

URL:https://www.gii.co.jp/

〒215-0004

神奈川県川崎市麻生区万福寺1-2-3 アーシスビル7F



ログインするとメディアの方限定で公開されている
お問い合わせ先や情報がご覧いただけます

企業情報

企業名 株式会社グローバルインフォメーション
代表者名 樋口 荘祐
業種 その他サービス

コラム

    株式会社グローバルインフォメーションの
    関連プレスリリース

    株式会社グローバルインフォメーションの
    関連プレスリリースをもっと見る

    • クリックして、タイトル・URLをコピーします
    • facebook
    • line
    • このエントリーをはてなブックマークに追加

    プレスリリース詳細検索

    キーワード

    配信日(期間)

    年  月  日 〜 年  月 

    カテゴリ

    業界(ジャンル)

    地域