コロナ禍で採用本選考早期化。オンライン化で不安な選考フロー、一次面接「回線」、最終面接「回線&面接官の反応」<2022年卒ブンナビ学生調査(2021年1月)>
◆採用本選考への動き、さらなる早期化へ◆一次面接がオンライン化された場合の不安「回線落ち」「環境」◆一方、最終面接がオンライン化された場合の不安「回線落ち」「面接官の反応が分かりづらい」◆お年玉を「もらった」7割超も昨対比減少
株式会社文化放送キャリアパートナーズ(本社:東京都港区、社長:平田眞人)は、2022年卒業予定の学生を対象とした「2022年卒ブンナビ学生調査(2021年1月実施)」の調査結果を発表しました。1/1-1/15で、501件の回答を得ました。概要は以下の通りです。
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■採用本選考への動き、さらなる早期化へ
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「前月の1ヶ月間で行ったこと、経験したこと」について、「採用本選考のES・書類提出」32.4%(前回比+6.5pt)が昨対比+12.0pt となった。「これまで行ったこと、経験したこと」も、採用本選考の「新規企業エントリー」「企業セミナー」「ES・書類提出」「面接参加」が軒並み昨対比+10.0pt以上 という結果に。
▼前月の1か月間で、あなたがおこなった事、経験した事をすべて選んでください。(複数選択)
【- 6.5↓】32.6%:学内の就職ガイダンス参加
【- 3.7↓】20.0%:就職部・キャリアセンターに訪問・相談
【- 9.2↓】22.3%:学内の就活講座・イベント
【+ 6.0↑】41.7%:学外の就活講座・イベント
【+ 3.9↑】12.3%:OB・OG訪問(自発的に行ったもの)
【+ 4.4↑】15.2%:企業からの連絡で社員と会う
【- 0.5↓】53.0%:インターンシップ参加
【+ 6.2↑】25.5%:採用本選考の新規企業エントリー(インターン応募を除く)
【+ 9.4↑】21.3%:採用本選考の企業セミナー(インターンを除く)
【+12.0↑】32.4%:採用本選考のES・書類提出
【+ 9.1↑】26.5%:採用本選考の面接参加
【+ 2.2↑】 6.3%:採用本選考の内定取得
【+ 0.6↑】 1.4%:採用本選考の内定承諾
【+ 0.6↑】 1.2%:就職活動終了
【- 3.5↓】 6.5%:特に活動はしていない
※【】内は昨対比
▼これまでの期間で、あなたがおこなった事、経験した事をすべて選んでください。(複数選択)
【-18.7↓】60.9%:学内の就職ガイダンス参加
【- 5.6↓】37.2%:就職部・キャリアセンターに訪問・相談
【-15.7↓】48.0%:学内の就活講座・イベント
【- 0.0↓】66.0%:学外の就活講座・イベント
【+ 4.4↑】19.4%:OB・OG訪問(自発的に行ったもの)
【+ 1.5↑】21.9%:企業からの連絡で社員と会う
【- 5.0↓】75.9%:インターンシップ参加
【+10.7↑】38.3%:採用本選考の新規企業エントリー(インターン応募を除く)
【+10.8↑】30.4%:採用本選考の企業セミナー(インターンを除く)
【+16.1↑】44.9%:採用本選考のES・書類提出
【+10.6↑】34.8%:採用本選考の面接参加
【+ 3.4↑】 9.5%:採用本選考の内定取得
【+ 0.9↑】 2.8%:採用本選考の内定承諾
【+ 0.6↑】 1.2%:就職活動終了
【+ 2.2↑】 3.2%:特に活動はしていない
※【】内は昨対比
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■一次面接がオンライン化された場合の不安「回線落ち」「環境」
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「本選考の一次面接がオンライン化された場合の不安」について、多い順に「回線落ち」53.2%・「環境」47.8% となった。”イメージとしての”不安でなく、”実体験にもとづく”不安の声も目立つ。
▼企業の採用で本選考の一次面接がオンライン化された場合、不安だと思うことはなんですか?(複数選択)
47.8%:環境(場所・背景・騒音・家族等)
53.2%:回線落ち
27.3%:表情・メイク
21.9%:マナー
26.3%:アピールできない
5.1%:個別質問の機会
46.0%:面接官の反応が分かりづらい
31.6%:社風・雰囲気が分からない
16.8%:他の学生とのコミュニケーション
35.0%:手ごたえがない・分からない
14.6%:選考の納得感が得られなそう
19.2%:ミスマッチが起きそう
5.5%:特に不安はない
1.0%:その他
▼上記の理由を教えてください。
・対面でしか伝わらないことが多くあると思っているから。
・実際に社員さんとの座談会でも回線が悪く聞き取りづらい経験があったから
・どうしても背景に物が映り込む。
・できる限りの準備をしていても、日によって繋がりが悪い時があるので不安だ。 少しでも回線が悪いと緊張するし思うように話せなくなるので不利になると思う。 ズームは動画をうつすだけで、音声は電話でのやり取りにするなどしてくれるとネット環境が気にならず安心である。
・聞き取ることや、しっかり伝えることに集中してしまい、気が散りそう
・zoomで学校の授業を受けていて、相手の発言が時差で送られてきてためコミュニケーションに困ったことがあったから。
・まず、パソコンに着いているカメラを見ながら発言するので面接官の目を見れているのか、どのような反応をしているのかが分からない。オンラインなのでどのように社員の人が働いているのかが分からない。
・実際にネットの繋がりが悪いことは一回があった。本当にどうしようなくて気まずかった。
・犬を飼っているため、面接中に吠えられないかいつも不安に感じている。
・毎日朝から晩まで居慣れている自室でそのまま本番の面接を受けることになっても、気分が出にくい・整えられないため。
・実際にかなり質問しづらい。また、カメラを見て話すことを意識しているため、相手の表情がわからない。対面より緊張しないのはメリットであると考える。
・対面よりも悪い印象になることはあっても良い印象を与えるのは難しいと感じるため。
・電波の状況はどうにもできないから。また、カンペを読み上げる学生が多発していると耳に挟み、目線がうわつくとそのような学生との区別がつかないのではと不安。
・オンラインでの面接マナーは本とかないから
・オンライン化で例年より多くの人をESでは通し短い面接時間で選別する雰囲気がみられ、その中で爪痕を残せるか心配だから。
・ZOOMのやり取りに慣れている面接官なのかそうでないかでも選考に大きく影響がある様に思う。 また,対面で話すこととオンラインでは大きく印象が変わることを実感しているため双方の感じる印象・伝えたいことにギャップが出来るように思う。
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■一方、最終面接がオンライン化された場合の不安「回線落ち」「面接官の反応が分かりづらい」
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「本選考の最終面接がオンライン化された場合の不安」について、多い順に「回線落ち」50.2%・「面接官の反応が分かりづらい」48.6% という結果に。オンラインでの最終面接の場合、面接官を通じた社員の雰囲気・社風が把握しづらいという声も。
▼本選考の最終面接がオンライン化された場合、不安だと思うことはなんですか?(複数選択)
44.5%:環境(場所・背景・騒音・家族等)
50.2%:回線落ち
25.3%:表情・メイク
19.0%:マナー
30.6%:アピールできない
8.7%:個別質問の機会
48.6%:面接官の反応が分かりづらい
28.5%:社風・雰囲気が分からない
8.1%:他の学生とのコミュニケーション
33.4%:手ごたえがない・分からない
22.9%:選考の納得感が得られなそう
23.9%:ミスマッチが起きそう
5.9%:特に不安はない
0.4%:その他
▼上記の理由を教えてください。
・最後まで人事の方以外の社員と会えないことに不安があるから。
・下を向いている方がいたりアピールしても伝わりにくいのではないかと感じた為です。
・先輩方にそういう経験をされた方がいないので不安になる
・会社の雰囲気等掴みにくそうである
・適切に評価されるか不安
・一次面接以降でも同様のことが言えるが、双方向のコミュニケーションにズレが生まれることでミスマッチが見過ごされてしまう危険性がある。
・最終選考で大切だと思われるやる気や熱意の表現がオンライン上ではしにくいように思うので不安です。
・受かっても落ちても実感がわかないイメージがあるから なんとなく味気ない感じがして嫌だから
・最終面接では,会社内の雰囲気や建物の様子,地理的状況などの把握を大事にしたいから。
・一度しかない新卒の会社を選ぶ上で、学生側としては直接会うことのない状態で自分を判断されるのは腑に落ちないから。
・最終選考のため回線落ちしても別日を用意してくれるため問題は無いが、実際に入る企業を決める時の決め手は、人事の人柄や会社の雰囲気となる事が多いため最終選考までオンラインだと掴みずらい。
・最終面接まで全てオンラインだと実際の働き方や社風がイメージしにくいと考えたため。
・最終面接がオンラインじゃなければ、という後悔が生まれそう。
・今志望している企業はプレゼンがあるため、オンラインになるとデータ量が大きくなり(画面共有で回線落ちの可能性がある)、またプレゼン力を訴求しにくいと感じるから。
・社長や役員の方とは対面で実施してほしい。納得感がちがうから。
・回線落ちで不採用になったら、とても悲しいし悔しいから。
・緊張していても上手くコミュニケーションを行えるかどうか心配だから
・選考にかける情熱が対面で行った場合と変わりそうだと考えるから(自宅で行えてしまう分、適当になってしまいそう)。
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■お年玉を「もらった」7割超も昨対比減少
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「今年はお年玉をもらったか」について、「もらった」71.1%と昨対比-9.4pt となった。「総額で何円もらったか」は、「10,000~30,000円」41.0% が最も多く、平均31,681円となり、昨対比-3,688.5円。
▼今年はお年玉をもらいましたか。(択一)
【-9.4↓】71.1%:もらった
【+9.4↑】28.9%:もらっていない
▼「もらった」方にうかがいます。総額で何円もらいましたか(択一)
【-0.0↓】14.2%:10,000円以下
【+2.2↑】41.0%:10,001~30,000円
【+4.1↑】26.8%:30,001~50,000円
【-0.6↓】13.7%:50,001円~70,000円
【-2.2↓】 2.8%:70,001円~100,000円
【-3.6↓】 1.4%:100,001円以上
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【-3,688円↓】31,681円:平均
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トピックス以外の調査結果をご覧になりたい方は、
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■2022年卒ブンナビ学生アンケート調査概要
調査名 :2021年1月アンケート
調査対象 :2022年春就職希望の「ブンナビ」会員大学生・大学院生
調査期間 :開始:2021/1/1 ~ 終了:2021/1/15
調査方法 :Webアンケート
有効回答数:501件
■本件に関するお問い合わせ先
企業名:株式会社文化放送キャリアパートナーズ
担当者:高野
Email:sjk@careerpartners.co.jp
URL:https://www.careerpartners.co.jp/laboratory/
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企業情報
企業名 | 株式会社文化放送キャリアパートナーズ |
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代表者名 | 平田眞人 |
業種 | ビジネス・人事サービス |
コラム
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