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えっ?インターンも、リモートで?!

数ヶ月に渡るコーディングの自己学習のルートの末に、自らが立ち往生していることに気づいたスーリヤ・バネルジー。現在はXoxzoのエンジニアとしてバリバリ働く彼が、「100%リモート企業」で、インターンとしてその道をあるき始めた記録です。リモートワークが活性化する今こそ、読んでいただきたいリモートワークの鍵が記されています。

「素晴らしい仕事をする唯一の方法は、仕事を愛することです。
まだ見つからない場合は、探し続けてください。安住することなく。それを見つけた時に、不思議と自分でもわかるでしょう。」
スティーブ・ジョブズ

 

私は、最終的に「それ」を見つけました。
学生時代から、テクノロジーに関連するキャリアにつきたいといつも思っていました。 Google Code-Inを使用して、まずオープンソースプロジェクトに貢献することの意味を理解し、そのプロセスに関与している巨大なコミュニティに触れました。 何年かして大学を卒業したときには、私は大きな夢に瞳を輝かせていました。 しかし、業界に入った私が就いたのは、エンジニアリングではなく、カスタマーサクセスの職務でした。

 

さて、カスタマーサクセスという職務には独自の学習曲線があり、ビジネスの側面と、 グローバル経済のより大きな全体像に、テクノロジー製品がどのように適合するかを学ぶことができます。 製品の使用例をエンドユーザーに効率的に説明し、エンドユーザーと自社に相互に利益をもたらす方法を学ぶのです。 しかし、私は常にテクノロジーについてもっと学びたくなり、2018年夏、その思いをより強く感じて、キャリアを離れてコーディングの学習を開始することに決めました。

 

学校や大学でコードを学んでいましたが、専門的に行うのは、まったく別物でした。 私は2018年2月に Xoxzo ( https://bit.ly/32NxJmK ) と面接しましたが、惨めにも失敗しました。 突然キャリアを離れ、初めての技術面接に直面し、非常に不安に思う経験に共感を抱く人は、少なくないと思います。 私は緊張のため失敗しましたが、多くの格言にもあるように、「失敗は成功のもと」ー確かに真実なのです。

 

数ヶ月に渡る自己学習のルートの末に、自らがチュートリアルの煉獄、構造も目標設定もない学習を続けている状態で立ち往生していることに気づきました。 人間の脳の面白い点は、一度に1つのものに固執し、それによってあるものから別のものに移動することです。 私は以前に蓄えた知識が、練習の機会もなく消えていくのに気づきました。 そこで、CTOへメールを送り、実務経験が欲しいので、インターンとして参加できるかどうか訊ねました。

 

Xoxzoが 100%リモートの会社である ( https://bit.ly/3jHNQsR ) ことは知っていました。 そのコンセプトは、短いワークライフを、時間という縛りのあるオフィスアワーを備えたオフィスビルのキュービクルから出て働こうという考えでした。 私は常に、人間は9時から5時に限らず、毎日のどの時間帯に働いても生産的であるかもしれない、という事実に疑問を投げかけていました。 そのため、CTOが親切にも提案してくれた次の一手に、短いインタビュープロセスの後、私は夢中ですがりつき、Xoxzo のインターンとして受け入れられました。

 

私はこの会社の、最初のインターン生でした。 正直に言って、自分の知識不足を心から不安に思っていたのですが、みんなと交流を深めるうちその恐怖は徐々に消えていきました。 私はまだ、全社員とのやり取りには制限がありましたが、毎朝Slackを起動して目を覚ますと、いつでも助けてくれる人がいました。

 

短く切り詰めた期間に学んだことがいくつかあります。 まだどれもマスターはしていませんが、取り組み中です。今後の誰かの助けになれば嬉しいと思いましたので、ここに共有します。

コミュニケーションが「鍵」

リモート環境で仕事をするには、何を期待され、何が効率的に伝わっているかを理解するのが、質問せずには少し難しくなります。 初めてデプロイのタスクに取り組んだ時、経験の浅い私に何が求められているのか理解できず、CTOから私の期待されていることをはっきりと伝えられるまで、1日か2日間黙ったまま、無駄な研究に時間を費やしていました。今なお、もっとコミュニケーションを増やす必要がある可能性も感じますし、どんなに基本的な質問であっても恐れずに質問しなくてはならない、と思います。

目指すは、完璧より進歩

これは私たちのCTOが私に言った美しいモットーであり、企業理念であることにも気付きました。真髄をついていると思います。 わからないことに何日も頭でぶつかっていくだけでは、生産性が低くなります。 それよりも、わからないことにできることを先にやってから戻ってみると、わかるところを先に進めた経験が、 わからなかったことを簡単に理解できる解決策になっていることに気づいたりもします。

あなたにも、貢献できることがある

デプロイの作業中にAWSLambda に出会い、その後デプロイにZappaを使用したことがあります。 驚いたことに、CTOがそのZappaプロジェクトを調査中に尋ねた質問に、なんと、私が答えられたのです! 不慣れであるときに質問することは、悪いことではない、と理解しました。 それからは、自身のそれなりの研究の後には、自分の殻をうちやぶって助けを請うことができるよう、毎日気をつけています。

チームとの、作業状態共有

これはとても重要な事です。
リモートでの作業環境では、他人が自分の現在の状況を認知するのが困難ですから、黙って物事を行うのではなく、 毎日の仕事について毎日連絡することが重要となります。 私たちは「デイリースタンドアップ」を実践しており、誰もがその日のタスクをリストアップしています。 ほとんどの場合、自分の仕事を進めているとは思いますが、それについてチームにメッセージを送り共有するのです。

リモートワークを進めるには、強い自己規律が必要

リモートで作業を開始すると、まず、通常の9時〜5時の営業時間から解放される喜びと、自分の設定した時間に作業できる柔軟性を感じます。 しかし、最初のフェーズが過ぎると、短期目標、長期目標、それに毎日の目標を、適切に、自分で、設定することの重要性を理解し始めるのです。 これを怠ると、締め切りに間に合わなくなり、作業に遅れをとる可能性が出てくるのです。したがって、計画 はリモートワークの役割の重要な部分なのです。

オフィスワークと比較すると、リモートは孤独になる傾向あり

通常の仕事では、通勤に慣れ、同僚との社交的生活を送り、ときどきは、アフターオフィスパーティーもあったりします。 残念ながら、リモートワークではそのような社会生活と柔軟性とのトレードオフが、初期段階から無効となるかもしれません。 インターンの身では、オフィスベースの役割のように何か確実なものがないので、少し怖いかもしれません。 ただし、「コミュニケーションが鍵」という最初の原則に従い、独自の調査を行った後尋ねるようにし始めると、 物事はゆっくりと適所に収まり始め、毎日の在宅勤務通勤で節約する時間を活用して、より多くのことを学ぶことができます。

多様で多文化のチームで働く素晴らしさ

私は主に母国のインドに滞在しているので、こんなに多様で多文化のチームとの共同作業を経験するのは新鮮でした。 Xoxzoで働き始めて間もないので、他のチームメイトについてもまだ多くのことを学んでいるところです。 これは実に、ワクワクで楽しみなことなのです!

誰かの進んでいく道すがら、私と同じフェーズを通過し、私の経験に近いものがあったとき、 この記事が何かの役に立つよう願っています。 アメリカの女優ヘレン・ヘイズの、やる気を起こさせる引用で終わります。

 

「どんな専門家も、かつては初心者でした!」



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企業情報

企業名 株式会社Xoxzo
代表者名 池田祐太
業種 コンピュータ・通信機器

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