古材日和グループ　国産古材の再利用促進で空き家問題対策とSDGsに寄与

建築

古材日和グループ（本部：塚田木材株式会社代表：塚田浩之香川県坂出市）は、国産古材の再利用を促進することで、全国に広がる空き家問題への対策と、環境負荷を低減しSDGsに寄与する取り組みを始めます。

■輸入古材中心から国産古材の活用促進へ

古材日和グループは、古材の収集・販売を目的とした全国5社の木材業者で組織された企業グループです。国内外の古材を主に全国の商業施設等に向けて販売しています。

私たちはいま、コロナ禍での厳しい経済状況下において、古材事業を通じて社会の課題解決に貢献し、評価される企業グループを目指しています。

主力商品である輸入古材は、今春以降、コロナの影響で調達先の各国において流通が滞り、入荷しにくくなりました。こうした状況に直面し、今後の事業方針について検討を重ねた結果、輸入古材に頼らず国内で安定調達ができる国産古材の再利用に注力していくことといたしました。

国産古材は主に古民家から採取される数十年経過した木材です。海外から古材を輸入するよりも、国産古材を使うほうが輸送距離も短いことからCO2の削減などにつながり、環境・気候変動への悪影響、廃棄物・森林破壊の削減など、SDGsの方針にも合致します。

また、国内に多く残る、放置された空き家の古材を積極的に買い取ることで、解体費を少しでも軽減し、空き家問題の解決をはかることも将来的な目標としています。

■国産古材の課題への対応

国産古材は寸法が不安定で使いにくいこと、和風のイメージが強くデザインが制限されることなどがネックとなり需要が伸び悩んでいます。そこで、グループ内の製材工場を活用して古材を加工することで、寸法をそろえ、使いやすい壁材・フローリング・柱材の商品化を進めています。また和風空間以外での施工事例を収集し設計士・デザイナーへ提案することで、活用頻度をアップさせていきます。

SDGsへの取り組みを柱とした商品開発を行うことで、お客様からも社会からも評価される企業グループを目指していきます。

■古材日和グループ

《グループ本部 & 関東・国内統括担当》

塚田木材株式会社

〒762-0046　香川県坂出市富士見町１丁目2-19

TEL：0877-35-8177　FAX：0877-46-5205　E-mail：toiawase@kozaibiyori.com

営業時間：平日8:00～17:00、土8:00～12:00

定休日：土(午後)、日祝日

担当：塚田浩之

《北海道・東北担当》

有限会社高橋林業

〒019-2625　秋田県秋田市河辺北野田高屋字黒沼下堤下46-11