イタリアデザイン賞受賞デザイナーズブランドKUDEN、初の日本国内向けストアオープン　着付けのいらないNext Kimonoなど

Gerbera Design株式会社は自社ブランドKUDEN by TAKAHIRO SATOの初の国内向けオンラインショップをオープン致しました。「大切な人に伝えたくなるもの」をコンセプトに掲げ、労働環境に配慮したエシカルな商品やサービスを届けるKUDEN by TAKAHIRO SATO。ブランドを発足しておよそ1年、イタリアでの世界最大規模のデザインアワードを受賞し、国内の需要に応える形でこの度初の国内向けオンラインショップをオープン致しました。海外でも高く評価された、着物を現代のライフスタイルに合わせリデザインしたNext Kimonoをはじめとし、職人が１つ１つ手作りする鞄やマスクなどの商品を揃えています。

・クラウドファンディングからスタートしデザインアワード受賞。KUDEN初の国内向けオンラインショップをオープン

・着物をハレの日から日常へ取り戻す　着付けのいらないNext Kimono

・原価率４０～５０％をキープ。労働環境への配慮などエシカルさを自身で評価したチャートをお客様に明示

・息子のために立ち上げたブランドのコンセプトは「大切な人に伝えたくなるもの」　

▼KUDEN Japan Store

https://kuden.base.shop/

▼KUDEN by TAKAHIRO SATO Official site (英語)

https://ku-den.jp/

■クラウドファンディングからスタートしデザインアワード受賞。KUDEN初の国内向けオンラインショップをオープン

世界最大規模のA'Design Awardにてソーシャルデザインアワードを受賞(2019-2020)

2019年に海外向けクラウドファンディングからスタートしたKUDEN by TAKAHIRO SATO。クラウドファンディングでリリースした最初の商品であるSamurai Mode Jacketは1,000,000円以上の支援が集まりました。

このジャケットは佐藤貴浩がデザインした着付け不要で手軽に着物を日常に取り入れることができるNext Kimonoの１つです。このNext KimonoとKUDENのブランディングはイタリアの世界最大規模のデザインアワードでソーシャルデザインアワードを受賞しました。

これまでは主に自社サイト（英語サイト）にて海外に向け販売を行っていましたが、国内からの需要に応え、初の国内向けのオンラインショップをオープンします。

■着物をハレの日から日常へ取り戻す　着付けのいらない3ピースNext Kimono

国内向けショップでは、KUDENのフラグシップモデルでありクラウドファンディングで多くの支援を集めたSamurai Mode Jacket（＝Next Kimono）のカスタムオーダーも可能となっています。

着物は”ハレの日に着る特別で高価なもの”となり、日常の中から消えつつあります。着物の文化と作り手を守るため、着物に興味を持ってもらうきっかけ作りとしてデザインされたのがNext Kimonoです。

着付け不要の３ピースで、フルセットで着れば着物として。ジャケット、パンツ、シャツはそれぞれ単品でも気軽に日常のコーディネートに取り入れることができます。

ジャケットのカスタムオーダーでは表地と裏地の組み合わせが選ぶことができ、ご注文後職人が1つ1つ手作りする受注生産品となっています。（ご注文確定後、商品の完成までにおよそ1ヶ月～2ヶ月かかります）

■原価率４０～５０％をキープ。労働環境への配慮などエシカルさを自身で評価したチャートをお客様に明示

商品のエシカルさを評価したエシカルチャートと原価の内訳を示したプライスシートは、お客様にわかりやすく情報を開示するためのKUDEN独自の方法です。

「エシカル」＝直訳すると「倫理的」という意味です。

KUDENでは生産に関わる人々の生活や地域、自然環境に配慮してモノやサービスを買うことを「エシカル」と表現し、積極的に実践しています。

エシカルについては、いろいろなアプローチや考え方があり、一概にこれが正しいエシカルというような安易な答えがある訳ではありません。KUDENは、絶えず学び、何がエシカルかにについて、考え実践し続けます。

お客様の代わりに、生地や縫製が自然環境や労働環境を遵守しているかなどを調べ、情報を提供し、商品を作りお届けすることがKUDENの仕事です。

それを透明性を持ってお客様に公表し、お客様自身が判断出来るような情報発信を心がけることを約束します。

■息子のために立ち上げたブランドのコンセプトは「大切な人に伝えたくなるもの」　

KUDEN by TAKAHIRO SATOは佐藤貴浩が自身の息子の為に立ち上げたブランドで、ブランドコンセプトには父として子供に「誰かを犠牲にしたファッションや物を使わせたくない、着せたくない」という思いが込められています。だからこそ、生産者やお客様、デザインやブランドに関わった全ての人が幸せになれるようなソーシャルデザインとしてプロダクトとブランディングをデザインしています。

作り手も笑顔になれる環境で、伝統的な文化や技術を継承する場として、KUDENは伝統職人と障害者雇用を結び付けたいと考えています。