「浴衣の着かた歌」～ひとりで着てみよう～を制作

一般社団法人ひろしまきもの遊び（広島県広島市中区）は、着物を通じて、国内外の方に和文化交流の場をプロデュースさせていただいている会社です。この度、コロナ禍でも自宅で浴衣時間を楽しむ応援企画として、浴衣の手習い唄「浴衣の着かた歌」をリリースいたしました。

「浴衣」は日本の夏の風物詩であるにもかかわらず、新型コロナウイルス感染症対策により花火大会や夏祭りが余儀なく中止となり、浴衣着用のチャンスが減少しています。

一方で、浴衣を着て過ごしたい、という思いはあるものの、自分で浴衣を着ることのできる人は少なく、諦めている人も多くいます。また、自粛生活の意識が強い今、着付け教室に通ったり、美容院などに着付けの予約をする傾向も見られません。

そこで、歌詞の通りに手を動かしていくと、アッという間に自分で浴衣が着られるという、画期的な「浴衣の着かた歌」を制作いたしました。

◆浴衣の着かた歌の特徴

１．5分程度で、浴衣と帯結びが完成

２．和装特有の専門用語は使わず、初心者でも耳馴染みのある言葉を採用

３．衿あわせなど間違いやすい手順を、歌詞で正しく誘導

体育祭など浴衣を着用する学校現場での教材活用も視野に入れていることから、自分で浴衣を着たことのない高校生にも体験してもらい、無理なく着用できることも確認済みです。

「浴衣の着かた歌」はアニメーションで手順を紹介し、Youtubeで配信しています。日本語と英語の字幕をつけ、外国籍の方も浴衣と触れ合えるチャンスを提供しています。

1人でも多くの方に、コロナ禍で迎える夏を浴衣で過ごし、リフレッシュしてもらいつつ、「自分で浴衣が着られる」という自信・技術を身に着けてもらえたら幸いです。

Youtubeにて配信中：ひろしまきもの遊びチャンネル

「浴衣の着かた歌」は、中学生以上の大人（女性）が対象となります。