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どんな子どもにもアートを楽しむ時間を!市民が学校で鑑賞授業、杉並区でのチャレンジ。GoodMorningで活動資金をクラウドファンド中!(2/21迄)

アートわっか・すぎなみは、東京都杉並区の小学校に少人数制の美術鑑賞教室をお届けしています。この活動は、学習指導要領でもうたわれている主体的・対話的で深い学びにつながります。毎年12校程度、5年間でのべ約140コマ、約4000人の児童と授業を実施してきました。活動資金を集めるクラウドファンディングに挑戦中です。

たくさんの子どもが体験できる小学校での授業を続けるために、応援お願いします!

【プロジェクト支援先】
https://camp-fire.jp/projects/view/220184

◎目標額:80万円(2020年度の活動資金、新規メンバー育成費用)

◎2020年2月21日(金)まで

リターンは見学やアートカード体験など!

 

●アートわっか・すぎなみの「美術鑑賞教室」

美術鑑賞というと、知識が必要と思われることも多くありますが、私たちの考える鑑賞は、一人ひとりが作品をみて感じたことからはじまります。感じたこと、考えたことを、作品のどこからそう思ったのか?と問うことで、作品の魅力や味わいに近づいていきます。

この授業では「対話型鑑賞」*1の考えを取り入れ、アートカード*2のゲームで楽しくおしゃべりしながら鑑賞します。

 

現在、学校の多くの授業では、主に一つの正解を答えることが求められますが、美術鑑賞では思ったことに間違いはありません。子どもたちの発言はアートわっかのメンバー「わっかさん」が受け止め、肯定されます。4-5人毎のグループに大人がつくことで、子どもたち一人ひとりの声を丁寧にきくことができます。どんな言葉も受け止めてもらえることは、子どもたちが自由に発想することを助けます。この授業では、普段発言が苦手な子や学校の活動についていけないと思われている子が生き生きと思ったことを話す場面がみられます。

1人で大勢の子どもを見なければならない先生からも、一人ひとりの声を丁寧に聞いてもらえると好評をいただいています。

 

*1対話型鑑賞:複数人で作品を見ながら、知識に頼らず「これは何だろう?」と一人ひとりに考えることをうながし、対話をしながら様々な見方を引き出し、作品の見方を深めていく方法。

*2アートカード:古今東西の美術作品、工芸作品から建築まで多様なアートをポストカードサイズのカードにしたもの。

 

●新しい学習指導要領でもうたわれている「主体的・対話的で深い学び」

授業では子どもたち同士の話し合いを促しながらゲームを進めていきます。

子どもたちは自分とは違う考え方に出会い、ゲームの中で意見が割れることもあります。アートをみることを通して、多様な考え方や意見に触れ、自分との違いを知ったり、共感できることを見つけたり、お互いの考えを聞き合ったりすることで、コミュニケーションを促進させます。

活動後には、「もっとアートをみたくなった」、「同じ絵でもいろいろな見方ができることを知った」、「いろんな意見を聞けてよかった」、「友だちの発想が面白かった」、という感想を聞くことができます。

作品をみることの面白さに気づくと、前のめりになって、もっといいアイデアはないか、もっと自分の気持ちにしっくりくる言葉はないか、と、どんどん夢中になって授業はあっという間に終わってしまいます。

これは、2020年から全面実施される新しい学習指導要領*3で求められている「主体的・対話的で深い学び」に通じる取り組みでもあります。

*3学習指導要領:文部科学省によって定められた、各学校で教育課程を編成する際の基準。教科毎の目標や教育内容が定められている。

 

●大人にも必要とされる鑑賞で得られる力

近年、対話型鑑賞はビジネスの世界でも注目されています。発見する力、想像する力、考え続ける力を育てるとされ、多様化した価値観の中で答えのない問いに向かい続けることを可能にします。

これは授業を受ける子どもだけでなく、授業を届けるわっかさんにとっても同じです。

子どもたちのキラキラした情熱や言葉の発見、もっとよい対話をしたいという気持ちからくるもやもや、活動で感じたことをどうやって先生や周りの人に伝えればいいのか、わっかさん自身も考え続ける実践の場です。

 

●クラウドファンディングの理由

これまで事業立ち上げや新企画実施に杉並区の助成金を活用させていただきました。

杉並区では学校が独自の教育内容を決めることができ、市民の力を学校運営に取り入れています。しかし、無償で一定人数のチーム運営や、価値のある授業を届け続けるのはとても難しいことです。

この活動を持続させるべく、等身大の市民の力で資金獲得と運営を実現する新しいチャレンジをすることになりました。どうぞ応援よろしくお願いいたします。

 

アートわっか・すぎなみ

東京都杉並区や、近郊に住んでいる市民主体で美術鑑賞をおこなうチーム。アートを通した地域の豊かな生活に貢献する活動を目指しています。通年小学校で活動し、不定期に地域イベントや児童館、ギャラリーでも鑑賞会を実施しています。(NPO法人 ARDAが基盤となる運営を担っています。)

 

NPO法人 芸術資源開発機構(ARDA) http://www.arda.jp

2002年設立、誰もが持つアートという力を開発し、その可能性を社会に活かすことで、心豊かな社会を目指すNPO法人。アーティストによるワークショップ事業、アーツ×ダイアローグ®️(対話で美術鑑賞)事業、展覧会企画などを行う。教育機関や美術館、自治体などと協働し、アートプログラムの運営とアートコミュニケーターの育成を行うことで、社会にアート・コミュニケーションの場を創出している。

 

【本件に関するお問い合わせ】

NPO法人芸術資源開発機構 アートわっか・すぎなみ担当:滝

TEL. 03-3266-7055/FAX. 03-6733-8804/E-mail. wakka@arda.jp



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企業情報

企業名 特定非営利活動法人芸術資源開発機構
代表者名 三ツ木紀英
業種 教育

コラム

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