予告のみの作品がハリウッド3冠の快挙!【日本人】と【外国人・混血児】に分断された未来の日本を描いた物語「YOKOHAMA RELIGHT」が映画の本場を席巻!!

映画予告編「YOKOHAMA RELIGHT」がパラマウントピクチャーズ主催「HOLLYWOOD INDEPENDENT FILMMAKER AWARDS and FESTIVAL」にてMOVIE TRAILER部門GOLDを受賞しました。今作は8月に行われた「Los Angeles Independent Film Festival Awards」trailer部門・10月に行われた「Los Angeles Theatrical Release Competition & Awards」International Movie Trailer部門でもWinnerを受賞しており、ハリウッド3冠を達成したことになります。予告編しか存在しない作品がハリウッド開催の業界向け映画祭に選出されるのは異例中の異例になります。

 

この度、清水健斗監督作の映画予告編「YOKOHAMA RELIGHT」がハリウッドで行われた映画祭で3冠を達成いたしました。

今作はパラマウントピクチャーズ主催「HOLLYWOOD INDEPENDENT FILMMAKER AWARDS and FESTIVAL」にてMOVIE TRAILER部門GOLDを受賞。

すでに8月に行われた「Los Angeles Independent Film Festival Awards」trailer部門・10月に行われた「Los Angeles Theatrical Release Competition & Awards」International Movie Trailer部門でもWinnerを受賞しており、ハリウッド3冠を達成したことになります。

 

●予告しか存在しない作品が異例の選出

3つの映画祭はIMDb qualifyingを有しており、映画の本場ハリウッドで行われる業界関係者向けの登竜門的映画祭ということで世界中から作品が応募されてきます。その中でも、trailer部門はシノプシス重視の評価であることや言語の壁があるため、日本映画がWinnerを受賞するのは難しいと言われていました。

 

本作はもともと第3回未完成映画予告編大賞用に制作されました。

本編は無く、予告編とプロットしか存在しません。予告編大賞はファイナリストに残るも、受賞は逃しました。しかし、英語と日本語が約半分の割合で使用されている事、移民問題や人種差別の問題など世界で起きている社会問題を題材にしている事など、世界で通用する要素があると判断し、照準を海外へ移しました。

多言語が入り乱れる独特の世界観・人種の問題を未来の日本で描いている面白さ等、今までにない日本映画のイメージが評価され見事Winnerを獲得しました。

●監督は海外でも高い評価を得る清水健斗

企画・監督は清水健斗。監督作「漂流ポスト」が国内10・海外14の映画祭で上映され、ニース国際映画祭では外国語短編映画最優秀作品賞を受賞するなど、 国内外から注目される新鋭監督です。美しくアーティスティックな画作りと繊細な人間の機微切り取る演出は世界からも高い評価を受けており、 近年は「ユニバーサル主催 シネマティック VR アイデアコンペ」「WOWOW シナリオ大賞」「google VR Creator Lab」に名を連ねるなど 演出だけでなく作家性・企画力も評価されています。

●徹底した取材が描き出す「分断された未来の日本」

世界的問題になっている移民・人種問題・そこから生じる紛争。これは近い将来日本でも起こりえる問題です。訪日外国人の増加・入管法の改正によって外国人は爆発的増えてきています。しかし、法の整備含めて受け入れの体制は整っていない現状。このままいけば、諸外国と同じ問題が起こり、やがて人種や血統を基準にした分断が起こる可能性もあると考え、今作は企画されました。監督の清水は、世界情勢の調査、帰国子女や混血児(以下、ミックス)への聞き込み取材に加え、アメリカ・フランス・イギリスなど様々なルーツを持った人種が共生している国々で取材を敢行。多国籍国家の現状や問題点、人々の感情を調査し、未来の日本で起こりうる問題を物語に取り入れていきました。

また、物語にリアリティを出すため帰国子女・ミックスの役者陣を起用。海外の人々が見ても納得する英語の台詞回しやルックに徹底的にこだわりました。世界的社会問題を題材にしていることと相まって、日本発世界の社会派エンターテイメントを作り上げました。

●今後の展開

海外取材も終わり、脚本執筆に入った今作は、現在行われている未完成映画予告編大賞3.5にノミネートされています。また、引き続き海外映画祭での上映も予定されています。

配給・制作会社はまだ決まっていない状況ですが、日本だけでなく海外との制作も視野に入れた展開が考えられています。

 

≪YOKOHAMA RELIGHT あらすじ≫

遠くない未来の日本。外国人は政府の予想を上回る勢いで増え続け、日本人は居場所を奪われたような恐怖感を持つようになる。追い討ちをかけるように、外国人によるトラブルや犯罪の増加、いつしか日本人は在留外国人を妬み反対運動が起こるようになる。次第に分断されていく人々の心。在留外国人とその子供【混血児(ミックス)】は迫害され、特別地区「CAGE」へと追いやられていく。

そして、2040年……日本人【純血種】とそれ以外【外国人・ミックス】に日本は分断されていた。

そんな閉塞的な世界で、日本人の青年とミックスの少女が出会った事から「アイデンティティ」を巡る物語が横浜で静かに動き出す。

 

【清水健斗監督のコメント】

 

本編が無い作品が映画の本場で評価されたのは率直に嬉しいです。海外で勝負できる作品にするため、世界的な社会性・普遍性を持った作品作りを意識しました。世界では移民問題・国民意識の分断・人種差別が大きな問題になっています。日本では外国人労働者の問題などがニュースで取り上げられていますが、人々はどこか無関心です。問題が表面化した時、外国人やミックスに偏見を持ちがちな日本人は問題を受け入れられるのか?血統・生まれた場所・外見・名前・心…この国で生きる人間のアイデンティティは何で決まるのか?日本が抱えている人種流動の矛盾、人種差別的な考えを軸に、閉鎖的な世間にアイデンティティのあり方を問いかける事ができる、日本でも世界でも通じる社会派エンターテイメント作品を目指しました。人々がいがみ合うのではなく共存する未来にするため、今作を通し一度考えてもらえれば幸いです。

 

【本件に関するお問い合わせ先】
RELIGHT プロジェクト
担当:清水
E-Mail:kento3220@mac.com



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企業情報

企業名 清水健斗
代表者名 清水健斗
業種 エンタテインメント・音楽関連

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