【新刊】『ガンとアルツハイマー病はコインの裏表』を刊行しました

専門書を中心とした書籍の出版を手掛ける、三和書籍(所在地:東京都文京区音羽、代表取締役:髙橋 考)は、『ガンとアルツハイマー病はコインの裏表』(2000円+税)を刊行しました。 全国の書店や、Amazon、楽天ブックスなどのインターネット書店でお求めいただけます。 『ガンとアルツハイマー病はコインの裏表』の詳細は、以下のURLからご覧いただけます。 https://sanwa-co.com/9784862513809-2/

 

専門書を中心とした書籍の出版を手掛ける、三和書籍(所在地:東京都文京区音羽、代表取締役:髙橋 考)は、『ガンとアルツハイマー病はコインの裏表』(2000円+税)を刊行しました。全国の書店や、Amazon、楽天ブックスなどのインターネット書店でお求めいただけます。

 

 

ビール苦味成分は微妙に形を変え、両方に効く⁉︎

戸部 廣康 著

A5判 210ページ 並製

価格 2,000円+税

ISBN978-4-86251-380-9

 

「第1部 生命・寿命とは」では、約40億年前に最初の生命体が誕生した頃からの進化の歴史に始まり、「第2部 ガン・アルツハイマー病とビール苦味成分」では、ガンとアルツハイマー病の関係を図と「コラム」でわかりやすく解説している。「第3部 ホップ成分の多用な薬理作用」では、ビール醸造の原料であるホップ成分が人間に対して多種多用な薬理作用を有していることが様々な研究で明らかになった。その薬理作用についての研究報告がされている。このホップ成分の研究は、未だ不明なところも多く、全体像の解明には多くの時間が必要と思われるが、ガン及びアルツハイマー病の発症メカニズムを明らかにすると共に、ガンやアルツハイマー病の予防・治療薬の開発に大きなヒントを与える可能性のある研究である。

 

 

『ガンとアルツハイマー病はコインの裏表』の詳細は、以下のURLからご覧いただけます。

https://sanwa-co.com/9784862513809-2/

 

目次

 

はじめに

第1部 生命・寿命とは

第1章 生命とは何か -エネルギー調達と情報伝達-

Ⅰ 生命とは何か

Ⅱ 生命とエネルギー -ミトコンドリアの役割-

Ⅲ 生命の情報伝達のしくみ -生命活動を統合し、制御するしくみ-

コラム1 シグナル物質(リガンド、アゴニスト、アンタゴニスト)などが結合する受容体の構造

第2章 寿命と老化 -細胞の死、個体の死-

Ⅰ 老化の原因

コラム2 抗炎症剤とアルツハイマー病

コラム3 アルツハイマー病は3型糖尿病か

Ⅱ アンチエイジング

Ⅲ 個体の死、細胞の死

Ⅳ なぜ認知症の根本的な治療・予防薬の開発が、うまくいかないのか

第3章 生物学・医学の進歩

Ⅰ 最近の生物学の進歩と医薬品開発-ワトソン・クリックの遺伝子モデルからAI、iPS細胞、ゲノム編集へ-

Ⅱ 医薬品研究の新しい潮流

 

第2部 ガン・アルツハイマー病とビール苦味成分

第1章 ガンとアルツハイマー病の関係

Ⅰ ガンとアルツハイマー病はコインの裏表

コラム4  ガン及びアルツハイマー病発症に関与する「Pin1」タンパク質の働き

Ⅱ ガンと核転写因子NF-κBの関係

コラム5 NF-κBの薬理作用

Ⅲ ガンとガン抑制遺伝子TP53の関係

Ⅳ フムロンとイソフムロンのガン細胞HL60への作用

Ⅴ イソフムロンのブタ脳細胞への作用 -脳細胞保護作用-

Ⅵ イソフムロンのウシ脳細胞への作用

第2章 生物の情報伝達のしくみ -化学物質と電気信号(シグナル)を利用-

Ⅰ 化学物質を利用する情報伝達のしくみの特徴

Ⅱ 化学物質を用いたシグナル情報伝達とはどのようなしくみか-遺伝子への情報伝達-

Ⅲ タンパク質の構造変化により、情報伝達を行うしくみ-アロステリックサイトとリン酸化・脱リン酸化-

Ⅳ クロストークという現象 -他の情報伝達系とも影響し合う現象-

第3章 脳のしくみ

Ⅰ 脳とはどのような働きをする組織・器官なのか

Ⅱ 脳の持つ機能

Ⅲ 神経細胞は神経伝達物質(ニューロトランスミッター)を用いて情報伝達する

第4章 アルツハイマー病への挑戦はつづく

Ⅰ アルツハイマー病とはどのような病気なのか

コラム6 アルツハイマー病とゴースト血管

Ⅱ 現在認可されている医薬品

コラム7 アルツハイマー病とその早期診断法

Ⅲ イソフムロン研究の進展

Ⅳ ケモブレインの問題 -抗ガン剤の投与中、或いは投薬終了後に起こる記憶力・思考力・集中力の減退-

Ⅴ ケトン体と脳 -神経細胞への効果-

Ⅵ アルツハイマー病に有効とされる他の植物成分ポリフェノール

Ⅶ 現在臨床試験中の化合物

第3部 ホップ成分の多様な薬理作用

第1章 ホップの作る多種多様な化合物

Ⅰ ホップは少ない種類の部品を組み合わせて、多様な構造を持つ化合物を創る

Ⅱ ホップ成分の構造と類似するアラキドン酸化合物

Ⅲ フムロンとイソフムロンの構造の比較

第2章 フムロンの薬理作用

Ⅰ 骨粗鬆症とフムロン

コラム8 シクロオキシゲナーゼー1(COX-1)とCOX-2

Ⅱ フムロンの血管新生阻害活性

コラム9 ガンと血管新生 -ガン細胞を兵糧攻めに-

Ⅲ フムロンの骨髄性白血病細胞U937への作用

Ⅳ フムロンの薬理作用のまとめ

第3章 キサントフモールの薬理作用

Ⅰ キサントフモールのガン細胞HL60への作用-フムロンとの比較-

Ⅱ フムロン、イソフムロン、キサントフモールのガン細胞HL60への作用の比較

Ⅲ キサントフモールの女性ホルモン様作用

Ⅳ キサントフモール、イソキサントフモールと骨粗鬆症

Ⅴ キサントフモールの抗炎症作用(核転写因子Nrf2-AREシグナル経路)

Ⅵ キサントフモールとコレステロール

Ⅶ キサントフモールのNGF(神経細胞増殖因子)誘導作用

Ⅷ キサントフモールの抗変異原活性

Ⅸ キサントフモール、イソフムロンの白髪防止作用

Ⅹ キサントフモールの抗ウイルス作用

Ⅺ キサントフモールの筋肉老化防止作用

Ⅻ キサントフモールの薬理作用のまとめ

第4章 イソフムロンの薬理作用

Ⅰ イソフムロンの標的細胞は脳のどの細胞か

Ⅱ イソフムロンの脳細胞DNAの分解阻害は、アポトーシス阻害、或いはネクローシス阻害によるものか

Ⅲ イソフムロンとシグナル伝達機構

コラム10 核転写因子Nrf2

コラム11 死に対抗するタンパク質Bcl-2

Ⅳ アミロイドβの神経細胞内の標的小器官は何か

Ⅴ イソフムロンのアルツハイマー病予防・治療への展開の可能性

Ⅵ イソフムロンの薬理作用のまとめ

第5章 他のホップ成分の薬理作用

Ⅰ ガルシニエリプトンHCのγセクレターゼ阻害作用

Ⅱ ホップに含まれるフラボノールの花粉症症状を軽減する作用

Ⅲ ホップに含まれるアルコールの薬理作用

コラム12 GABA受容体

Ⅳ ビールの放射能防護作用

まとめ

おわりに

参考資料

 

著者プロフィール

 

戸部 廣康 (トベ ヒロヤス)

農学博士

独立行政法人 国立高専機構・高知工業高等専門学校 名誉教授

1947年 東京生まれ

1972年 東京大学農学部卒業。

三楽(現メルシャン)株式会社 中央研究所研究員、財団法人 微生物化学研究所研究員を務める

1980年 東京大学より博士号取得(農芸化学)

1982年から2年間、カナダ・カルガリー大学医学部発ガン研究部へ留学

1990年 ドイツ・ヘキストジャパン株式会社創薬研究所 主任研究員

1997年 高知工業高等専門学校 助教授、99年 同校教授

2013年 定年退官

専門は応用微生物学、天然有機物化学、遺伝子工学、生命科学

2014年 一般社団法人 日本経営士会 会員

経営士

 

 

【三和書籍について】

 

本社:〒112-0013 東京都文京区音羽2-2-2

代表者:代表取締役 髙橋 考

設立:1989年8月26日

資本金:1000万円

Tel:03-5395-4630

Fax:03-5395-4632

URL:http://sanwa-co.com/

事業内容:専門書を中心とした書籍・電子書籍の出版



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業種 新聞・出版・放送

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