日本を代表する国際的な夏の野外フェスティバル「はこだて国際民俗芸術祭」がクラウドファンディング「CAMPFIRE」で全国から支援を募るプロジェクトを開始。

「はこだて国際民俗芸術祭」はイベント開催に向けての資金調達のために、クラウドファンディングサービス「 CAMPFIRE」にて840万円を目指し、プロジェクトをスタートしました。 本プロジェクトはメイン会場で行われる公演だけでなく、福祉施設などへ訪れて行う巡回公演の移動費、アーティストの滞在費、ボランティアスタッフのために資金調達を行なっています。 音楽、ダンス、ビジュアルアート、大道芸人、雑貨、グルメなどを世界中から一堂に集める日本を代表する国際的な夏の野外フェスティバル。世界の民俗芸術団体や国内アーティスト、大道芸人が1週間にわたって函館に滞在し、元町公園を中心に様々なイベントを行います。 なお、本プロジェクトの募集締め切りは5月30日。一口3,000 円から支援することが可能であり、芸術祭オリジナルグッズ付きチケットや函館グルメセットなどのリターンを手に入れることができます。

一般社団法人 ワールズ·ミート·ジャパン(事務局:北海道函館市陣川町,共同代表:イアン·フランク/ ソガ直人)は2019年3月14日よりクラウドファンディングサービス「CAMPFIRE」にてイベント開催に向けてのプロジェクトを開始いたしました。

 

「はこだて国際民俗芸術祭」2019開催に向けて

https://camp-fire.jp/projects/view/133686

 

2008年から毎年開催している「はこだて国際民俗芸術祭」は、国内外のパフォーマーが集う野外フェスティバルです。これまでに50の国と地域から2000名以上の海外アーティストが来函し、函館旧市街地にある元町公園周辺の4つのステージ・6つのエリアで多くの来場者を魅了してまいりました。 また日本各地からも多彩なジャンルのアーティストが函館に集結し、海外のアーティストと共に個性的なステー ジを作り上げています。

 

フェスティバルのテーマ”Long now,Big here”には、「大きな力を過去から未来へ継承する」という意味が込められています。世界の様々な伝統文化を音楽や舞踊を通して多様な「世界」に出会いその人々の視野を広げることで、未来の世代が世界とより友好的な関係を築いていくための礎になることを目標にしています。

今年で第012回を迎える「はこだて国際民俗芸術祭」の開催回数は常に3桁の数字で表記しています。それは少なくても999回まで続けるという「Long Now」の目標を表すためです。

 

開催当初から市民スポンサーという形で市民や企業から資金を集めて開催してきました。初期段階は任意の寄付形式でおこなっていましたが、2013年から公園入場者に市民スポンサーパスを購入していただく形式にしました。一部の年齢層、特に子ども連れの家族に負担が偏らないような価格設定をしながら財源の確保に努めています。その一つの方法としてクラウドファンディングを通して現在の課題を克服し、また一人でも多くの方々に函館の芸術祭を知ってもらい道南へ遊びにくるきっかけになれればと考えています。

 

「はこだて国際民俗芸術祭」は、日本にいながら色々な文化に触れるだけでなく、海外アーティストにも日本の文化に触れる機会を提供しています。言い換えれば、たくさんの人々が新しい「世界」に出会えるような環境づくりを目指しています。貴重な文化財を有する地方都市でのフェスティバル、そのモデルケースになれるように成長を続けていき、今後も他のイベントとの協力や情報の共有をして、道南の地域活性化のために幅広く活動していきたいと思っています。またクラウドファンディングの支援によって新しい可能性をさらに模索していきたいと考えております。今後も999回という目標に向けてこのイベントを長く続けることができれば、さらに多くの新しい「世界」に出会う環境を提供する事が出来ると確信しております。

 

本プロジェクトによって集められた資金は「はこだて国際民俗芸術祭」2019開催に際しての運営資金の一部として利用されます。資金の主な利用方法は巡回公演の際の移動費・ボランティアスタッフに関連する費用・アーティストの滞在費などです。

 

「はこだて国際民俗芸術祭」では、アウトリーチと称してアーティスト滞在期間中に教育·医療·福祉施設などで巡回公演を行う機会を大切にしています。複数のバスを借り上げる資金を確保することができれば、アーティストの送迎ができるようになり、幼稚園·保育園や老人ホームへの移動が簡易になります。それにより事情があってメイン会場に来られない市民の方々にも、世界の歌や踊りに触れてもらえる機会を増やしていくことができます。

 

また芸術祭は海外アーティストが函館までの渡航費を捻出して、主催者が滞在費を負担するという仕組みで行っています。年々、滞在費の確保が厳しく参加を希望する海外アーティストをお断りすることが生じているという課題があります。現在、アルゼンチン、オーストラリア、オランダ、スロバキア、フィリピン、ブルガリア、モンゴル、リトアニア、ロシアの音楽·舞踊団体と出演交渉を行っておりますが、このプロジェクトで滞在費を十分に確保して、更にひと組でも多くの海外アーティストを迎えられるようにしたいと考えています。

 

次に本イベントは運営の大半をボランティアに支えられています。ボランティアの仕事としては会場の誘導などを担う警備班、北海道有形文化財のある元町公園内の清掃活動を積極的に行うサービス班などがあります。期間中、十分な人数が確保できない事で混雑時の誘導に支障が出て安全なイベントが運営できなくなる可能性があります。またスタッフの休憩時間を充分に確保できない事も改善点と考えています。その課題を解決するためにボランティアスタッフの待遇改善を図ります。具体的にはボランティアスタッフを広域で募集したり、宿泊先の確保、温かい食事の提供などを通じて、来場者が安心して楽しめる環境作りに集中できるようにします。

 

一口3,000円から支援を受け付けており、芸術祭オリジナルグッズ付きチケットや函館グルメセットなどのリターンを手に入れることができます。本プロジェクトは5月30日24時〆切であり、目標金額の840万円の達成、未達成に関わらず、「はこだて国際民俗芸術祭」は開催いたします。

開催日:2019年8月5日〜8月11日

 

· クラウドファンディングとは

インターネット上で個人や団体、株式会社などがプロジェクトを提案し、不特定多数の方からお金を集める仕組み。2000年代初頭から、欧米を中心に企業·団体·アーティストなどが利用したことで広まり、日本では震災後に活発化。被災地支援や医療問題、製造存続の危機に瀕した製品の継続、海外に渡航し夢を実現したい人に至るまで、あらゆる企画が「共感」によって資金を集め、企画を実現させています。

 

 

運営:一般社団法人 ワールズ·ミート·ジャパン

共同代表:イアン·フランク/ ソガ直人

所在地:北海道函館市陣川町52-1

設立: 2010年2月25日

事業内容:社会教育およびまちづくり活動の推進

URL: http://wmdf.org

 

·本件に関するお問い合わせ先

芸術祭事務局

担当者名:シバタ

Tel:0138-52-3815

Email: wmdf@wmdf.org

 



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企業情報

企業名 一般社団法人 ワールズ・ミート・ジャパン
代表者名 Ian Frank
業種 エンタテインメント・音楽関連

コラム

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