第49回日本データ通信協会ICTセミナー「複雑化するサイバー攻撃に対抗する」
当協会では、協会賛助会員、ICT 関連企業の皆様、ICT 分野に興味のある一般の皆様を対象に情報通信制度やネットワーク技術等の最新動向を紹介する「ICTセミナー」を開催しております。 第49回は、悪質化の度合いを深めるサイバー攻撃への対応をテーマに3つの講演をお聞きいただきます。 最初にサイバー攻撃に対処するために政府が取組んでいる法的枠組の整備について総務省の赤阪晋介参事官にその全体像を紹介していただきます。 さらに今後の増加が懸念されるIoTへのサイバー攻撃の現状と見通しを横浜国立大学助教の藤田彬氏にご教示いただき、最後に企業が行う対策のひとつとして有効性が認められているなりすましメール対策「DMARC」について、東京農工大学助教の北川直哉氏に解説していただきます。 サイバー攻撃の現状に関する理解を深め、皆様のサイバーセキュリティ対策向上の一助となる「第49回ICTセミナー」にご期待ください。
データ通信の健全な発展に力を注いでいる、一般財団法人日本データ通信協会(所在地:東京都、理事長:酒井善則)は、第49回 日本データ通信協会 ICTセミナー「複雑化するサイバー攻撃に対抗する」を、以下のとおり開催します。
1.日時: 2018年12月4日(火)14:00~16:30
2.主催:(一財)日本データ通信協会
3.会場:日本橋社会教育会館
東京都中央区日本橋人形町1-1-17 日本橋小学校等複合施設8階
<http://chuo-shakyo.shopro.co.jp/nihonbashi>
4.定員:120名
5.プログラム:
■講演1「電気通信事業法及び国立研究開発法人情報通信研究機構法改正等によるサイバー攻撃への対処仮)」
総務省 サイバーセキュリティ統括官付 参事官 赤阪晋介氏
【講演者より】
IoT化の進展とともに、IoT機器を踏み台としたサイバー攻撃が深刻化しています。このような状況に対し、通信事業者間の情報共有を通じた対処の促進や、脆弱なIoTのユーザーに対する注意喚起を図るため、電気通信事業法及び国立研究開発法人情報通信研究機構法が本年5月に改正され、11月より施行されたところです。本講演では、同法の概要をはじめ、サイバーセキュリティ対策に関する総務省の取組についてご紹介します。
■講演2「IoTにおけるサイバー攻撃の実態と今後の対策について」
横浜国立大学 先端科学高等研究院 特任助教 藤田彬氏
【講演者より】
昨今、IoTにおけるサイバー攻撃は、その件数・手法の両面において、増加・多様化の一途を辿っています。本講演では、横浜国立大学及び協力機関の観測機構において検出された攻撃の観測状況を説明します。また、セキュリティ上の不備がある機器やマルウェア感染が疑われる機器のユーザへの情報提供を通じた対策の試みについて紹介します。
■講演3「送信ドメイン認証技術「DMARC」によるなりすましメール対策とDMARCレポートの活用」
東京農工大学 大学院工学研究院 助教 北川直哉氏
【講演者より】
金融機関や企業、公的機関等を名乗ったなりすましメールは、標的型攻撃やフィッシング詐欺につながる重大な脅威となっています。
本講演では、近年注目されているなりすましメール対策の仕組みであるDMARCを中心とした技術解説に加え、DMARCレポートの活用によって得られる情報についても解説し、送信側・受信側の双方で取るべき対策についてご紹介します。
6.参加費用
3,000円/人
*ただし以下の皆様は無料で受講ができます。
・情報通信エンジニア資格者
・日本データ通信協会賛助会員会社・団体の社員、職員
・電気通信個人情報保護推進センター会員事業者の社員、職員
(準会員の方は有料となりますので、お気をつけ下さい)
7.申込み期限
平成30年11月27日(火)
→お申込はこちらから
<https://www.dekyo.or.jp/contents/seminar/>
■本件に関する問合せ先:
一般財団法人日本データ通信協会 企画広報室 担当:中山、中浦
電話:03-5907-5139(平日9時~12時、13時~17時)
電子メール:ictseminar@dekyo.or.jp <mailto:ictseminar@dekyo.or.jp>
URL: <https://www.dekyo.or.jp/contents/seminar/>
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企業情報
企業名 | 一般財団法人日本データ通信協会 |
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代表者名 | 酒井 善則 |
業種 | コンピュータ・通信機器 |