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【盛会御礼】未来健康共生社会研究会第11回公開シンポジウム「予防医学・医療のあり方」開催報告

一般社団法人臨床ゲノム医療学会

! 2018年9月3日 18時

当臨床ゲノム医療学会の理事長も務める渥美和彦先生(東京大学 名誉教授)の一般財団法人渥美和彦記念財団が主催する未来健康共生社会研究会の第11回公開シンポジウムが盛会に終了致しましたので、ご報告致します。

未来健康共生社会研究会は、参加者の専門知識を養うだけでなく、それぞれの専門分野の英知や技術を多方面(多職種)から見ることで、新しい利用方法や、そのビジネスモデルを創造することを目的に、定期的な開催を行っております。

 

今回のシンポジウムは、渥美 和彦 先生(東京大学 名誉教授)と、梅津 光生 先生(早稲田大学 創造理工学部 総合機械工学科 教授)、白澤 卓二 先生(白澤抗加齢医学研究所 所長)がコーディネイトし、多くの大学・病院の先生方、企業・自治体の皆様にご参加戴きました。

 

■予防医学・医療のあり方 食分野からみたその未来は?

「ベトナム国医療機関における栄養ケア・マネジメント構築支援と機能性食品への期待」

というテーマで、外山 健二 先生(神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部栄養学科 教授)にご講演を戴き、ベトナムの現状から高齢化問題など、どのように解決していくか、また日本の仕組みをどういった形で導入するのが良いか等、わかりやすく解説して戴きました。

座長を務められた長澤 泰 先生(東京大学・工学院大学 名誉教授)の進行のもと、質疑応答では医療分野からの意見も多く、病院の現状を変えるにはどのようにすべきか、議論がなされました。

 

■予防医学・地域医療から

「地域における運動介入の検証」

というテーマで、能勢 博 先生(信州大学学術研究院 特任教授)にご講演を戴き、NHKをはじめとした多くのメディアで取り上げられ、その効果が海外でも認知されている「インターバル速歩」について、その効果およびエビデンスを中心に解説して戴きました。

体力が向上すると、それに比例して生活習慣病の指標のスコアが良くなる、そして「インターバル速歩」の継続率が非常に高い、更に医療費の削減といった、多くのデータを公開して戴きました。参加された方の多くはその場で「インターバル速歩」のアプリをダウンロードされており、その関心の高さを伺うことができました。

 

続いて「長寿県長野における予防医療のインフラ」

というテーマで、白澤 卓二 先生(白澤抗加齢医学研究所 所長)にご講演を戴き、先生のご専門の「長寿遺伝子」を中心に、長寿の方が多い長野県高山村での調査および分析結果も解説して戴きました。

その話題は多岐にわたり、先生が携わっておられる「10歳若返るアンチエイジング・キャンプ」のお話では、プロスキーヤーの三浦豪太さんとスノーシューを履いて、班尾高原の雪原を散策するプログラムで、「10歳若返るのではなく、10歳になった気分」との参加者の声も紹介されました。アンチエイジングには冒険も重要ではないか?という、生き方についても考えさせられるような内容で、質疑応答でも活発に意見交換がなされました。

 

■新技術・医工学の観点から

「超高齢・縮退社会を見据えた「医学を基礎とするまちづくり」のための空間計画技術」

というテーマで、後藤 春彦 先生(早稲田大学創造理工学部 建築学科 教授)にご講演を戴き、「ひとも元気に、まちも元気に」という考え方のもと、奈良県立医科大学とも連携して行われている研究について、解説をして戴きました。

参加者からも感嘆の声が上がった奈良県橿原市今井町の伝統的な町並みと特色を活かしたまちづくりを、先生がどのように研究されているかの話を多く伺うことができ、質疑応答では、今回多く参加されていた建築関係者の皆様との意見交換だけでなく、今後の展望についても言及されていました。

 

そして最後に「先進医療を受け入れるための未来社会に寄与する人材育成」

というテーマで梅津 光生 先生(早稲田大学 創造理工学部 総合機械工学科 教授)にご講演戴き、今後どのような人材が育成されていくべきか、先生の専門である「レギュラトリーサイエンス」の重要性を中心に解説して戴きました。

特に早稲田大学と東京女子医科大学の共同大学院(日本発)の中で、世界をリードする人材を生み出す、医療レギュラトリーサイエンス研究所について多くお話を伺うことができました。正しい評価・予測制度が重要あることだけでなく、真のイノベーションに辿り着くにはどのような人材を育成していくべきが、活発に議論がなされました。

 

 

【最終プログラムの総合討論の風景】
写真左から、梅津 光生 先生、後藤 春彦 先生、能勢 博 先生、白澤 卓二 先生、外山 健二 先生、長澤 泰 先生

 

■次回の渥美和彦記念財団の主催イベント

2019年1月 賀詞交歓会

渥美和彦記念財団WEBサイト(URL:http://www.kazuhiko-atsumi.org/

 

より詳細な内容および、次回参加、そして当日配布抄録の郵送希望については、

臨床ゲノム医療学会本部事務局までご連絡戴ければ幸いです。

 

■お問い合わせ先

一般社団法人 臨床ゲノム医療学会 本部事務局

〒153-0064 東京都目黒区下目黒1-5-21 目黒DKウエスト2F

株式会社ケンコームJapan内

TEL:03-5436-1343   FAX: 03-5436-1344

メールアドレス mail@rinsho-genome.jp  

 

 



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渥美 和彦

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