日本を震撼!「Gaming BOLT」世界初の技術発表ワークショップ開催 ~ブロックチェーンゲームDApps2.0ブーム到来を牽引

台北発のブロックチェーン技術Gaming BOLTの世界初のワークショップが開催されました。ブロックチェーンのゲーム業界での活用を現実的なものにし、その安全性、利便性、低コストといった特徴からゲーム開発による業界競争への参入のハードルを大いに下げ、またゲームのみならず金融や著作権管理など幅広く活用されることが期待される技術です。そのためゲーム業界以外の業種からも参加者が集まり50名の会場があふれ70名近くが集まりました。

TideiSunグループ(泰徳陽光集団、本社・香港)は8月6日、東京大手町ビルSPACESにて、パブリックブロックチェーンゲームアプリケーション技術Gaming BOLTの技術発表ワークショップを開催した。該グループのブロックチェーン技術会社InfiniteChain(台北)のメンバーも来日、BOLTの世界初の技術発表の場となった。

ゲーム開発会社、取引所、ブロックチェーン技術者、ブロックチェーン関連メディア、ICO企業などからの参加者で会場は満席となり、BOLTに強い関心を示すと同時に、参加者からは即時に多様な応用案や潜在力が挙げられた。TideiSunグループ総裁の陳平氏は、日本企業とのビジネスを始めて30年近くになるが、ブロックチェーンはまた一つの新たなビジネスパートナーシップを築くチャンスである、と語る。

 

Gaming BOLTはブロックチェーンレイヤ2の技術。トランザクション速度を加速し、毎回100万件余り、1000万TPSレベルのトランザクションが可能に、そしてリアルタイムに反映することができる。スマートコントラクトブースタによって、同時に同様のスマートコントラクトを遂行する複数の人たちが同様の結果を得てリアルタイムに利潤をシェアすることができる。つまり、多くの人がゲームで競うシーンにおいて、業界をリードする技術と言える。該技術チームは、BOLTはブロックチェーンゲームDApps2.0のブームを牽引するだろうと予測する。

 

ブロックチェーン開発者協会理事長の赤澤正純氏も出席。BOLTはゲームのみならず、パブリックチェーンの運用での信頼性とクラウドサービスによって、著作権保護においても有効な解決策となるととらえ、この分野でもBOLTを提案できると語る。また、これまでブロックチェーンの使用においては手数料の問題がソフトの開発や応用において大きな障壁となってきた。BOLTはこの課題を解決し、日本のみならず世界のゲーム開発者がブロックチェーン技術を活用し、また、データの改ざんが不可能であるというBOLTの特性は金融業など取引記録や証明が必要な業界でおおいに効果を発揮できると期待する。

 

Gaming BOLTのゲーム開発への導入の先駆けであるゲーム開発企業Platinum Egg代表取締役・竹村也哉氏は、ゲームDApps「クリプトキティーズ」を例に、従来のブロックチェーンにおける、メインチェーンの帯域幅不足やスピードの鈍化、デザイン性の欠如、マネーフローの単純性による多数のゲームプレイヤーによる競争が不可能といった課題を挙げる。そして、ゲームDApps2.0の特長として、豊かなデザイン性、マルチゲーム設計、ユーザーの使用における利便性、膨大なアクティブユーザーという四点を挙げる。BOLTはゲーム業者のDApps2.0の実現を大いにサポートする。さらには高度なトランザクション処理能力で、スピーディーに状況を反映、パブリックチェーンの信頼性を維持、高額なマイナーコストが不要といった特性を持つと説明する。

 

TideiSunグループ副総裁、InfiniteChain社長の陳洲任氏によると、ブロックチェーンゲームは必要不可欠でゆるぎない需要を備えると分析。統計によると、目下、ブロックチェーンDAppsは一週間で6,354ETHを生み出す。日本円に換算して約3億円だ。ゲームの運用においてブロックチェーンは従来のセントラル・サーバーの信頼性の低さを解決、ゲームプレイヤーとゲーム業者が双方ともに利益を享受できる環境を創り上げる。ブロックチェーンゲームの誕生は、小規模なゲーム開発会社に新天地をもたらした。かつては大手ゲーム会社の資金力に牛耳られていたが、まだ大手が参入していないブロックチェーンゲームの領域に先陣を切って参入し、ビジネスチャンスをものにするチャンスを与える。またゲーム会社はブロックチェーンのプラットフォームを構築することでInitial Item Offering(IIO)を行うことができ、ゲーム以外でも新たなビジネスモデルを築くことが可能だ。ブロックチェーンが切り開くToken Economyの目的を達成するものである。

 

TideiSunグループ首席科学者・黄冠寰氏は指摘する。Gaming BOLTブースタはパブリックブロックチェーン上でゲームが運用されるため、スピードの鈍化や取引の遅滞、高額な取引手数料といった問題が生じない。Gaming BOLTはイーサリウムのスマートコントラクトブースタによってコントラクトの公証がなされ、イーサリウムのマイナーによってチェーン上のデータの正確性と完全性が確認される。そしてゲーム会社はゲーム設計をスマートコントラクトに書き込み、ランダムな値で運用することで、信用性が強化され、ゲームプレイヤーにとって信頼のできるゲームを作ることができる。

 

InfiniteChain顧問・和泉翔氏によると、現在のゲーム界では、ゲーム運営者側がゲームのデータを掌握し、彼らが望めば自在にそのデータを変更し、削除することもできる。またゲーム間での資産の振り替えは従来のゲームではほぼ不可能だ。ゲームプレイヤーは従来のゲームではどんなに能力を強化しても、またゲームのソーシャルネットワークを活性化させても、なんら報酬を得ることができなかったが、ブロックチェーンであれば改善可能だ。

 

ワークショップ閉会後も、会場にはゲーム開発者やブロックチェーン技術者らが交流、懇談を続け、BOLTを使った新たなゲームビジネスのアイデアを出し合い、終電近くまで盛り上がりをみせた。

 

 

参照

◆TideiSunグループ​      https://www.tideisun.com/?lang=en

◆BOLT         https://bolt.infinitechain.io/en/

 

 

 

 

 



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企業名 泰徳デジタルサービス株式会社
代表者名 陳 平
業種 その他サービス

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