多彩なIT事業を手がけるInfoDeliver（インフォデリバ）が決済サービスのYAYA-World（ヤヤ-ワールド）の株式過半数を取得して資本参加

中国語圏のモバイル端末向け決済ビジネスで圧倒的なシェアを獲得している「QFPay（キューエフペイ）」の日本でのサービス展開をはじめ、決済・広告・販売促進の分野におけるBtoBビジネスを加速していきます。

クラウド型BPOおよびアウトソーシングソリューションの提供などを手がけている株式会社InfoDeliver（インフォデリバ）（本社：東京都港区、代表取締役会長兼社長：尚捷）は、5月30日（水）、中国語圏で圧倒的なシェアを誇る決済サービスをはじめ広告・販売促進サービスを手がける株式会社YAYA-World（ヤヤ-ワールド）（本社：東京都港区、CEO：リアイン）の株式の過半数取得。資本参加を通して日本でのBtoBビジネスを幅広く展開していきます。

▼「YAYA-World（ヤヤ-ワールド）」公式ウェブサイト：https://www.yaya-world.cn/

▼「InfoDeliver（インフォデリバ）」公式ウェブサイト：http://www.infodeliver.com/

■中国語圏で圧倒的なシェアを誇る決済サービスをはじめ日本でも多彩なBtoBビジネスを展開するYAYA-World（ヤヤ-ワールド）

YAYA-World（ヤヤ-ワールド）は、中国語圏のモバイル端末向け決済ビジネスで圧倒的なシェアを獲得している「QFPay（キューエフペイ）」を手がけるQFPay International Limited.の日本における窓口として、モバイル端末向け決済サービスや決済サービス用APIの提供などを手がけてきました。

とくに、独自開発のAIチャットボットを活用したインバウンド（訪日外国人旅行者）需要にこたえる観光・広告・販売促進サービスを展開するビジネスモデル「NaviJapan」の確立で大きな実績を築いています。

新たにInfoDeliver（インフォデリバ）が資本参加することで、次のような事業に注力し、日本のマーケット開拓とシェア拡大に取り組んでいく予定です。

1．世界規模でのQRコードによるワンストップ決済サービスの拡大

ウィーチャットペイ（WeChat Pay／微信支付）、アリペイ（Alipay／支付宝）、ユニオンペイ（China UnionPay／中国銀聯カード）など世界中で普及が進む電子決済用POSアプリの手軽かつスピーディーな導入を実現します。

手数料は業界でもっともリーズナブル。企業・事業者・店舗にもユーザーにも利用しやすい水準です。

金融機関、提携決済会社などとの連携でスムーズな振替、清算が可能です。

2．新たな広告プラットフォームの提供

QRコード決済を活用して新しい広告チャネルを開拓します。

QRコードによる決済完了時にユーザーのスマートフォンに現在地の観光やショッピング情報を表示。決済店舗は広告収入が得られます。

性別や年齢など決済したユーザーの属性をウィーチャットペイ、アリペイなどの決済サービスと連携してビッグデータとして収集。このデータを商品開発、販売促進などに活用することができます。

3．観光客向けの販売促進サービスの提供

2013年10月の設立以来、YAYA-World（ヤヤ-ワールド）が手がけてきたメディアのプラットフォームはウェイボー（Weibo）、ウィーチャット（WeChat）などをとおして中国語圏で約3億人をカバーしています。独自のプラットフォーム「NaviJapan」を活用することで、幅広いユーザーにリアルタイムで情報を発信することができます。

2017年にYAYA-Worldが日本の大手旅行代理店子会社と提携して開発したプラットフォーム「Easy Go」は、世界中の数百社の旅行会社とOnline Travel Agent（インターネット上だけで取引を行う旅行会社）に利用され、BtoB分野で旅行商品や電子チケットの発行・販売実績をつくりました。